セルティックがスコットランド杯優勝で国内3冠達成 古橋亨梧は公式戦通算34点目の先制弾
[2023年6月4日11時44分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202306040000320.html
移籍は、ほぼ確実と言っていいと思います。どのクラブに移籍するかの問題です。個人としては、今シーズンはスコットランドリーグの得点王に輝き、リーグMVPに選出されました。チームは国内三冠。古橋選手は、去年と併せて五冠です。
古橋選手の能力を高く評価し、セルティックへの移籍を後押ししたのが、ポステコグルー監督です。
セルティックでの実績が高く評価され、(イングランド)プレミアのトットナムが監督招聘のための交渉を持っており、現地メデイアによると実現の可能性が高そうです。
トットナムには、二つ問題があります。ここ数シーズン、監督が大外ればかりでした。だから、クラブは成績不振です。今シーズンもプレミア8位で主要大会の出場権すらありません。普通なら上位6チームに入る格上のクラブです。監督の能力の欠如が大きな原因の一つです。
そんなクラブに嫌気がさしてクラブの生え抜きのレジェンドのハリー・ケーンが移籍を望んでいます。今、イングランド人では最高のストライカーであり代表チームのエース・ストライカーです。プレミアでは、30得点でハーランドには足りませんが、ダントツの2位です。ケーンが望むのは、チャンピオンズリーグでの優勝です。
契約は、2024年までで更新はせず確実にチームを去るでしょう。トットナムとしてはケーンの意思が固い以上、契約切れまでに移籍先を探さないと0円でケーンが移籍します。ケーンとトットナムの経営陣との関係は極度に悪化していて引き止めは不可能です。
このような事情があり、古橋亨梧選手が注目されています。ハリー・ケーンの次のFWとしては実績に欠けますが、とりあえずつなぎの選手としては、十分だからです。ケーン・クラスのFWは今いません。上は、ハーランドとエムバペです。その次がケーンで4番目になると大分、実力的に離れてしまいます。大体、年齢的にも今がピークの選手が多く古橋亨梧選手と同年齢の選手が多いです。
しかも、4番手以下のFWでも移籍金は安くて100億円。多少値が張れば100億円を軽く超えます。そんなに簡単に投資できる金額では、ありません。
古橋亨梧選手だと3000万ポンド(約53億1000万円)と大雑把に半額で獲得できます。もし、古橋亨梧選手が4大リーグのどこかで20得点すれば移籍金は、即100億円に跳ね上がります。その可能性のある選手を今なら半額で獲得できます。
ポステコグルー監督は、秘蔵っ子の古橋亨梧選手を連れて行くだろうと、もっぱらトットナム・サッカー雀の噂になっていると言うわけです。
エースのケーンの残留がない以上、他にFWを探すしかないチーム事情を考えるなら可能性の高い話です。ケーンの代役は、韓国のソン・フンミンしかいません。しかし、ソン・フンミン一人では攻撃力は半分以下に下がります。
「ケーン+ソン・フンミン」が、今のトットナムの攻撃力の全てです。ソン・フンミンが今年はケーンへのボールの供給役に徹しているから今シーズンのケーンの30得点があります。二人合わせて40得点。チームの総得点70点のうちの40得点ですから、ケーンが抜ければトットナムは緊急事態です。
ポステコグルー監督の移籍が現実化してくると、次はトットナムのチーム事情により古橋亨梧選手の移籍問題が、急浮上してきました。全日程が終わるまで、交渉は控えられてきたと思います。これから、監督の移籍交渉や付随する交渉が一気に本格化します。