「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナが得た外交上のフリーハンド(半分)<2024/07/22

2024-07-23 20:12:47 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナは、これまでアメリカから絶大な支持と支援を受けてロシアとの戦争を継続してきました。
「アメリカ=バイデン」です。
逆に言うとウクライナは、ほぼバイデンさんの傀儡と言えます。2021年のロシアとウクライナの間の摩擦は、バイデンさんが激化させ、それに煽られたゼレンスキーが東部独立派に対する攻撃を激化する事により、極限まで緊張が高まりました。
その後、ロシアは2022年2月24日軍事侵攻に踏み切ります。
この間のバイデンさん発言を見る限りロシアとの摩擦回避のための行動は何もしていません。
「来るなら、来い!(と言うより、どうぞ来なさい!)」
の構えです。
自分で緊張を煽り立てておいて、「来るなら、来い!」ではロシアとしても行くしかないでしょう❓

ウクライナ紛争は、こうして始まりました。
他にも沢山ありますが、今日は省略。

しかし軍事侵攻後、和平交渉の仲介がなされ2022年3月~4月に、ほぼ合意に達しました。
これがウクライナにとっては、最後のチャンスでした。
イギリスのボリス・ジョンソンが急遽キエフに駆け付けこの合意を蹴飛ばしてロシアと戦争により解決するよう煽り立てます。
結局一面ではアメリカとイギリスのアングロサクソン連合が、ウクライナ紛争を引き起こしたと言っていいと思います。
しかしゼレンスキーは、和平を選択せず戦争を選択しました。
後は欧米とロシアの代理戦争一直線です。
武器と金を受け取ってしまえば逃げは利きません。
ひたすら欧米のために戦うしかありません。

よく考えなくてもウクライナは自分のために戦っているのではなく、欧米の代理でロシアと戦っている構図です。
もうこの時点でウクライナの意思は無くなりました。

武器と金がなければ、すぐロシアに負けます。
武器と金が欲しければ、ロシアと戦争を続けるしかありません。

しかし戦争も2年半近く経過し、双方とも隠していますが膨大な人的被害が出ています。
ウクライナでは、ほぼ兵士が枯渇しています。
どんなに馬鹿でももう戦争継続は無理だと気が付いていると思います。
しかしアメリカ旦那とEU旦那は貸付金を理由に戦争の継続をウクライナに強要します。
戦争を止めるウクライナの自由意志などありません。
だから、ひたすらプロパガンダを叫んで戦争を続けるしか道がありませんでした。

しかし、ここに来て風向きが変わりました。
戦争遂行に最も熱心であったアメリカ旦那が引退して代替わりすることになりました。
次の有力な旦那候補は、戦争反対の立場です。

ここでやっとウクライナは戦争について考えを変える自由を半分得ることが出来ました。
残り半分のEU旦那は、まだ戦争継続です。
しかし強力な方のアメリカ旦那の考えが変わるのなら話はこれまでとは違います。

バイデンさんが大統領選撤退を明確にしたところでウクライナもロシアとの停戦に含みを残した言動を示すようになりました。
(これまでは、こんなことは絶対に不可能でした)

①の記事>早速、ウクライナ国内では政敵がゼレンスキーにゆさぶりをかけています。どこまでも政争が絶えない国です。
ゼレンスキーは国内向けには、「戦争の勝利はウクライナの独立が守られることで達成される」とこれまでの全領土の奪還からは、かなりトーンダウンしています。
③の記事>ほぼ無視して挑発しまくりだったトランプ氏と電話会談しました。
④の記事>これまで中国の和平提案など無視していたウクライナの外相が、初めて中国を訪問しました。

これに先立ちハンガリーのオルバン首相が、ウクライナ・ロシア・中国と順番に訪問して会談しています。トランプ氏ともフロリダで会談していると思います。
https://www.bbc.com/japanese/articles/cd10d5l2407o

やっと水面下ですがウクライナも何らかの行動が出来るようになったようです。バイデンさんが大統領であれば、絶対に無理だった事です。
半分、「ウクライナが外交上のフリーハンドを得た」と言うのは、このようなことを指して言っています。

これが上手くいくかどうかは現時点では不明です。
しかし、ウクライナ和平を妨げていたのが誰かは分かります。誰かが権力を失うことが決まった途端、事態が一気に動き始めたようです。

次のアメリカ旦那は超強力ですから、EU旦那が少々ごねても簡単に蹴散らかすと思います。
ウクライナは、次期アメリカの超強力旦那のご機嫌を取って、速く戦争を終わらせた方がいいと思います。
とにかく、和平の雰囲気が出てきたのは、いいことだと思います。ついこないだまでは、こんな事を言おうものなら❓
『非国民!裏切者!』
(とオルバン首相はEUから批判されています・・)

<※関連記事>
①領土でロシアに譲歩なら「国民投票必要になる」 キーウ市長、ゼレンスキー大統領にくぎ
2024/7/22 15:06
https://www.sankei.com/article/20240722-EPWKB3AGMJLQHGE6YFU2UQ7X6U/
トランプ氏なら終戦可能 ジョンソン元英首相がデーリー・メール紙寄稿のコラムで見解
2024/7/21 22:46
https://www.sankei.com/article/20240721-ALUUV2EE35JE3N3CTOKXJHMWMA/
③トランプ氏、ゼレンスキー氏と「非常に良い電話会談」 ロシアとウクライナの戦争巡り議論交わす
2024.07.20 Sat posted at 12:31 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35221736.html
④ウクライナ外相、23日訪中 ロシアの侵攻巡り協議
2024年07月22日18時40分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024072200883&g=int


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


第1次トランプ政権時代のアメリカ外交とは❓<2024/07/22

2024-07-23 20:11:33 | アメリカ合衆国

実は、中身は知りません。
興味がなかったからです。
だからマスコミの報道を何となく聞いて、そうか・と思っていました。
しかし、今マスコミについて分かったことは日本のマスコミはアメリカのマスコミのコピーです。しかも、そこに更にフィルターをかけています。
だからアメリカのマスコミの報道の内容を更に日本向けに聞こえをよくして報道しています。
中身など無いも同然です。
しかも大抵、民主党寄りのメデイアの報道の垂れ流しです。

これでは、『第1次トランプ政権時代のアメリカ外交』の内容など分かるはずが、ないことに気が付きました。

これは、今日思いついたことですのでじっくり資料やニュースのバックナンバーを探して読んでいくつもりです。

☆とりあえず、その一部
トランプ氏は「大統領職にふさわしくない」、元側近ボルトン氏
2020年6月19日 10:34 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3289197
国家安全保障問題担当の大統領補佐官だったジョン・ボルトン
マイケル・フリン元陸軍中将(2017年2月に辞任)
H・R・マクマスター将軍(2018年4月に解任)
ジョン・ボルトン
『ほぼ旧式の力と威圧の外交の信奉者』

米大統領、ボルトン補佐官を解任 安保政策に「強く反対」
2019年9月11日
https://www.bbc.com/japanese/49658155
北朝鮮非核化は「リビア方式」にしない トランプ米大統領
2018年5月18日
https://www.bbc.com/japanese/44164998
トランプ氏、北朝鮮ミサイルは「小型の兵器」 発射実験を問題視せず
2019年5月27日
https://www.bbc.com/japanese/48418804
「トランプ外交」とは何だったのか? 国際政治学者はこう評価する
2021.01.23
https://gendai.media/articles/-/78432
【米大統領選2016】トランプ氏 外交政策は「米国第一」
2016年4月28日
https://www.bbc.com/japanese/36157060
「新勢力均衡時代の米国と日本」
三浦瑠麗先生国際政治学者
http://www.asahi.com/ad/chinohiroba/zemi01/page2.html

※なんだか全然分かりませんね❓
だから、これからニュースを読み資料を探して読んでみます。このような手順を踏まないとプロパガンダやフェイクニュースを、そのまま受け入れることになるのは、ウクライナ紛争で経験したところです。
頼りになるメデイアは、ないと思った方がいいです。
聞くべき意見を持つ専門家や識者は、います。
しかし、そのような人たちの意見や見解は大体、隠されているケースが多いです。
どうして❓
主流派(御用筋)に都合の悪いのは、隠すからです。
と言って西側は完全な独裁国家ではありませんから、探せばオープンソースの中に、それが埋もれているのを見つけることが出来ます。

トランプ氏の外交に対する批判は、そこら辺に「山ほど!」巻き散らかされているので、ご自分で読んでください。

私が知りたいのは、トランプ氏が大統領時代に外交についてどのように考え、実際に何をやったかです。

※その一部
『 トランプ大統領は、「北朝鮮は複数の小型の兵器を発射し、一部のアメリカ国民などを動揺させたようだが、私はそうではない。私は金正恩委員長が私との約束を守ってくれると確信している」とツイートした。
 ボルトン大統領補佐官は25日、都内で記者団に対し、これらの発射実験は国連安全保障理事会の制裁決議に違反していると述べていた。』
https://www.bbc.com/japanese/48418804

国家安全保障問題担当の大統領補佐官だったジョン・ボルトン氏は3人目の補佐官です。
まるでトランプ大統領と正反対の意見を述べています。
この年(2019年)9月10日にボルトン補佐官を解任します。

ジョン・ボルトン氏の外交政策は、従来型の力と威圧の外交の信奉者であるように見えます。
トランプ氏の目指す外交は、それとは違うものであったようです。
3人目の解任者となった理由は、3人ともトランプ氏の外交政策を理解せず、あるいは反対したために解任されたと思います。

では、トランプ大統領が目指した外交とはどのようなものか❓
『北朝鮮非核化は「リビア方式」にしない トランプ米大統領』
https://www.bbc.com/japanese/44164998

従来のアプローチと違うのは確かです。

『トランプ氏は「大統領職にふさわしくない」、元側近ボルトン氏』
2020年6月19日 10:34
https://www.afpbb.com/articles/-/3289197
ボルトン氏がこういうのは、ボルトン氏の考える外交とトランプ氏の外交方針が違うと言っているだけです。
違うから批判しています。

https://www.bbc.com/japanese/49658155
『 外交タカ派のボルトン氏は、イランをめぐるトランプ氏の強硬姿勢の主導者だった。

 トランプ氏が最近、ハッサン・ロウハニ大統領との会談に前向きな考えを表明していたが、報道によると、ボルトン氏はこの提案に反対していたという。

 さらに同氏は、北朝鮮やロシア、アフガニスタン政策についても、更なる強硬姿勢を推奨していた。

 今年2月にヴェトナム・ハノイで、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との2回目の会談が物別れに終わった際には、政権内からボルトン氏を非難する声が上がった。同氏が、完全な非核化が実現しない限り制裁解除はしないという強硬姿勢を主張したためだった。
 トランプ氏は7日、大統領公式別荘キャンプデイヴィッドで8日に予定していたタリバンとの「秘密会談」を取り止めたと表明したが、ボルトン氏は、こうしたタリバンとの和平交渉についても反対していた。』

大体、ボルトン氏はこんな調子です。
いわゆるアメリカの主流派の見解と言えます。
力と威圧の外交です。

<その後、トランプ氏はどうしたか❓>
トランプ米大統領、タリバンとの和平交渉は「死んだ」
2019年9月10日
https://www.bbc.com/japanese/49644095
米とタリバンが和平調印、トランプ氏「指導者と会談へ」
By Reuters
2020年3月1日午後 3:29 GMT+94年前更新
https://jp.reuters.com/article/world/-idUSKBN20O1D6/
『 和平合意はカタールの首都ドーハで、米国のアフガン和平担当特別代表を務めるハリルザド氏とタリバンの政治部門トップ、バラダル氏が署名。ポンぺオ米国務長官も調印式に出席した。
 エスパー米国防長官は、和平調印は始まりに過ぎないと指摘。アフガンでの和平実現にはすべての当事者の忍耐と譲歩が不可欠だと述べた。エスパー氏はアフガンの首都カブールでガニ大統領と会談し、和平調印に合わせて共同声明を発表した。
 トランプ米大統領は29日にホワイトハウスで会見し、近い将来にタリバンの指導者と会談する方針を示した。その後メリーランド州で行った保守派の会合では、タリバンが合意内容を守れば戦争は「終結する」と述べた。』

この合意が成立したのが2020年2月29日です。
20年にも及ぶ、NATOのアフガン占領を終わらせるための合意が成立しました。
少なくとも従来型のアメリカ外交をやっていたら絶対に無理でしょうね❓
トランプ大統領が和平合意を主導したから実現したと思います。
トランプ氏以外が大統領だったらアフガン戦争は今もズルズルと続いていたかもしれません。

少なくともトランプ氏は大統領時代にアメリカが泥沼にはまり込んでいたアフガン戦争に終わりの道筋をつけたのは事実です。

今日は、ここまでです。
まだ私の勉強は、これからです。
しかし❓
トランプ氏は、戦争を終わらせた大統領です。
バイデンさんは❓


※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce


2024大相撲7月場所>10日目>照ノ富士10連勝、大の里5勝5敗

2024-07-23 20:09:46 | スポーツ

星取表
https://www.sumo.or.jp/ResultData/hoshitori/1/1/
①10連勝、照ノ富士
②8勝2敗、琴桜
6勝4敗、平戸海
5勝5敗、大の里

十両
①8勝2敗、白熊、獅司
②7勝3敗、伯桜鵬ほか
尊富士(2勝1敗)休場、十両残留は確実
幕下
木竜皇4勝1敗
大青山5勝0敗

※今場所は久しぶりに照ノ富士が体調がいいようで一人旅の十連勝。やはり横綱がいないと場所が締まりませんね。

2番手の琴桜の2敗はこれまでなら優勝争いです。
優勝のレベルが高くなると優勝争いですらありません。
あと照ノ富士がどれだけ現役を続けられるか分かりませんが、現役のうちは横綱の強さを示してほしいと思います。
弱い大関は見飽きました。

新小結の平戸海は6勝4敗と勝ち越しが近くなりました。
新小結で勝ち越すのは、難しいです。
稽古の賜物だと思います。立派!

大の里は5勝5敗で残りの対戦相手を考えると勝ち越しに黄色信号が灯りました。
やはり幕内4場所目で関脇に上がると、他の力士も研究して対策を考えてきます。
本来なら挑戦者である大の里がそうしなければなりません。先場所優勝後は、祝賀会や催事や色々忙しかったと思います。稽古不足は否めないでしょう。稽古の質も問題です。出稽古で大関や強い力士を相手に稽古したのかどうか、強くなろうと思えば強い相手を求めて出稽古に行くことも大切です。
残り頑張って場所後は来場所に向けて稽古に励んでほしいと思います。
新関脇で五分の星でやたら弱く感じるのが、強さの証明です。

十両の白熊はカメでゆっくり出世しています。
大分十両も長くなってきました。
これまで8勝6敗が最高成績ですが、今場所は珍しく10日目で勝ち越しました。段々、強くなってきたのかもしれません。
伯桜鵬は7勝3敗と順調。

幕下では木竜皇4勝1敗、大青山5勝0敗とこの二人が十両に昇格しそうです。
圧倒的に強いかなと思った阿武剋は6勝4敗で、そうでもありません。しかし西十両筆頭ですから勝ち越せば新入幕でしょう。新入幕後、どのような成績を残すか❓

今場所は、普通に楽しむ場所になりました。
流石に3場所も幕内経験が少ない力士が優勝することはなかったです。今後も、ほぼないようなことを2場所連続で見ると、それが普通に感じるのが不思議な誤解です❓


※関連記事目次
「欧州サッカー&大相撲&ボクシング」の記事目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e1c3411cc4e400cbb1f90e45064e8d35


2024MLB>後半戦注目の若手選手、ボビー・ウィット・ジュニア

2024-07-23 20:08:25 | MBL & プロ野球

ボビー・ウィット・ジュニア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%A2

テキサス州コリービル・ヘリテージ高校の時、2019年ドラフトで全体2位でロイヤルズから指名されてプロ入りしました。
高校生で全体2位指名は、誰もが認める逸材の証明です。
メジャー3年目で、去年はメジャー2年目で長打力に優れた成績を残しました。
二塁打28三塁打11HR30、塁打数317、OPS813、盗塁49
守備は、ショートです。

今年は、打率が目立ちます。
前半が終わったところでランキング2位でした。
後半戦は更に打率を上げて「.337」
1位のクワン君がやや落ちて「.346」

塁打数が229、OPS.958と昨日まで抜群成績を残しています。ロシヤルズも地区3位ながら勝率「.554」でプレーオフの権利を獲得できる勝率です。
去年はア・リーグの中地区はレベルが低く、ロイヤルズもダンぺに近い地区4位に沈んでいました。
他にも理由はあると思いますが、ボビー・ウィットの前半戦の大活躍がロイヤルズ躍進の原動力だろうと思います。

個人成績で良い成績を上げチームの勝利にも貢献している点が素晴らしいと思います。

去年の成績を見るなら長打力の方で能力を示しそうですが、今年は見事にOPSを上げてきました。
OPS「9.000」以上はA(素晴らしい)評価です。(ほぼ超一流。)
もうシーズンも後半戦に入っていますから(101試合消化)残りは、61試合です。
後半戦に入り更に調子が上がっていますから、このまま突っ走りそうです。

そして成績を見ると、何か思いつきませんか❓
長打力を兼ね備えた抜群の打力、ショート守備、盗塁

そうです。
典型的な5ツールプレーヤーです。
まだ24歳ですからね。
5ツールプレーヤー・タイプの選手は、早い時期から才能を示すことが多いです。
バリー・ボンズも、このタイプの選手です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%82%BA
通算HR数が歴代1位ですので、ホームランバッターの代名詞のように言われますが、選手しての前半は5ツールプレーヤーです。バリー・ボンズは薬物など使わなくてもダントツに優れた選手です。逆に薬物使用で評判を落としてしまったのが惜しいですね。ボンズなら薬物を使わなくても素晴らしい成績を残していたと思います。

ボビー・ウィット・ジュニア君には、バリー・ボンズのような優れた5ツールプレーヤーの期待が持てます。
打率が大幅に向上したのは、打撃技術が大きく進歩したことを示しています。
今既に凄いと言えますが、将来が本当に楽しみな選手だと思います。

☆今日終わっての成績
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/stats/batter?gameKindId=1001&type=tb
塁打数、安打数、打率、OPSが更に向上して驚くべき数字になりました。塁打数はジャッジの240の次の238です。
打率.341は1位クワン君と僅差の2位です。
首位打者ランキングは逆転しそうです。
このまま行けば、大ブレイクです。
ほんと、凄いね!
塁打数も現在のヒットのペースが続けばジャッジを逆転する可能性があります。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024MLB>7月22日>今日はT・ヘルナンデスの日3安打3打点でドジャースが勝利

2024-07-23 14:30:13 | MBL & プロ野球

ドジャースがT・ヘルナンデスのバットで接戦を制す 同点弾に2度の勝ち越し打
[2024年7月23日13時51分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407230000416.html

T・ヘルナンデスがソロHRを打ちタイムリーヒット2本で2打点。3点目が決勝点でドジャーズが勝利。
チーム安打6本でチーム得点が3点です。
T・ヘルナンデスが一人で野球をやって一人で勝ったような試合でした。
翔平君は3打数無安打1四球で沈黙。
ジャイアンツの先発の左腕スネルの出来が良くて、ドジャースの1~3番は全員沈黙(無安打)。
4番のT・ヘルナンデスの時に、ランナーがいる展開になり運よく勝てたような流れでした。

ジャイアンツが早いイニングで追加点を取っていれば試合は決まっていたかもしれません。

<もう一人のヒーロー>
ドジャースのメジャーデビュー右腕がまさかの初失点 サイ・ヤング賞左腕との投げ合いで力投も
[2024年7月23日12時22分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407230000291.html
「メジャー初登板のリバー・ライアン投手(25)が、5回1/3を1失点と好投」
1失点は、キャッチャーのパスボールですので自責点0です。
相手は、左腕のエース・スネルですからこれは大健闘です。今日がデビュー戦を考えるとよく投げたと思います。
ドジャースにも後半戦、明るい材料ですね。
これでリバー・ライアンが先発で使えるめどが立ちました。
今週は、グラスノーとカーショウが復帰します。
先発のローテーションが楽になります。
後半の山場からプレーオフの戦いを考えるなら、先発の充実は不可欠です。
後はムーキー・ベッツが復帰すれば大体選手が揃います。

今日は翔平君はサッパリでしたが、こんな日もあります。
明日、頑張ってくれるでしょう。
ドジャースが接戦をものにしたのは、何よりでした。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024大相撲7月場所>残り6日の展望

2024-07-23 12:23:50 | スポーツ

☆概略を項目書き
照ノ富士が圧倒的に強い。横綱相撲
琴桜が地味に健闘、7勝2敗
役力士(小結以上)が白星先行、貴景勝以外
関脇・大関はこれから潰し合い
関脇・小結で誰が勝ち越すか
貴景勝はカド番脱出まであと3勝、残り6番で3勝3敗なら勝ち越し。
残りは上位戦だが、可能性を残した。
霧島の残り6番での10勝は難しくなった(5勝1敗が必要)

大の里は、これから上位戦。5勝4敗。
対戦相手>照ノ富士、琴桜、豊昇龍、貴景勝、阿炎、御嶽海❓
この相手から3勝が必要(勝ち越し)、結構大変

※大体、こんな内容です。
こうして見てみると地味に力を付けているのは、琴桜です。前頭の下の方から出世してくるのは遅かったですが徐々に力を付けて番付を上げてきました。大関昇進も遅かったですが、昇進後の成績は安定していますし、ケガや故障がありません。恵まれた体を生かす相撲をもっと取れれば、更に上も狙えるかもしれません。
横綱に一番近い大関と言えるでしょう。
優勝は、やや難しい展開ですが来場所以降のためにも一つでも多く白星を重ねたいところです。

小結と関脇が全員、白星が先行している場所は少ないと思います。小結が健闘しています。いつもの場所だと今頃は大きく負け越す小結がいます。

これからきついのが関脇です。関脇・大関・横綱との対戦が待っているからです。これから関脇以上の星の潰し合いになります。

『貴景勝はカド番脱出まであと3勝、残り6番で4勝2敗なら勝ち越し。残りは上位戦だが、可能性を残した。』
と言うことで貴景勝は序盤苦しみながら星を戻して上位戦です。対戦相手を考えると勝ち越しはやや苦しいですが、いい時の貴景勝の実力を発揮すれば無理ではありません。
残り6番の頑張り次第です。

霧島の残り6番での10勝は難しくなった(5勝1敗が必要)
霧島の大関復帰は、ほぼ無理です。来場所以降のためにまずは勝ち越して白星を一つでも多く重ねておきたいところです。怪我の影響なのか一時期の強さがなくなりました。

『大の里は、これから上位戦。5勝4敗。
対戦相手>照ノ富士、琴桜、豊昇龍、貴景勝、阿炎、御嶽海❓
この相手から3勝が必要(勝ち越し)、結構大変』
3勝は、出来ると思います。
しかし10勝目標なら6勝1敗が必要で対戦相手を考えると難しいでしょうね。来場所を大関とりの場所にするために、9勝は欲しいところです。
9勝なら「12+9=21」で来場所、12勝なら大関昇進の基準を満たします。

いかに強いとはいえ、流石に役力士の壁はありました。
まあ、これも勉強ですね。下位の力士に取りこぼしてはいけないという事を学んだと思います。
挑戦者で自分が向かっていくのと、挑戦者が向かってくるのでは大分違います。もう大の里は、挑戦される側です。
今場所の残り6番と来場所に期待します。

※関連記事目次
「欧州サッカー&大相撲&ボクシング」の記事目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e1c3411cc4e400cbb1f90e45064e8d35


トレツク~ニューヨーク戦線>ニューヨークとアルテーモヴェでロシア軍が進撃<ウクライナ紛争2024/07/22

2024-07-22 19:47:29 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.07.22
侵攻880日目、ロシア軍がアルテーモヴェと二ューヨークで大きく前進
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/880th-day-of-invasion-russian-forces-make-major-advances-in-artemov-and-new-york/

毎日のようにロシア軍の進撃が伝わってきます。
少ないか多いかだけの違いです。
基本的に塹壕戦ですから日々の進撃は微々たるものです。
最近は、それが地図上でも分かるケースが増えてきました。それはウクライナ軍が塹壕戦を持ちこたえることが出来ず退却していることを示しています。
理由は、兵力差・武器(火力)の差が今年の前半と比べて拡大しているからだろうと思います。
単純計算で双方の戦果発表を見ると大雑把に双方で1日1000人の死傷者が出ているようです。
1か月3万人、6カ月18万人。
これはごく大雑把な推測で正確ではありません。
しかし半年前と比較してウクライナ軍がこれに近い数字の分減少しているとして、ロシア軍の方は予備兵力から損失を補充できます。
そうなるとウクライナ兵が減少した分、1月より兵力差が拡大している構図が分かると思います。
他にも理由はあると思いますが、この兵力差の拡大だけを考えても、その分ウクライナ軍の劣勢の度合いが大きくなっています。
それが最近、ウクライナ軍が余り抵抗できずに後退を繰り返す原因だと思います。
ウクライナ軍の兵士の補充が出来ない以上、埋めることのできない戦力差です。

※戦況
ドゥルジバDruzhba、ピヴニチネPivnichne、アルテーモヴェЗалізне方面では、全体的にロシア軍が若干進出しました。
特にピヴニチネPivnichneとアルテーモヴェЗалізнеの市街地の間に潜り込んだロシア軍の戦術が功を奏して、アルテーモヴェЗалізнеでロシア軍が大きく占領地を拡大しました。
アルテーモヴェЗалізнеを制圧して南に向かうとニューヨークNiu-Yorkを南北から挟撃できます。それがロシア軍の狙いだと思います。
一方ピヴニチネPivnichneはウクライナ軍の防御の強いと思われる東側ではなく、潜り込んだ南側から攻めています。

このロシア軍の進撃ぶりを見ると、ドゥルジバDruzhba、ピヴニチネPivnichne、アルテーモヴェЗалізне方面は時間の問題のように見えます。
ここを制圧したなら最大の拠点であるトレツクТорецькが次の攻撃目標です。

ニューヨークNiu-York方面。
この方面では南のアウデイーイウカ方向から、ロシア軍が一気に約3kmほど北上してニューヨークNiu-York市街地の西側まで進撃しました。
ここでもウクライナ軍はロシア軍と対峙している市街地の東側に防御ラインを形成して多い兵力を配置していたと思います。
ウクライナ軍が予想していなかった南側から市街地の西側を攻撃したのは、ロシア軍の作戦勝ちと言えます。

ロシア軍は一気に進撃してできた突出部の側面(東西)に支配地を広げて側面からの反撃を防ぎながらニューヨークNiu-Yorkの市街地を北に進撃して、南からトレツクТорецькに攻め上がる動きを見せています。

両方の攻撃が順調に進捗すればトレツクТорецькのウクライナ軍は、東と南からロシア軍に攻撃されます。
今のロシア軍の進撃状況を見る限りでは、トレツクТорецькのウクライナ軍は持ち堪えられそうに見えません。
ロシア軍はトレツクТорецькを制圧したなら、その次は北部ドネツクの入り口にあたるコンスタンチノフカКостянтинівкаを南から攻めることになります。

アウデイーイウカ~ポクロウシク戦線のロシア軍の進撃と連動した動きであり、両方をウクライナ軍が守るのは、もう無理だと思います。

こうしてみるとチャシブ・ヤールでのロシア軍の激しい攻撃は、トレツク~ニューヨーク戦線とアウデイーイウカ~ポクロウシク戦線のロシア軍の進撃を助けるための大陽動作戦であった事が分かります。

ハルキウ州北部戦線もロシア軍の陽動作戦です。
もっとも陽動作戦は、次の攻撃の地均しであることが始末に負えない点です。

ほぼ長い前線の全域でロシア軍が好き勝手に攻めている状況です。現在、ロシア軍が最も激しく攻めているのが、アウデイーイウカ~ポクロウシク戦線とトレツク~ニューヨーク戦線です。
どちらの戦線でもロシア軍は順調に進撃しています。
全てはロシア軍の計画通りのようです。

少なくともドネツク州をウクライナ軍が守るのは、最早不可能と見るのが妥当だと思います。
今の進撃速度ならロシア軍は年内にはドネツク州を占領しそうな勢いです。段々進撃速度が速まってきました。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


バイデン大統領が、米大統領選から撤退表明<2024/07/22

2024-07-22 19:46:03 | アメリカ合衆国

バイデン大統領、米大統領選から撤退表明 後継に「ハリス氏支持」
By ロイター編集
2024年7月22日午前 8:47 GMT+94分前更新
https://jp.reuters.com/world/us/MDAKABD3XZNIBH43JMYYMVNU7I-2024-07-21/
バイデン氏、撤退表明1分前に側近へ連絡 2日間で決断=関係者
By Steve Holland , Jarrett Renshaw, Bianca Flowers
2024年7月22日午前 8:43 GMT+918分前更新
https://jp.reuters.com/world/us/FPNAPS7FXZJWDPNW4GKZIMP2X4-2024-07-21/


民主党の有力者、多くの上院・下院議員が撤退を要求する中、選挙戦続行を主張していたバイデン陣営も四面楚歌を悟り遂に撤退を表明しました。
選挙資金の提供を停止する動きまで出てきては、どうしようもありません。

なぜもっと早く決断できなかったのか・とは思いますが、もうバイデンさんに正常な判断が出来ないような頭脳的状態があったのかもしれません。
バイデンさんにアドバイズ出来る側近は、ごく少数だったようです。
去年後半から頭脳の衰えと言うより障害を疑わせるようなバイデンさんの発言が目立ちましたから、その頃から大統領府の決定や指示にはごく少数の側近が関与していたのかもしれません。ガザ問題に関してもバイデンさんの支持は二転三転しています。
ウクライナ紛争への関与にしても正常な判断が出来ていたのかは疑わしい部分があります。

やはりアメリカの国益、世界の平和をアメリカ大統領であるなら考えなければなりません。
正常な判断能力を失っている人が、大統領の座にあることは、全てに害があります。
本来なら加療入院でも理由にして、大統領権限を副大統領に委譲するべきだと思います。

最後は側近ではなく家族のアドバイスに従ったのでしょうね。

これで民主党は、最悪の事態は回避できるかもしれません。バイデンさんが撤退しなければ、大統領選・上院選・下院選の全部で負けるトリプル敗北の可能性が大きかったと思います。
撤退しても大統領選と上院選は、際どいと思います。
下院選は挽回のチャンスが生まれたと思います。

民主党内にバイデンさん撤退論が強まったときにトランプ暗殺未遂事件が起きました。
地元警察と大統領警護隊の信じられないようなミス手抜きの連発を見るなら、素直に単独犯行や人為的なミスを信じる人は、特に中立や共和党寄りの人々には少ないと思います。
疑うべき根拠ははっきりあります。
トランプが暗殺されて誰が最も利益を得るか❓
この部分から推測すれば答えは一つしかありません。
それが事実だとは言っていませんので、誤解のないように。

まあ、これでアメリカの大統領候補はまともな人の争いになったのは、良かったと思います。
(トランプも、まともだとは言えない部分もありますが・・)

結局のところ国家権力を使ったトランプ潰しは、失敗に終わったと言えます。
(訴訟の連発や民主党系メデイアのトランプ総攻撃)
沢山起こされたトランプへの訴訟を民主主義のためだという人々は、単に民主党のスローガンを叫んでいるに過ぎません。
粗を探せば大抵の人に訴訟を起こすことは出来ます。
機密文書持ち出し事件にしてもバイデンさんも副大統領時代に持ち出しています。それがトランプが起訴されるころまでバイデンさんの個人事務所に残っていました。
バイデンさんは違法性がなく、トランプだけ違法性があるというのは、余りにも公平性に欠けるでしょう。
バイデンさんにはウクライナ疑惑があります。
これが一番追及するべき問題です。

トランプは確かに過激すぎる部分もあります。
独裁者的傾向もあります。
だから時の政権が、国家権力を行使して葬り去って良いものではありません。
バイデンさんのお得意の「民主主義」でやるべきでしょう。大統領選挙で決着をつけるべきです。
バイデンさんの言い分が正しいのであれば、バイデンさんが勝利するはずです。
バイデンさんを見ているとトランプとの争いは政治的な争いには見えません。
何でもありの個人的な闘争に見えます。
バイデンさんの言っていることは、プロパガンダばかりに聞こえます。

一応、米大統領選をめぐる史上最悪のゴタゴタは終わりになりそうです。
やはりアメリカ政治の近年の弊害が、もろに出ていると思います。有力者に高齢者が多すぎることです。
中国は、政府や党の重職に就任できるのは67歳以下です。
68歳以上は自動的に退任する決まりがあります。
老害に悩んだ中国は、このような内規を作りました。

少し西側も独裁国家のやり方を見習うべきではないのか❓
これなら、バイデンさんもトランプも自動的にNG!です。
良い仕組みでしょう!

☆選挙については・・・
大統領選⇒トランプ優勢
上院選⇒共和党有利
下院選⇒やっと互角か民主党やや劣勢


※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce


アウデイーイウカ~ポクロウシク戦線>ロシア軍がプロレスを制圧、周辺に進撃中<ウクライナ紛争2024/07/22

2024-07-22 19:44:30 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.07.21
侵攻879日目、ウクライナ軍はクラスノホリフカから追い出される寸前
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/879th-day-of-invasion-ukrainian-forces-on-the-verge-of-being-pushed-out-of-krasnokhorivka/

もう今年も半分以上が過ぎました。
今年最初のロシア軍の目標は、アウデイーイウカ市街の攻略でした。2月半ばにアウデイーイウカ市街は陥落し、その後雪解けのシーズンを挟んでロシア軍は様々な軍事行動を見せました。
今わかることは主な攻撃路と見せたのは、ほぼ陽動作戦でした。
もちろん陽動作戦とはいってもロシア軍の一定の進撃は伴います。あっちを攻め、こっちを攻めと色々やってロシア軍が総攻撃をかけるように見えたのが、チャシブ・ヤールです。5月ごろにはウクライナ軍すらチャシブ・ヤール防衛は半ば諦めている様子がありました。

その後、ロシア軍が奇襲攻撃で攻略したのが、アウデイーイウカ~ポクロウシク戦線のオチェレティネOcheretyneです。オチェレティネ制圧後は、周辺地域を細かく制圧していました。

その後、ハルキウ州北部戦線を形成します。
これも陽動作戦で、ウクライナ軍は引っかかってこの方面に数万人の部隊を集結してロシア軍を撃破して国境の外に追い出そうとしています。
消耗戦になり今も激戦が続いています。

チャシブ・ヤールやハルキウ州北部戦線、ハルキウ州クピャンスク方面は、ロシア軍の陽動作戦と言えます。
目的はウクライナ軍の予備兵力を引き出して、それでも足りないので各戦線から部隊を引き抜かせて、各戦場のウクライナ軍の数を減らすことです。
減らしたところでウクライナ軍の弱い個所をロシア軍が攻撃する流れが続いています。

今では長い前線のほぼ全域でロシア軍が攻勢をかけているので、ウクライナ軍としては守りようがありません。ロシア軍の進撃を遅らせて打撃を与えながら退却しています。
塹壕戦ですから進捗はゆっくりですが、確実にロシア軍は進撃して占領地を増やしています。これが全域で起きていますので、どうにもなりません。

しかし、ここに来て戦況略図を見ると気が付くことは、大きくロシア軍の支配地が拡大しているエリアがはっきりと見えてきました。
アウデイーイウカ市街の西側です。つまり、ここがロシア軍が最も力を入れて進撃しているエリアです。目的地は西の大拠点のポクロウシクPokrovskです。

オチェレティネOcheretyne攻略後、ペースダウンしてゆっくり削っているので短期間では気が付きません。
少しづつ・が2か月も経てば結構な面積になります。
小まめに南と北から削った結果、市街西にある大きな二つの貯水池とVovcha Rivberの東側は、大体ロシア軍が制圧しました。少し残っている部分は草刈り場ですので今となっては、どっちでもいい地域です。

オチェレティネ北西のノヴォオレクサンドリウカNovooleksandrivkaを先に制圧して、その北西のヴォズドヴィジェンカVozdvyzhenkaを伺う形勢を示して、その後南に向かいました。
ロズヴァツケLozuvats'keは簡単に制圧し、それからルートT-0511と線路の先にあるプロレスProhresを攻撃したのが、最新の情報です。ウクライナ軍は、防衛をあきらめたようですぐ撤退しました。

今プロレスProhresから北のロズヴァツケLozuvats'keの間をフラット化しようとしています。
突出部を複数個所作りその間をフラット化して面的に前進するのがロシア軍の常套手段です。こうすると速度は遅いですがウクライナ軍が反撃することが出来ません。

それからテイモフィウカTymofiivkaを制圧しヴォズドヴィジェンカVozdvyzhenkaの攻撃に向かうのであろうと思います。そこまで行けば、すぐ先が物流の大動脈の幹線道路T-0504です。ここを制圧するとドネツク州中部と北部の補給路が、ポクロウシクPokrovskから北のクラマトルスクКраматорськへ西側を通って大きく迂回することになります。
ドネツク州中部と北部の補給が一気に苦しくなるのは、既に書いた通りです。

そしてもっと広い範囲の地図で見るとプロレスProhres付近までロシア軍が進出してしまうとアウデイーイウカ~ポクロウシクの間の直線距離の約半分をロシア軍が進撃したことになります。

さらに問題なのは、ポクロウシクまでの間にもう拠点になりそうな集落などが見当たらないことです。

探してみるとノヴォエコノミクネNovoekonomichne、ミロリュビフカMyrolyubivka、フロデイフカHrodivka、ノヴォホロデイフカNovohrodivka、セリダブSelydoveなどの集落や都市を結んで(あるとするなら)ウクライナ軍は防衛ラインを準備していると思います。

ところがこのラインは、そのすぐ西の「デイミトロフМирноград」の東に位置しています。デイミトロフの約5kmほど西が「ポクロウシクPokrovsk」です。

おそらくロシア軍は然程抵抗を受けずに「ノヴォエコノミクネNovoekonomichne、ミロリュビフカMyrolyubivka、フロデイフカHrodivka、ノヴォホロデイフカNovohrodivka、セリダブSelydoveなど」を結ぶ東の外郭の防衛ラインに行きつくと思います。
この防衛ラインを突破されると「デイミトロフМирноград」と「ポクロウシクPokrovsk」が最後の要塞になります。

この辺りまで行くと西の州境まで約20km程です。
広い地図で見るとウクライナ軍にとっては危機的と言っていいと思います。
アウデイーイウカ市街からプロレスProhresまでロシア軍が進撃するのに要した期間は、約5か月です。
単純計算なら12月にはロシア軍は、「デイミトロフМирноград」と「ポクロウシクPokrovsk」まで進撃することになります。
ウクライナ軍の弱体化が見られロシア軍の進撃速度が速まっている傾向を考えるなら、更に早くなる可能性もあります。

その割には一向にウクライナ軍や政府には危機感が感じられません。

ここまでロシア軍の進撃速度が速まっていることを考えるなら、特にロシア軍の進撃が早いアウデイーイウカ~ポクロウシク方面では、かなり後方に防衛ラインを急遽建設してそこまで戦術的撤退をするしか方法はないと思います。
そうしなければズルズルとドニプロ市Дніпро(ドニプロペトロウシク州)やザポリージャ市Запоріжжяの方に後退を続けることになると思います。

ザポリージャ市Запоріжжяは現在のロシア軍支配地から、それほど遠くはありません。
ロシア軍が現在、ドネツク州中央部の進撃を優先しているから放置されているだけです。多分、ドネツク州中央部が一段落したらザポリージャ市Запоріжжяに向けて進撃を開始すると思います。

それにしてはウクライナ軍や政府には危機感が感じられないのは、不思議と言うのか❓
F-16戦闘機や長距離ミサイルでは、防げないんですが❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
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ロシア内戦(1918年)からウクライナ紛争に続く道<2024/07/21

2024-07-22 19:43:21 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ロシア内戦(1918年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E5%86%85%E6%88%A6

1917年10月の十月革命の後に成立したボリシェヴィキ政府と旧ロシア帝国支持者の間でロシアの支配権をめぐって起きたロシア国内の内戦です。
外国勢力も内戦に軍を派遣して白軍を支援しました。
やがて内戦では赤軍が優位に立ちます。
最後に白軍が立てこもったのがクリミア半島です。
黒海方面から内戦に関与したのが英仏軍です。
最後まで赤軍と戦ったのがコサック軍団です。
コサックのドンたちは、イギリスの軍艦に乗り主にイギリスの亡命しました。

コサックとロシアの戦いは、昔から繰り返されています。
世界史用語解説 授業と学習のヒント
https://www.y-history.net/appendix/wh1501-119.html

コサック
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AF

「ウクライナ=コサック」では、ありません。

ざっと見ても・・・・・
最初のコサック
こうしてテュルク系民族、タタール、スラブ人など様々な民族的出自の人々がコサックを構成した。
主要なコサック共同体はクリミアに近いドニエプル川、ドン川、ヴォルガ川、ウラル川周辺に存在していた。
・・・・・・
ザポロージャ・コサック⇒ドナウ・コサック軍
シベリア・コサック、ドン・コサック、クバーニ・コサック、テレク・コサック、ウラル・ザバイカル・クバーニ・テレク・コサック連合、以下延々とあります。

だから純粋なウクライナ人がいるわけではありません。
様々な民族が集まって主にクリミアに近いドニエプル川、ドン川、ヴォルガ川、ウラル川周辺に共同体を作ったのが今日のコサックと呼ばれる人々の一番近い先祖だと思います。

このエリアは周辺の勢力が大きくなるとどこかに帰属します。帰属先は、その時々様々です。
そしてロシア帝国に帰属した大きなグループが、ロシアの東方拡大とともにロシア東の辺境に植民していきました。
それでアムール・コサックとかバイカル・コサックなどもいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AF%E8%BB%8D

こうしてコサックを見ていくと歴史そのものですね。
非常に面白いです。

まあ、その話は脇道で「ロシア内戦(1918年)からウクライナ紛争に続く道」

やはり時代が近いですから共通する部分もあります。
違いは、ロシア内戦当時白軍として赤軍と戦ったコサックは、主にロシア・コサックです。「クリミアに近いドニエプル川、ドン川、ヴォルガ川、ウラル川周辺」大体、このエリアのコサックです。ドニエプル川は入っているのかどうか分かりません。
最後に軍の中心になったのがドン・コサックです。
一番最後は、クリミア半島に立て籠もりイギリスの軍艦でイギリスやトルコに落ち延びました。
だからこの亡命者の子孫は、イギリスにかなり残っていると思います。

イギリスが介入したのは同じです。

ウクライナ紛争でウクライナの中心になっているのは、主にポーランド・コサックです。スターリンがポーランドから奪った現在の西ウクライナに住んでいました。
※ポーランド・コサックという表現は正しくないかもしれません。
1900年ごろに発生したウクライナ民族主義の流れを汲み、今は過激民族主義と言うべき性質を持っています。
2014年クーデターの中心になったのが、このグループです。

こうしてみてくるとウクライナ人と言う人種はないと思います。ウクライナ人は、西ウクライナの過激民族主義者の自称と言っていいと思います。
あるいは、旧ソ連がこのエリアを全部一つの行政区画にしいたので旧ソ連・ウクライナ共和国からウクライナ人と呼ぶようになったのかもしれません。

現在のウクライナは国ではなく、単なる旧ソ連の一つの行政区画です。自然にこのエリアが出来たのではなく、第2次大戦後行政的に編成された行政区画です。
大雑把に分けると西ウクライナ(旧ポーランド領)、東ウクライナ、南ウクライナ、クリミア。
言語も習慣も風習も違います。民族的な違いもあります。
はっきり言って一つの国や地域ではありません。
この4つの地域を行政区画としたのが、ウクライナです。

行政区画であるウクライナが独立したところで、内部で権力闘争が起こり政治的にまとまるわけがありません。
だから独立後政情不安が続き経済的にも困窮していた時期が多いです。

そもそもウクライナが行政区画全部まとめて独立したのが、間違いだと言えます。
4つの地域に分かれて別個に独立すれば、その後の混乱は避けられたと思います。
要は、今のウクライナが一つの国であることはそもそも無理だし、それを無理やり政府にすればどうやっても、どこかの地域が他の地域を弾圧的に支配する独裁的政府しか出来ません。
結局、内紛の末にアメリカの支援を受けて西ウクライナの過激民族主義者が暴力クーデターで政権を簒奪したのが、今のキエフ政権です。

そのクーデターに反発し主にロシア支持派の人々が武装独立闘争を始めました。最初は、東部と南部でもっと広い地域で独立闘争が起きました。
軍を味方につけたキエフ政権に軍事的に押し込まれて最後の抵抗拠点になったのが、ドネツクとルガンスクの独立勢力です。

ごく大雑把に書いてもこのような複雑な歴史と経緯がありプロパガンダやフェイクニュースで言っているほど簡単に割り切れるものではありません。

そもそも東部独立派とキエフ政権の間で、どこで領土を分割するべきかすら決められないでしょう❓
キエフ政権の言っているウクライナ領全土奪還は、ほぼ無茶苦茶な言い分だと思います。
要は、武力で正当な旧ウクライナ政府から領土と政権を奪ったわけです。
全部、奪ってしまえばクーデターは成立したというしかありません。
旧政権と共通性のある独立派が残っている以上、旧ウクライナ政府の正当な継承者は、独立派の方であると言えます。

旧ウクライナ政府の制度の下では選挙制度がありました。
政権を握りたければ選挙で勝つのが法律的な手続きです。

キエフ政権は、暴力クーデターで権力を奪いました。
つまり合法性がないのです。
「政権と領土を、正当な旧政権に返しなさい」
と言うのが話の筋道です。

このようなことを胡麻化すためにキエフ政権と西側は、プロパガンダとフェイクニュースを垂れ流しているわけです。

はっきり言って、無茶苦茶な話です。
強盗が居直って正義を主張しているようなものです。

少なくともキエフ政府と東部独立派は、このような関係にあります。
不法性の高いのは、キエフ政府です。
書くたびに嫌になる、この話。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024大相撲7月場所>9日目>照ノ富士が全勝

2024-07-22 19:42:09 | スポーツ

星取俵
https://www.sumo.or.jp/ResultData/hoshitori/1/1/
①9戦全勝>照ノ富士
②7勝2敗
琴桜、美ノ海
③6勝3敗
豊昇龍ほか
▼大の里、平戸海5勝4敗

十両
8勝1敗>獅司
7勝2敗>白熊
6勝3敗>阿武剋、藤青雲、伯桜鵬ほか
尊富士2勝7休

照ノ富士は、今日も勝って全勝を守りました。
2差で琴桜、美ノ海が追う展開。
優勝争いの興味は薄れたと言えます。
お目当ての大の里は、またズッコケて4敗目。
今場所は、反省場所のようです。

ほぼ見るべきところは、ないですね。
十両に陥落した尊富士は今日も勝ち2勝7休。
全勝すれば勝ち越しですが、そう上手くいくかどうか❓
仮に負け越してもケガさえ治れば、すぐ幕内に復帰すると思います。

元祖令和の怪物(1号)の伯桜鵬は、やっと体力と相撲勘が戻ってきたようで今場所は好調です。
尊富士が令和の怪物4号です。
2号が、熱海富士
3号が、大の里

5号は、誰か❓


※関連記事目次
「欧州サッカー&大相撲&ボクシング」の記事目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e1c3411cc4e400cbb1f90e45064e8d35


2024MLB>7月21日>大谷翔平30号ソロ、今永7回1失点好投も勝なし

2024-07-22 11:37:35 | MBL & プロ野球

カブス今永昇太7回2安打1失点10奪三振も9勝目逃す「拍手が起こった時にはなんでだろうと」
[2024年7月22日9時7分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407220000162.html
先に今永昇太です。
7回2安打1失点10三振の好投でした。
残念ながら貧打カブスの援護が遅く勝ち星は付きませんでした。鈴木誠也が悪いです。
『試合は9回1死三塁から鈴木誠也外野手の中前適時打で同点に追い付き、延長10回にホーナーの押し出し四球でカブスがサヨナラ勝ちした。』
しかし、今永の好投が最後はカブスの延長サヨナラ勝ちを呼び込んだと言えます。
立派です。
(誠也!もっと速く援護しろよな!)


大谷翔平が「ダイソー」看板付近通過の衝撃場外弾!今季2度目の飛距離に場内騒然
[2024年7月22日10時2分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407220000302.html
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407220000354.html
大谷翔平の後半戦の見どころは? 2年連続の本塁打王だけではないさまざまな可能性
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/column/showtime/news/202407210000423.html

ドジャース9-6レッドソックス

久しぶりに翔平君らしいHRでした。
『打球速度は116・7マイル(約188キロ)、角度は28度だった。飛距離は473フィート(約144メートル)の特大弾。』
毎回、これを狙っていたら打率や出塁率が落ちます。ボールも打ってしまいますしね。最近は技術で打つHRが多かったですけれど、これが本来の翔平君のホームランです。
デカさにみんなが目を剥くのが翔平君のホームランの、お楽しみです。
ホームのお客さんも今日は大満足でしょう。

これでドジャーススタジアムの450フィート以上のHR記録を更新しました。
以前書きましたが、これまでキャリアで2本打った選手はいなかったそうです。
翔平君が前に2本目を打って記録を更新しました。
今回が5本目です。さらに記録更新です。
現役時代を通じての話ですからね❓
翔平君は、たった1年たたないうちに5本です。
シーズンが終わるまでに、もっと増えるかもしれません。
エンゼルスタジアムと比較するとドジャーススタジアムは飛距離の出にくい球場なのだそうです。
だから450フィート以上の特大弾は少ないわけです。

『ドジャースタジアムでは15年以降、450フィート(約137メートル)以上の本塁打が15本出ているが、今季から本拠地とした大谷が既に5本を占めている(2位、4位、5位、7位、12位)。』

ホーム球場別で比較すると翔平君の飛距離の規格外ぶりが良く分かります。
段々、調子が出てきましたね!
今年は50HR以上、期待しています。

☆これで塁打数は、243(97試合)2試合休み
158試合出場なら年間396ペースです。
全部出ることにして160試合なら❓
⇒401塁打!

長打59
160試合出場で97ペース

もちろん今後の成績によりますが、年間400塁打と100長打の可能性があります。
両方達成出来たら過去の偉大な打者の仲間入りです。

ジャッジ(昨日まで)
235塁打(98試合)
160試合出場で384塁打ペース
長打59
160試合出場で96長打ペース

翔平君!結構やるでしょう!


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024大相撲7月場所>8日目>照ノ富士8戦全勝、大の里5勝3敗

2024-07-21 18:56:30 | スポーツ

星取表
https://www.sumo.or.jp/ResultData/hoshitori/1/1/
8戦全勝◎照ノ富士
(照ノ富士は当然。)
2番手>6勝2敗
琴桜、美ノ海、正代
5勝3敗>大の里、平戸海、豊昇龍

十両
獅司(7勝1敗)
阿武剋(6勝2敗)剣翔、白熊、藤青雲
尊富士(1勝0敗)途中出場
幕下
(東2枚目)大青山(5勝0敗)

中日を過ぎたところで全勝は照ノ富士だけ。
2敗で琴桜ほか2名が追う展開です。

大の里は序盤1勝3敗になったときは流石に焦ったと思います。
おっとっと❓から3連勝で立て直したのは立派。
平戸海は新小結で5勝3敗は、大健闘。

大関の豊昇龍。
24歳で大関に昇進して6場所目なのに大関昇進後、優勝がない。
格下に負ける⇒稽古不足。
※本当に大関が弱すぎると思います。豊昇龍は今年25歳で上がり目があるのですから、稽古に励んでほしいと思います。本来なら一番先に横綱を目指さなければ、ならない立場です。

平戸海は、ここまで本当に健闘していると思います。稽古の賜物と言えるでしょう。

☆さて、大の里の特例の根拠を考えてみました。
まず、年間最多勝(7月21日時点)
琴桜40、優勝なし
大の里39、優勝1
豊昇龍36、優勝なし

 大の里は現在、年間最多勝の2番手です。優勝も1回しています。今場所、10勝すると入幕後4場所合計で44勝で、1場所平均11勝のペースです。三役2場所目ですが、「優勝・準優勝」の基準を適用して良いと思います。
 また平幕2場所が入りますが平均11勝のペースと優勝1回は高く評価できると思います。今場所10勝なら少なくとも検討の対象にして良いと思います。
 まあ、何とか琴桜と豊昇龍を撃破して11勝程度上げて欲しいですね。11勝で準優勝ならOK!でないですか❓
10勝なら慎重に審議。

☆大怪我で休場していた十両の尊富士が今日から出場。
出てくる以上は、それなりに回復しているのだろうと思います。ケガの再発に気を付けて頑張ってほしいと思います。
 十両2場所目の好調・阿武剋が相手でしたが、格の違いを見せつけて圧勝でした。
流石に十両では、物が違います。
 今場所は流石に無理だと思いますが、来場所の幕内復帰を期待しています。あまり体が大きくなく技で勝つタイプですから貴重な才能です。
 大の里のライバルとして期待している力士ですから早く幕内上位に出世してほしいと思います。


※関連記事目次
「欧州サッカー&大相撲&ボクシング」の記事目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e1c3411cc4e400cbb1f90e45064e8d35


2024MLB>7月20日>大谷翔平3打数二塁打1、ドジャース3-2リード

2024-07-21 10:45:38 | MBL & プロ野球

☆追記>今日の翔平君
4打数1安打で足りないように見えますが・・・
1番バッターの役目は塁に出てチャンスメークして、あるいはチャンスを広げることです。申告敬遠が2個あり6打数3回出塁です。出塁率5割なので十分チームに貢献していると言えます。6回裏の打席では二塁打を打ち、チャンスを作りました。味方がそこから連打して2点を入れて一時逆転に成功しました。
11回裏のチャンスでも申告敬遠でしたが1死満塁になりました。2番スミスがサヨナラ安打を打ちドジャースが勝利しました。
出塁率5割でキチンとチームの勝利に貢献しています。
ドジャースも打線がつながるようになりタイムリーで得点が取れています。いい点の取り方が出来るようになってきました。HR依存の打線は、沈黙した時が脆いです。
ホームのお客さんは、ハラハラドキドキで最後サヨナラで大喜びでした。これで2連勝。
いい試合だったと思います。

 

大谷翔平30号でるか「1番DH」 レッドソックス吉田正尚はスタメン外れる/速報中
[2024年7月21日10時14分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407210000056.html

今日も梅雨模様のドジャース打線。
5回までは、まるで打てそうに見えませんでした。
頼みの翔平君は、1塁ゴロ・三邪飛とさっぱり。
6回裏先頭打者で第3打席、カッキーン!二塁打。
これを足がかりに後続が続いてこの回2点で逆転に成功。

『先発ベロと3度目の対戦で今日初安打。カウント2-1から真ん中に来た141キロのスライダーを左中間へ二塁打

その後1死一、二塁となり二塁走者の大谷は、三盗を狙って大きくリードしたところをけん制球で狙われるもギリギリでセーフ。その直後、テオスカー・ヘルナンデスが右前適時打を放ち、大谷が同点のホームを踏んだ。さらに追加点も挙げ、この回、大谷の二塁打から逆転に成功した』

しかし❓
7回表、レッドソックスが2点取って再逆転に成功。
相変わらず、リリースに難のあるドジャーズ。
最後は、どうなるんでしょうね❓

※ドジャースの「いい!」話
『ドジャースに朗報 大エースのカーショーが順調なら25日、快速右腕グラスノーは26日復帰へ』
[2024年7月21日8時19分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407210000102.html

どうやら左腕の大エースのカーショウが順調にリハビリを終えて来週、復帰登板するようです。
去年は医者がカーショウの故障を見落として、シーズン後半投げるのが無理な状態で登板を続けました。
プレーオフ第1戦で1回、まさかの炎上。
プレーオフ第1戦では140キロも出ないほど故障が悪化していました。
そこから3連敗してDバックスに撃破されました。
これはカーショウが悪いのではなく、故障を見落とした医者が悪いです。
結局、右肩を手術する羽目になりました。

それ以後、リハビリに専念していましたがリハビリが順調に進んだようです。夏の終わりごろか・と言われていました。
カーショウが元のように投げられれば、先発に強力な柱が出来ます。カーショウ中心のローテが組めます。
プレーオフも心強いですね❓

負傷者リスト(IL)入りしているタイラー・グラスノー投手(30)も来週には、復帰できる見込みだそうです。
負傷者リスト(IL)入りする前は、グラスノーが先発の軸ですからね。
強力な先発が2人戻れば、ドジャースの先発は楽になります。リリーフの方から先発に回っていた投手をリリーフに戻せますから、リリーフの方も楽になります。

後は、翔平君がHRを打ちまくればドジャースはWシリーズ優勝すると思います❓
ヤッタネ!

※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024MLB>ジャッジVS翔平、HRバッターと強打者の違い

2024-07-21 10:43:59 | MBL & プロ野球

MLB討論会
https://www.youtube.com/watch?v=VRpT12ET438
この動画に色々簡単な打撃の基本が述べられています。
今日のネタは、この動画からです。

(1)まず、単なる一発屋。
HRは大いけれど、それ以外がダメ。⇒勝利への貢献度が低い
典型(失礼!)ピート・アロンソ
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2100719/top
HRは毎年多いけれど、OPSが低い。
大体、塁打数と年間長打数を見ると少ないです。
ピート・アロンソは、この典型的な打者です。

(2)HRバッターは、HRの数で簡単に分かります。
(3)強打者の定義は、難しいですがやはりOPSの高いバッターであることが、まず第一条件です。
ここに年間塁打数と年間長打数を加えて数字が高い選手が強打者と言えると思います。

「HRバッター=強打者」と考えがちですが、違います。
強打者とは、長打力を備えたチームの勝利への貢献度の高いバッターを意味します。
結果として、ほぼ「OPS」と重なります。

その中でより長打力の部分を比較するのが、「年間塁打数と年間長打数」です。この数字が多い打者が、より長打力があると言うことになります。

※言いたいことが分かってきましたね❓
強打者は、HR打者と重なる部分があるけれど同じではないと言うことです。

ジャッジと翔平君のタイプの違いを見てみます。
ジャッジは、ボールを振る確率が低いです。
翔平君は、ジャッジに比べると結構ボールを振ります。

打球の性質の違い。
ジャッジは、明らかにフライが多いです。フライを打つ技術に優れていると言えます。
翔平君は、ゴロとライナーが多いです。
これは球場の違いにもよります。
ヤンキースタジアムは、フライを打ち上げるとHRになりやすいそうです。ドジャーススタジアムは、ライナー性の当たり出ないとスタンドまで届きにくいそうです。
球場により打球の性質も違ってきます。

右打者は、フライを打ちやすい。
左打者は、ライナーを打ちやすい。
左右の打席の違いも打球の性質の違いになります。

ジャッジは、打つコースを決めてそれ以外打たないタイプです。9分割ゾーンの4ゾーンしか打ちません。だから打撃フォームが、ほぼ同じです。
翔平君は打つゾーンがかなり広いです。9分割のうち6ゾーンを打ちます。そのためゾーンにより打撃フォームが異なります。変な❓打ち方をしたHRが時々見られるのは、このためです。

ごく大雑把にこのような違いがあります。
ジャッジは、決め打ちするタイプ。
翔平君は、来た球をアバウトに打つタイプ。
だからジャッジのHRの方が迫力があるように見えるし、HRの本数も多くなります。
一方で翔平君は打つゾーンが広いですから安打数が多くなる傾向があります。

この傾向が現れるのが塁打数です。昨日時点。
ジャッジ
97試合235塁打、59長打、107安打、HR34、OPS1.112、打点+得点160
翔平
95試合237塁打、57長打、118安打、HR29、OPS1.033、打点+得点145

翔平君の方が2試合少ないですが、塁打数と安打数が多いですね❓
一方、ジャッジはHRが多くOPSが高いです。

こうして見ると違いが分かると思います。
そして現時点ではOPSが高い分、ジャッジの方がチームの勝利への貢献度は高いと言えます。打点+得点も多いですね。

結局、一番比較する上で重視するべきなのはチームの勝利への貢献度だと思います。(⇒OPS)
もう一つあって、「打点+得点」です。これは諸にチーム得点に結びつきますから、この数字の高い選手は勝利への貢献度が高いと言えます。

※今シーズンは、明らかにナ・リーグは投高打低の傾向があります。翔平君がハンデイをもらえるのは、この部分です。だからリーグが違うと単純に比較できない部分もあります。
昨年のナ・リーグは打高投低でした。

中々、難しいでしょう❓


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
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