「中華 タカノ」
青梅街道沿い、新高円寺駅からやや南阿佐ヶ谷駅方面に行ったところ。
基本的に大盛り喰いの若者に支持されている店で、
あんまり大酒を呑む客は歓迎されてない気がする。
呑んじゃダメと言うわけではなく、程度ものね。
すみません、オレはこの「肉エッグ」をツマミに呑んじゃいます。
これ、チャーシューではなくロース肉なんですよ!
これ、このヴォリュームで500円なんですよ!!
半熟卵のトロリとした黄身が、甘しょっぱいタレで焼かれたロース肉の上を流れていきます。
そして、これはなんだ!
実に芸術的に焼き仕上げられた「天津丼」
天津丼フリークのオレも、この天津丼は未確認飛行物体。(飛んでませんが・・・)
玉子にはネギ、キクラゲ、ニンジン、タケノコ、など、
細かく均等な大きさに刻まれた具材がビッシリと詰まっていて、
キレイに丸く成形するために表面はしっかり焼いてあるのだが、
具がたくさん詰まった中はトロトロなのだ。
お見事な仕事です。
ご高齢のおかあさんと、もう若くもない息子さんが二人三脚でやっている店です。
安く、美味しく、たくさん喰ってもらおうという高円寺らしい心意気を感じる
昭和な街中華屋さんです。