呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

立ち喰いそば考2

2008-06-18 23:41:46 | 呑んだり喰ったり語ったり
  初台の立ち喰いそば屋『加賀』東京一の名店です



久しぶりに立ち喰いそばのお話し。

リーマンの味方、立ち喰いそば。
安くて早くて場所を選ばないところが忙しいリーマンには大きな利点。

しか~し、、
昔、パトリス・ジュリアンとお仕事をしたときに激っていた言葉。
「食事はエサではいけない!」
その通り!!
立ち喰いそばだからといって、
給食のようなあらかじめ作られたものを喰わされるんじゃ我慢ならない。

立ち喰いそばは、その特性から駅に行けば必ずあるものだが、
わたしの辞書では「駅の立ち喰いそばは喰うべからず!」とあります。
工場で作ったものを喰わせられるだけです。

立ち喰いそば屋にも名店がたくさんあります。
下手なそば屋に行くよりも安くて旨い店があります。
ほとんどが街中の店です。駅にはありません。

では、都内を狭しと走り回っている営業マンSTINGがオススメする
立ち喰いそば屋をご紹介いたしましょう。

珍しくランキングにしてみますね。

ダラララララララ~
第1位
初台の東京オペラシティ・新国立劇場の横にある『加賀』
ここはとにかく「かきあげ」
狭い店です。
でも「かきあげ」は注文を受けてから揚げます。
しかもドンドンとタネを油に落としていき円周も高さもビックな「かきあげ」を作ります。
揚げたての「かきあげ」を丼に乗せてそば汁をかければ「ジュ~」という音。
食欲がグゥ~と、もたげます。
ここで注意すべきは熱々であること。
わたしは毎回、口の中をヤケドしています。
あんまり熱いんで慌てて飲み込んで、喉の奥をヤケドしたこともあります。
真冬でも汗だくになります。
真夏には怖くて喰えません。
価格はワンコイン以内。
とにかく、お得な立ち喰いそばです。

ダラララララララ~
第2位
浅草橋、鳥越神社近くの清州橋通り沿い『のむら』
何と言ってもここのそばは東京一そば汁が黒い!
真っ黒だ。
唯々醤油のショッパさだけかなと思うと、甘味もある。
そして「かきあげ」は薄くて大きい。
丼一杯に乗っかっているカリッカリの「かきあげ」。
そしてその「かきあげ」も、そばも、
あっという間に真っ黒なそば汁に染められてしまいドロッどろ。
なんとも言えず旨いそばです。

ダラララララララ~
第3位
鰹節問屋が営む立ち喰いそば屋『そば好』
日本橋と人形町にありますが、とにかくかつお節の香りが豊かなそば汁が魅力です。
そして店で揚げる「てんぷら」は穴子(一本揚げ)や桜エビ、など他所の店とは一線を引いたものばかり。
しかし、ここでいただくべきは「生のりそば」
磯の香りたっぷりの「生のリ」が惜しげもなく乗っていて、
鰹節のダシの香りのそば汁によくマッチ。
二日酔いの午前中に是非すすりたいそば屋さんです。

メダル外のその他のそば屋。

水道橋の『とんがらし』
安いのに揚げたての天ぷらが山のように乗る大サービスのお店。
天ぷらは魅力的だが、そば自体はいまいち。
天丼がオススメかな。

新宿西口の駅ビル内『永坂更級』の立ち喰いそば屋
さすがの味。
多少高いが、肉天そばは絶品です。

京橋・明治製菓本社近くの『栄』
存在を知る人は少ないと思う。
なんせ店名が店に出ていない。
わたしも店の兄ちゃんに聞いて初めて知った。
入り口は分かりづらいし、中も狭い。
何げないそばだが、なにかが違う。旨い。

チェーン店だけどレベルの高い『かめや』
神田や池ノ端は有名だが、銀座八丁目のクラブ街にもさりげなくあって、人気店だ。
「天玉そば」の元祖、、、、かな?

都内のあっちこっちに点在する『小諸そば』
本店はどこか知ってますか?
京橋の交差点にある半地下の8人も入るといっぱいのお店がそれです。
それまで立ち喰いそばは「蒸しめん」が主流だった中で、
業界初の「生めん」を使ったのが、その『小諸そば』本店。
立ち喰いそば業界ではかなりの衝撃でした。
今は標準とまでいきませんが、どこでもあるものになりましたがね。

さて、駅ではなく街中の立ち喰いそばの達人になる。
忙しくて旨い昼飯をゆっくりと喰えない悲しいリーマンでも、
ほんの細やかな幸せを味わえる。

そう、どこに行けばどんな旨い立ち喰いそば屋がある、
ということを把握しておけば忙しい中でも楽しみがある。

立ち喰いそばを制するものは、都会を彷徨うリーマンの勝利者と言える。
かな・・・・・・?

写真展に行ってきました

2008-06-13 23:28:38 | 呑んだり喰ったり語ったり
ブログで知りあった人が写真家で、
新宿御苑のギャラリーで写真展をやるということなので、
見に行ってきました。
絵心ゼロのわたくしですが(´・ω・`)

ご本人とお会いするのは初めて。
金曜日の夜ということでお仲間たちとパーティをやっていました。

もちろん、東京では手に入らない美味しい芋焼酎のお土産も持参しましたが、
それ以上に旨そうな日本酒がゴロゴロ。
ゆっくりと写真を見せていただいた後で、お言葉に甘えて日本酒をご馳走に。

旨い。。。

Sさんも予想通りいい人だった。

マッタリとした時間が流れていく。
こういう時間を過ごすのが大好きなわたし。

Sさんとお仲間たちの会話を聞きながら、マッタリと美味しい日本酒をいただく。
至極、幸せ。

写真展のテーマは「とどかない」
前編子供たちの後ろ姿で、ほとんどが白黒写真。

撮影はともかく焼きがひと仕事らしい。
アナログは焼きで写真の伝わり方が違ってくるのでイイよね。

「とどかない」
今の子供たちが置かれている危うい社会状況と相反する象徴として届かない子供をカメラに収めたと言うことでそうです。
ドキリとしました。
すでに自分にとって娘は、届かない存在になりつつある。
それ以上に、
そんなことならいっそ自分の娘は届かないところにいて欲しい。
そして、もう子供を正面から見る機会よりも、
後ろ姿を見ることの方が多くなってきている気もする(;´Д`)

いい気分で、Sサンと再会を約しギャラリーを出る。

んっ、隣にラーメン屋が、、、、、
おお!ここはラーメンブロガーが絶賛している東京唯一の北海道上川ラーメンの店「夕やけ」。
味噌ラーメンが絶品だとか。
そしてここの隠れ絶品メニューは「ビーフシチュー」。
ベラ旨~!!!
ビーフシチューつまみにビールを呑み、
仕上げは味噌ラーメンだ。
最高!!

今日はイイ一日でしたよ。

念願かなって新橋隠れ家ラーメンを喰らう

2008-06-12 22:40:11 | ランチ
新橋・和麺屋 長介

新橋烏森口を出て裏路地を駅から遥か遠くに歩を進め、
ほとんど工事現場の中にあるようなシュチエーションのお店。
普通の人にはたどり着けない隠れ家ラーメン屋。

カウンター5席のみの店内。
当然すぐに満席だからいつ行っても入れない。

そんな店にやっと入れた。
11時の開店と同時にゴー!
やってねえじゃん。

待つこと15分。
やっと開けてくれくれた。
すぐに満席。

つけ麺を喰いました。
旨いねぇ。

麺は流行のつけ麺ほど太くない。
好み。
スープも魚介ベースで合わせはとんこつというよりは鶏系。
好み。
脂も少なめで濃さも優しい感じ。
好み。

店主は若いが真面目で丁寧な仕事。

麺の量が少ないのと、
やたら黒ゴマが麺に絡んでて、スープにも大量に入ってていらない感じ、
というマイナス点はあったが、まずまずのつけ麺でした。

暑くなければラーメンにしたかったけど、
それはまた今度。

でも、そう何度も行く場所でもないか。
希少価値がメチャ高いわけでもないしね。

生駒軒の謎

2008-06-10 23:24:15 | 呑んだり喰ったり語ったり
わたしは歴史が好きだ。
なぜなら歴史には「謎」が多いから。

中央区の築地~八丁堀~茅場町~人形町~小伝馬町
台東区の秋葉原~上野~浅草橋~向島
この広域に渡って存在する街の中華屋さん「生駒軒」は謎だ。

チェーン店でもなさそうなのに、かなりの数のお店がひっそりとある。

いつかその謎を解き明かしたいと考えていたら、
同じことを考えている人もいたもんで事細かく調べ上げたレポートがあった。
↓これ
http://www.geocities.jp/journey4web/Tsu/TSUIkomaken.html

なかなか面白い話しだ。

感動したわたしはこのレポートを書いた人に別の「謎」の調査を依頼した。
これまた飲食店に関する「謎」だ。

なんと調べてくれるってさ。

今月末までにその調査結果が発表される。

発表されたら報告しますので、お楽しみに!!

元気のみなもと太郎

2008-06-04 23:44:15 | やきとん・やきとり・やきにく・ステーキ
 新鮮でネタの良さの証は切り口のエッジが立っているところでわかる。
 これはハーフサイズ。レギュラーサイズでも350円。安!!



「みなもと太郎」っていっても誰もわかりませんよね。

さて、今週は大変なことがあったもんで週中ですでに疲れた。

こりゃあまずいので、中野の幻のやきとん屋「石松」に行き、
東京一旨いとの噂の「レバ刺し」を喰らう。

マジ旨いっす。

当日締めた豚の内臓を当日仕入れて、
注文が来てから大きな肝臓の塊から切って客に出す。

臭みが無いどころの話しではなく、喰うと「爽やか」な味すらします。

レバ刺しハーフ、レバ焼き、ハツ焼き、おっぱい焼き、黒ホッピーで
締めて1,050円。

安いです、、、、ごちそうさまです。