kmitoh 春夏秋冬

水生生物雑記帳・男鹿半島幻想・接写と拡大写真

水生生物雑記帳:フジツボ

2014-12-22 07:42:30 | 水生生物雑記帳


 クロフジツボ
 潮が満ちて体が水の中になると、蔓脚(まんきゃく)で
プランクトンなどの餌をかき集める。




 クロフジツボ




 サンカクフジツボ




 ?




 ?
 アカウミガメの子どもについていた。
 フジツボ類だろう。




 上のものを拡大した。




 別のウミガメについていた。カメフジツボなのかな。




 カメフジツボ




 ヨツカドヒラフジツボ




 ヨツカドヒラフジツボの殻


 気がむいたら種名を調べます。
 わかる方は教えてください。

 沿岸種は海水を汲み上げるパイプ内に付着して、
ムラサキイガイとともに水の流れを悪化させたりする。


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水生生物雑記帳:カメノテ

2014-12-21 16:28:17 | 水生生物雑記帳


 エビ・カニの仲間。
 海水面より高い岩の間に固着している。




 岩を少しずつ砕いて、体が見られるようにした。
 水の中に入れたので、餌を獲るための蔓脚(まんきゃく)を出した。


 潮が満ちて水中に体があるときや、時化で波しぶきがかかるときに
蔓脚でプランクトンや有機物を濾(こ)しとる。

 同種類かどうかはよくわからないが、
名古屋では魚屋で売っているらしい。
⇒元気ばばの青春日記 気持ちだけは20歳


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水生生物雑記帳:エボシガイ

2014-12-20 11:03:45 | 水生生物雑記帳


 流れよった流木についていたエボシガイ




 エボシガイ




 別の種類のような気がするエボシガイ


 エボシガイの仲間は小さな熊手のような蔓脚(まんきゃく)で、
プランクトンや浮遊有機物をかき集めて餌にしている。

 エボシガイはカニやエビの仲間であるが、自由に泳げるのは
ごく初期の段階に限られ、すぐに流木などについて固着生活をする。

 その後は、付いた流木などと運命をともにする。
 流木は流れまかせだから、そこには同じように流れまかせの
餌となるプランクトンも集まっている。




 タカアシガニについていたエボシガイの一種。




 矢印の部分についていた。

 カニは鰓(えら)で呼吸をする。
 鰓は、わたしたちがカニを食べるときに食べ残す部分である。
 呼吸は、鋏(はさみ)脚の付け根の孔から水を取り入れ、鰓を通し、
口のところから排水する。
 
 タカアシガニには数種類のエボシガイが付着していることが多いが、
写真はそのひとつで、水の取り入れ口と、体の中にある鰓についていた。
 カニが呼吸のために汲み上げる酸素を含んだ海水とともに、
エボシガイの餌となるプランクトンも流れてくるのだから、
たいへん快適な場所だろう。

 しかし世の中よいことばかり続くわけでもなく、
殻(から)や鰓についていたエボシガイは、
脱皮とともに捨てられてしまう。




 沖縄で放流され、男鹿で捕獲したウミガメの背甲に
ついていたエボシガイの一種。

 ウミガメとともに最適の環境へ移動できるともいえる。




 ハナオコゼの口に寄生したエボシガイの一種。

 ハナオコゼは、体の色模様と突起物でカムフラージュし、
ほとんど動かずに近づいてきた魚やエビなどを瞬間的に捕食する。
だから、餌そのものでは競合はしない。

 考えようによっては、エボシガイはカムフラージュ用の小道具ともいえるが、
ほんとうのところハナオコゼにとってはどうなんだろう。


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水生生物雑記帳:プランクトン:ヒトモシクラゲ?

2014-12-16 15:37:56 | 水生生物雑記帳



 腔腸動物(こうちょうどうぶつ)
 5cm  
 ヒトモシクラゲとすれば、暖海性。

 よくわからない。


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水生生物雑記帳:プランクトン:フタオサルパ

2014-12-16 15:28:02 | 水生生物雑記帳


 フタオサルパ群体




 フタオサルパの一個体


 原索動物(げんさくどうぶつ)
 4cm
 本州中部以南。




 オオサルパ


 原索動物(げんさくどうぶつ)
 15cm
 世界の温帯域。


 「水生生物雑記帳>プランクトン」は、男鹿で採集したものを載せている。
形が正常でないものもあるはずだが、記録として見ていただきたい。


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