「知味飯店」
家の近所に「謎」の中華屋さん。
勇気を振り絞ってランチを喰らいにカミさんと突入。
なんで「謎」かと言うと、
お店の外観がほとんど廃墟だからです。
こんな店に、ふらっと入る人いるんだろうか?
店内は先客もいて(この先客がまた昼から呑んでるお婆さんで怪しかった)、
さすがに写真を撮れませんでしたが、
外観の期待を裏切らない、散らかったお年寄りだけのお宅のようです。
「GOMIYA?」
とっさに出ようかと思いましたが、
見栄っ張りな夫婦なので動けず。。。
いかにも好々爺という感じの
70歳前後ぐらいの
長く伸ばした髭が真っ白の
店主が愛想のいい笑顔で、
怪しいお婆さんのビールのツマミにと焼いた銀杏を持って
出てきた。
もう後に引けず、注文することに。。。
わたくし注文の「唐揚げ定食」 550円
カミさん注文の「エビチリ定食」 680円
なんだかバカ安なのに「いらないよ!」と思えるぐらいの副菜が
お盆に乗らないぐらい付いてきた。
量が凄い。。。
目玉焼き&タコウインナー、いらない。。。
お料理自体は、いたって普通で可も無く不可も無くって感じ。
丁寧に作ってあるな、という印象は受けましたが。
副菜はいらないから、もう少しメインの料理にグレード感というか、
「中華料理喰ったど~!」って思わせる内容が欲しかった。
好々爺の店主は、と言えば、
飲み専門のお婆さん以外、他に客がいないせいもあって、
(しかも他の客が来ても、いろいろ物が置いてあるので、もう席には座れない)
なにかとやたらと話しかけてきたり、
お茶を頻繁に差し替えてくれたり、
調味料を持ってきてくれたり(最初からくれよ・・・)、
TVの取材が入って(TBS火曜のV6の番組らしい)、
もうじきオンエアされるんだよ話ししてきたり、
と落ち着いて喰えない、こっちの会話が続かない、
この上なし。
店主、
とてもいい人なんだなと思うんだけど、
頼みますから少し放って置いてちょうだい。。。
なんとか喰い終わって、
お勘定を済ませて店を出るのだが、
話しが長くてなかなか帰らせてくれない。
店の前で干されていた「銀杏」を持って行けと言ってるし。
参りました。。。
愛想がいいお店は好印象だし、
店主も見るからにいい人だし、
料理に関してはともかくとして、
悪い要素は無いんだけどなんだか居心地が良くない。
笑える要素は盛り沢山なんだけどね。
お店って言うのは難しいねぇ~。
ちなみにこの店、
「とんねるずのみなさまのおかげです」の
「きたなミシュラン」でも取り上げられているので、
そりゃぁもう、、、筋金入りなわけですよ。
店主は、
かの有名な六本木の名店「香妃園」出身の料理人らしいので、
調べたところ夜のコースメニューなんかは、
かなり本格的な料理を出すらしい。
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「知味飯店」のブログ
また行くことがあるのかは、、、察して下さいませ。