南部梅林

こんにちは　お転婆きららです



立春は文字どおり春を運んできましたね～

こんな暖かい日は旅犬の血が騒ぎます

どこかへお出かけしようよ！

春最初のお花はやっぱり梅ですね

まだ少し早いけど梅を求めて一路南へ

向かったのは和歌山県の南部（みなべ）梅林



梅林に向かう道にはいろんな梅干をはじめ、たくさんの梅製品のおみやげ物店が並びます



南部の梅は一目100万本と言われ、多分日本一の梅の名所だと思うわ



各地の有名な梅林と違うところは、南部の梅は観賞用ではなく、梅干しを作る為のものなの

残念ながらまだちらほら咲き、でもそれだけに人が少なくてのんびりお散歩が出来たわ



もう春の光だね～



満開になると山一面が白いベールをかぶったようになるんだって

ここの梅はほとんどが「南高梅」といわれる品種で、大きな粒にジューシーな果肉で、とても美味しい梅干になります



といってもわたしは食べたことがないけどね

ママは梅干大好きなの　わたしも一度お味見がしたいわ　

この梅の名前の由来は、南部にあった優秀な品種の梅を地元南部高校の先生が研究して、広めたところから
南部高校の愛称をとって「南高梅」と呼ばれるようになったんですって


いきなりイベントに参加する地元の中学生の女の子たちに「可愛い～」と取り囲まれて、ルンルン気分



どう、わたしって人気あるでしょう？



さあ、まずは腹ごしらえ

大好きなソフトクリームをゲット　今年初めてよ



今日は暖かいから、とても美味しかったわ



和歌山と言えばミカンも有名　出会ったおじさんが、私を気に入ってくれて、収穫したばかりの「とうミカン」をくれました



珍しい品種で、八朔でもなく、甘夏でもなく、みずみずしくてとても美味しいのよ



ママは「きららと一緒だったから得したね～」だって

わたしはハナ高々よ

そうこしているうちに、さっき出会った中学生達の太鼓演奏が始まったわ



今日はわたしも静かに鑑賞することができたの



それからまだあまり咲いていない梅林をウォーキング





時々5部咲きの木もあったわ



梅干になるのは白梅だけ　紅梅はダメなんですって

紅梅はきれいだけど、美味しくないみたい






急斜面に植えられた木は、梅の収穫時になると青いネットを広げて、完熟した実をゆすって落とすんですって



それからこんなトロッコのような台車で上に運び出します



その為には今のお手入れが大切なんですって

畑で梅の木を剪定しているおじさんが、今度は梅の切り花をくれました



お花咲くといいな～

観梅にはちょっと早かったけど、春のような一日をのんびり楽しんだわ



厳密には梅ではないけど、蝋梅も咲いていました



水仙もね



畑で出合ったおじさんが「満開のときにまたおいでね～」と言ってくれたわ

あと一月くらい楽しめるらしいけど、できれば山が真っ白になるのを見たいな



やっぱりお出かけはたのしいね