12月7日は京都祇園花見小路の奥にある臨済宗建仁寺派大本山建仁寺の時間外特別拝観に来ました。
こちらの紅葉は都心部にあるにもかかわらず色づくのが遅く12月に入ってようやく色づきが増してきます。
方丈南庭の大雄苑は枯山水庭園ですが、方丈北庭には色づきの見事な紅葉が見れます。
こちらの紅葉のメインは小書院と大書院に囲まれた「潮音庭」にあります。
建物に囲まれていて陽当たりがあまり良くないのか?京都市内でも最も遅くに紅葉が楽しめる穴場的な寺院です。
三尊石組を配した枯山水庭園で四方から眺める様に作庭されています。
小堀泰巖管長が作庭され、専属庭師の北山安夫さんが監修されています。
また、大書院では細川護熙元首相による「瀟湘八景図襖絵」が奉納されています。
禅宗寺院の大本山の多くは拝観時間外には滅多に公開されないですが、建仁寺本坊は修行僧が修行をされている専門道場・霊洞院と比較的距離が離れている為かも知れないですね。