テコンドーを中心とした筋トレ、アンチエイジング

年齢に関係なく、筋肉、脳は鍛えるほどその重量、能力は増加します
テコンドーはインナーマッスルもバランスよく鍛えられます

健康寿命を延ばす方法 その2 ミトコンドリアを増やして若さを保ちましょう

2018年04月11日 13時34分27秒 | アンチエイジング

ミトコンドリアを増やして若さを保ちましょう 

まず、ミトコンドリアを増やす方法の復習です。

重要なことから順に、①高強度インターバルトレーニングのような運動、②糖質制限の腹7-8分目の食事、または週に一度のプチ断食③ときめき、楽しさを持つ精神、④空気の綺麗な良環境です。


速筋では、激しい運動で、無酸素下でグルコース解糖系で糖からATP2分子の産生時に同時に産生される乳酸が全身に流れます。この乳酸をさらに有酸素下でATP30分子のエネルギーに変えていくのがミトコンドリアです。ミトコンドリアの分布の多いのは遅筋、脳、肝、心臓です。ちなみに遅筋には、10パーセント、速筋には5パーセント、心臓には40パーセントミトコンドリアを含みます。20億年前に我々の祖先の真核生物にミトコンドリアは共生するようになったそうです。瞬発時のエネルギー以外のほとんどのエネルギーをミトコンドリアからもらっていると言っても過言ではないようです。
ミトコンドリアを増やすには、高強度インターバルトレーニングを中心とした酸素を取り入れる運動、糖質を制限した腹7-8分目の食事、寒さを感じることなどです。
図のように、ミトコンドリアは、乳酸と脂肪酸を取り込んで、ATPを産生します。その量はそれぞれ、30分子、100分子以上です。

加齢により、ミトコンドリアの数の低下、質の低下により、エネルギーの元になるATPの分泌が低下し、活性酸素の放出が増えてきます。これにより、細胞の損傷が起こり老化が進み、癌化も起こりやすくなるわけです。

もう一つ、若さを保つのに重要なオートファジーは、これら老化し、質の低下したミトコンドリアを含めて細胞質の中の老廃物を自己消化してアミノ酸にまで分解する仕組みです。オートファジーは、糖質制限の7-8分目の食事、週一回程度のプチ絶食で、誘発されます。糖質制限は、同時にミトコンドリアの増加、活性化も起こしますので一石二鳥です。