大徳寺塔頭・大光院を拝観後に近くに鎮座される今宮神社を参拝しました。
堂々とした楼門を潜ると拝殿があります。
その奥に本社があります。一条天皇の御代に創祀された古社で疫病を鎮めるお社として崇敬を集めています。
本社の隣りには疫社が鎮座されています。
毎年4月の第2日曜日に行われる"やすらい祭"が行われます。
赤毛・黒毛の鬼たちが笛や太鼓のお囃子に合わせて、長い髪を振り乱しながら踊ります。
祭りの列が町を練り歩き人々の厄疫を除き健康を祈ります。
祭りの中心は多くの花々で飾られた花傘で惹き寄せられた疫神は疫社へと鎮められます。
"やすらい祭"も祇園祭や粟田神社などで行われる"剣鉾"と同じ疫病退散を願うお祭りです。
「太秦の牛祭」「鞍馬の火祭」とともに"京都の三奇祭"のひとつとされています。
今宮神社の花手水です。
1月の正月バージョンです。
境内西側にある絵馬舎には多くの古い絵馬が奉納されています。
創祀以来、多くの人々の信仰を集めてきた古社である事が絵馬舎を見るとよくわかります。
最後に御朱印を授与して頂きました。
御朱印帳に挟むあて紙にも"花傘"がデザインされています。
次に今宮神社の門前町の"あぶり餅"を頂きます。