油屋種吉の独り言

日記や随筆をのせます。

喉もと過ぎれば……。

2024-04-17 15:39:38 | 日記
 こんにちは。
 ブロ友のみなさま。
 いかがお過ごしでしょうか。

 わたしは、このところ、あまり元気が
 ありません。なぜかといえば、詐欺メ
 ールに、見事なまでにひっかかってし
 まったからです。

 どうやって、彼は、わたしのクレカの
 詳細を知るのでしょう。

 どうしたら、わたしのいのちの次に大
 切なものを抜き取ることができるので
 しょう。

 彼なりに必死に考えたのでしょう。

 敵は手ごわい。

 クレカについての知識を、充分に認識
 しています。

 異変は三月の半ばにありました。
 PCの画面に、明らかに、詐欺だとわか
 るくらいの画像が現れました。

 わたしは直ちに鹿沼ケーブルに電話。
 「この画像を削除するにはどうしたら
 いいでしょう」
 「では、こうしてください」

 この判断は正しかった。
 即座に、正確な処理のしかたを教えて
 いただき、事なきを得ました。

 問題はこのあとでした。
 発信元が不明のメールが相次いで放た
 れ、わたしのページにとどくようにな
 りました。
 
 実に、まぎらわしいメールでした。

 わたしの使用しているクレカ会社から
 とみられるようなメールが、頻繁にと
 どきだしたのです。

 四件から五件あったでしょう。
 バカなことに、そのうちの数件をクリッ
 クしてしまった。

 「ログインしろ、ログインしろ」
 の一点張り。

 IDやパスワードを、いくども、打ち込
 ませるようにしむけました。
 
 信頼できる方、あるいは友人が必要な
 のは、その際でした。

 わたしもあまりにぼんくらではありま
 せんでした。
 ただちに、フィナンシャル会社さまに
 連絡を入れました。

 「そんなメールは、当社では、いっさい
 よこしません」

 いっとき、損害を弁償する覚悟をしま
 したが、
 「保険がかけられていました」
 とのこと。

 おかげさまで自腹を切ることはなかっ
 たものの、今回わたしのせいで、他人さ
 まに多大なご迷惑をおかけした。

 「このメールどう?ひょっとして危な
 いメールじゃないかな」
 「うん、そうだな。おれもちょっと調
 べてみるから。そのメール、決して開か
 ないようにしていてっ」

 こんな具合に、何でも話せる、信頼
 のおける友を持つことです。

 いま思えば、この三月末あたりから
 発信元の不明なメールがわたし宛に送
 られてきていました。

 四月十七日。
 きょうもまた、それが届きましたよ。

 一度も二度も味をしめていますから、
 ちょっとやそっとじゃ、あきらめない
 のでしょう。

 もう二度と、不審なメールにクリッ
 クなんてするもんですか。

 すばらしいインターネット・セキュ
 リティを施していても、自らクリック
 してしまったら、もうアウト。

 ああそれとね。
 決して油断してはなりません。
 怪しげなサイトを開かないこと。

 敵はわたしたちそれぞれの心の隙間
 を狙い撃ちしてきます。

 十数年前、ブログを始めた頃、一度
 詐欺にやられました。

 せっかく書いた記事がすべて、他人
 のものになりました。
 糸が切れた凧のように、どこかに飛
 んで行きました。

 桜が咲いた。
 つつじが咲いた。
 暖かくなったと喜んでばかりはいら
 れません。

 ブロ友のみなさま。
 どうぞ、ご用心、ご用心。
 
コメント (1)
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