呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

デニーズへようこそ!

2009-02-24 23:10:17 | 呑んだり喰ったり語ったり
最近、すっかり更新をサボりがち。

最近、仕事が忙しくて、
語るような「食体験」が無いんですよ。

そこで、、、、
ファミリーレストラン!
略してファミレス。

昔はハレの日の場所として、
文字通りファミリー層のディナーユースに賑わっていたものだ。

最近、
「今日は家族でファミレスで外食だ~!」
「わ~い」
なんてこと、、、無いですよね。

ファミレスはディナーレストランとしての役割を終えたようだ。

だから、タマに行ってメニューを見ても喰いたいものが無い。
まったく魅力がない。

なんか、昔のデパートのレストラン街にあった
「大食堂」のようだ。
つまり、「なんでもあり」。

わたしの世代にとっては、
ファミレスはアメリカの文化を感じさせられる場所。
そしてその代名詞は「デニーズ」だったのだ。

「デニーズへようこそ!」
まあ、本場のアメリカではこんなことは言わないだろうが、
ちょっと見た目ヘンチクリンな制服を着たウエイトレスさんが迎えてくれた
わたしが高校生頃の「デニーズ」は魅力的だったな。

1974年に横浜の上大岡のイトーヨーカドーの中に
日本の1号店ができたんだって。

当時はアメリカの「デニーズ」をそのまま持ってきたらしく、
メニューも厨房機器もサービススタイルもアメリカのそのまま。

1970年代後半に高校生だったわたしが行っていた「デニーズ」も
まだその頃の匂いが残っていた。

その頃よく行ったのが、目黒区碑文谷、目黒通り沿いにあった「デニーズ」
その当時としては珍しい「24時間営業」の店だった。

高校生のわたしは友人と「デニーズ」で夜明かしするのが毎週末のお楽しみ。

そして、
他所では見たこともないメニューがたくさんあった。

マカロニクレオール
ジャンバラヤ
ラムステーキ
照焼きハンバーグ
デニーズコンボ(ハンバーガー)
クラブハウスサンド
フレンチトースト
パンケーキ
キャロットケーキ
そして圧巻は、オムレツ(卵料理)

「デニーズ」のオムレツは今でこそ珍しくないが、
フワフワ、トロトロのプレーンオムレツ。

オプションでほうれん草やベーコンも入れられたが、
基本はプレーンだ。

これにハインツの瓶に入ったケチャップを
逆さにしてガンガン振ってかけて喰う。
アメリカだったなぁ。

キャロットケーキなんか、
「なんだこれは!」って喰いものだったなぁ。

当時、「ダイナー」という業態が基地の周辺や六本木、横浜などの
外人が多い街にしかなかったころで、
「デニーズ」はアメリカを感じさせる「ダイナー・レストラン」だったな。

お金があまり無かった学生のわたしは、
そんなメニューを毎週ひとつずつ消化して、
お代わり放題のコーヒーで朝まで友人とダベッていたのです。

中華もある、
丼や麺ものもある、
海鮮ものもある、

そんな今の「デニーズ」にアメリカは感じない。

唯一、いまだにモーニングで卵料理を頼む時は、
昔のようにいろんな調理バリエーションに応じてくれるそうだ。

オムレツ、スクランブル、ボイル、目玉焼き、ポーチ、サニーサイドアップ。

「あぁ、ハニートーストにギョクいっちょね!」
「ギョクはスクランブルで」

「デニーズへヨーカどう!」

東京一のレバ刺し

2009-02-14 23:26:20 | やきとん・やきとり・やきにく・ステーキ
     ピントの甘い写真は、なんとかならんかね・・・


昨日の話し。

最近、またまた仕事が忙しい。

やることが多すぎて、
なにから手をつけたらいいか判らなくなる。

風邪もやっと回復してきたので、
本気入れて頑張らなきゃね。

と言うわけで、
金曜日の夜は「元気の源」
中野「石松」のレバ刺しを喰いに向かう。

狭い店なので、あらかじめケータイで空きを確認。
ちょうど1席空いたとのこと。
ラッキー!

1.5人前を注文。
週末だから薬味はニンニクも下さい。
(週末じゃなくてもニンニク喰うけど・・・)

藻塩とゴマ油も適度に使いながら喰うんだけど、
甘くて旨いんだ~。

どんどん元気が戻っていく感じ。

他のも、
焼きレバ(レアで塩焼き)
つくね(注文が入ってから鶏ひき肉と山芋を練って茹でてから焼く)
シビレ(牛の胸腺肉。絶品!)
喰って、
黒ホッピーを焼酎で割っちゃあグビグビ4杯呑んで
1,350円

他じゃ、ありえない!

調子も上がって、
さらに腹も減って、
久々「味七」で味噌ラーメン。

相も変わらない昔ながらのラードたっぷり冷めない味噌ラーメンだが、
やや味が落ちた気がする。

マニュアルの無い「ざら場」のラーメン屋は
味にブレがあるからしょうがないよね。

明日も日中は暖かいらしい。

飯田橋まで入院している知人の見舞いを兼ねて
散歩に行こうかな。

ジェフ・ベック来日コンサート

2009-02-11 00:06:12 | ロック
待望の来日コンサート。

今、誰よりもさておき見たいアーティストだ。

前回の来日コンサートは、、、、
と、ヤホーでブログをやっていた時の履歴を見てみたら、
なんと約3年半前。

しかも、中途半端にヴォーカルが入ってたりなんかして、
いまいちだった印象。

話しは変わるが、
ヤホー時代のブログはロックの話題が多く、熱く語っている。
実にSTINGしていたなぁ。
今見てビックリ。

今や喰った呑んだのメタボブログ。
情けなや。。。。

さて、
今回のコンサート会場はNHKホール。
前回は東京国際フォーラム。

その規模の会場でしか演らないベックは偉い。

会場に入ってあたりを見渡すと、
「年齢層高~い」
見事にオヤジの集会場。

禿げ、白髪は可愛いもの。
よぼよぼの爺さんまでゴロゴロいる。

さすがベックだ!

そして内容は、
結論から言うと最高に完成度の高いライヴで、
ここ10年で見た中で最高のライヴ・パフォーマンスだった。

ステージ上は、なんの装飾もない
楽器とアンプとモニターとプレイヤーがいるだけのもの。
(本当、今どき無いぐらいシンプルなステージ)

ギター(もちろんベック)
ベース(なんと!まだ19歳の女の子)
ドラムス(毎度おなじみのオヤジ)
キーボード(STINGのライヴにも来てた人)
のシンプルな4人編成ながら
圧倒的なパワーと絶妙なアンサンブル。

小柄なのに身体ごと指のみでブンブンとベースを弾きまくる
女の子にも驚いたが、
ドラマーの圧倒的なパワーとテクニックには痺れた。

ジェフの繊細かつ大胆で即興性の高いプレイは歳を感じさせない。

そして、
NHKホールは音が最高にいいね。
はね返りがほとんど無かった。

本当によかったなぁ。

内容としては、
ちょっと前に出た「ベック・ライヴ3」と同じなんだけど、
生で聴く、見る迫力はやはり違いますわ。

クラプトンやSTINGにガッカリさせられて、
「もー行かない」と思ったもんですが、
ジェフベックは、また是非行きたい。

自分がどーゆー経緯でジェフベックが好きになったのか
今となっては良くわからない。
どちらかといえば音楽性は興味の無い部類に入るんだけど。

それだけ凄いライヴ・パフォーマンスだと言う事なんだろうな。

デミグラスソース・パワー

2009-02-06 22:59:03 | ランチ
       もう少し写真撮るのが上手くならないと・・・


久しぶりに築地場内へ出動。

洋食の「豊ちゃん」で年末に注文したメンチカツにかかっていたデミソースがあまりにも旨く、
もう一度喰いたくて今度はハヤシライス on メンチカツにして注文。

「ご飯は普通でいいの?」
「キャベツ乗っける?」などの親切な問いかけがあった後、
揚げ立てメンチの乗ったハヤシライス登場。

盛り付け方を注視していたが、なんとも丁寧だ。
平皿にライスを盛りハヤシルーをかける。
千切りキャベツをたっぷり乗せて、揚げ立てメンチカツをハヤシライスの頂上に乗せる。
さらにメンチカツの上にさらにハヤシルー(デミソース)をかける。

「スプーンで食べる?フォークで食べる?」とまたまた親切な問いかけに
「スプーンで」というお子チャマなわたし。

ハヤシルーは、かなり濃厚。
牛肉やタマネギなどの具もかなり煮込まれていてトロントロンに。

デミグラスソースは、
ほのかに苦味があり濃厚で、昔ながらの洋食店の系統を感じさせる。
濃厚さと油脂成分の強さがデミソース好きにはウットリとさせるが、
サラッとあっさりが好きな人には飽きてきて厳しいかもね。

サックリ揚がって中はジューシーなメンチカツにもこのソースはよく合う。
ラードの香りをとても感じさせる「豊ちゃん」の揚げ物は好きだ。

千切りキャベツはスプーンでは喰い難いかな?と思ったが、
とても細かく均等な幅に切られているので、スプーンでも全然喰い難さは感じなかった。

そして今日は5日で、
築地場内入り口にある波除神社の毎月の祭礼の日ということで全品50円引き。
入店と同時に今日は50円引きだから」と言って50円玉を渡される。
注文前に渡されるとその分オンした値段のメニューを頼んじゃうよね。

並盛りのライスも十分に量があり、喰い後の満足感に浸っていたら、
オムライスをテイクアウトで2個頼んでいたオヤジが店の人に話しかけていた。

内容を聞いていると
「最近また外人の観光客増えたよな」
「この前、マグロの吊り場の奥の見えないところで外人カップルがエッチしてたらしいぞ」
「嘘だろ~」
「いやぁ、オレも嘘だと思ったけど3~4人ぐらいのやつが見たらしいよ」
「立ったまま後ろからだってよ」
「オレも見たかったなぁ」
「誰も注意しなかったの?」
「いやぁ、終ってから注意したらしい。凄かったらしいから」
「なるほどね」

流石、世界の築地です。

豊洲移転反対です。

吉野家 都市伝説

2009-02-04 23:31:32 | 丼・カレー・ラーメン・パスタ・そば


さて、
みんな大好き、吉野家の牛丼。

わたしは週に2回は喰っている。
大変お世話になっている。

「三度の飯より牛丼が好き」と言っても過言ではない。


さて、
吉野家のいくつかの都市伝説があるのをご存知だろうか。

いくつかあげてみよう。


<吉野家都市伝説1>
ランチタイム後の炊きたてご飯が熱すぎる

<アンサー>
昼時の忙しさに炊飯が追いつかず、
炊き立てで蒸らしが足りないご飯を出してくるのだ。
時間帯にして13:30~14:30ぐらいが該当する。
せっかくの生卵がご飯の熱で完全に固まり
ご飯を団子状にさせるという恐ろしい事態を引き起こしてしまう。


<吉野家都市伝説2>
ビジネス街の店舗の朝や午前中早い時間の牛丼は
肉が煮込まれ過ぎ

<アンサー>
ビジネス街の深夜、吉野家に来る客もほとんどいない。
肉は鍋の中で一晩中煮込まれパサパサの状態に。
佃煮状の牛丼を喰いたい人は是非この時間帯を狙うこと。


<吉野家都市伝説3>
女性店員が肉を盛ると、その牛丼はツユが少ない

<アンサー>
女性店員は仕事が丁寧だ。
しかし、吉野家の肉盛り仕事ではそれが仇になる。
牛丼は丼のご飯の上に独特のしゃもじでササッと肉を掬って盛る。
その際、あまりチャッチャやり過ぎるとツユが落ち過ぎてしまう。
適度にいい加減な感じで盛るのがコツである。
丁寧に仕事する女性には不向きな職人の匠である。


<吉野家都市伝説4>
プラスチック箸で喰う牛丼は旨く無い

<アンサー>
森林資源保護のこの時期、言いづらいが
やはり割り箸の方が旨く感じる気がする。
プラ箸では幼稚園のお弁当になってしまう。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、
吉野家は一度倒産している。
25年ほど前の話しだ。
その後、当時のセゾングループの傘下に入った。
倒産前の吉野家は割り箸ではなく、木の塗り箸を使い回していた。
割り箸を止めるのなら、せめてその当時に戻してくれないかな。


<吉野家都市伝説5>
ツユダク、ツユ抜き、ネギ抜きはできます
ではネギダク、肉抜きはできるのか

<アンサー>
長い間吉野家に通っているが、
未だかつてその注文をしている人にお目にかかったことはない。
しかし、面白い頼み方をする人はたくさんいる。
過去に見たことがある例では、
「生っぽいタマネギを入れないでくれ」と言う人。
最近はあまり無いが、昔はシャリシャリの生タマネギが
入っていたことはよくあった。
その、思いが強いのだろうか。
ちなみに「なか卯」はタマネギシャリシャリがマニュアル通りである。
仰天した人は、
ご飯だけ注文して紅しょうがをオカズにして喰っていった人。
目の当たりにして、かなり衝撃を受けた記憶がある。
普通のリーマンのオサーンだった(涙)


吉野家にはあまりにもドラマやエピソードが多い。
いずれまた、そんなお話しをしたいと思います。

ビバ!吉野家