油屋種吉の独り言

日記や随筆をのせます。

一月三十一日(金)晴れ。

2025-01-31 17:06:44 | 日記
 昼間、車中にいると、暖かい。
 陽ざしが徐々に春めいてくるのがしれて嬉しい。

 しかしいったん外に出ると、風がつめたい。
 この時期、特有のお天気である。

 ドライブが好きで、しばしば車を走らせる。

 男体山に女峰、それに茶臼のある那須岳。
 それらはいまだ雪におおわれ、遠目には美しい。

 だが、近寄れば近寄るほど、自然の厳しさが知
れて驚かされる。
 
 谷間に足を踏み入れようものなら、お天気が一
変。

 谷間は灰色の雲におおわれ、パラパラ雪が舞い
散ってくる。

 ところどころで、栃木は熱いお湯がわく。
 こんなお天気の中でも、温泉客が絶えない。

 雪見酒としゃれこんだりと、それなりのだいご
味があるのだろう。

 このところ不安が増した。
 すわっ、道路陥没。

 数日前、埼玉の八潮で起きたようなことが、目前
で起きたらと思うと、そら恐ろしい。

 もっともわたしが住むところは、田舎でもあるし、
と自分に言い聞かせるが……。

 県都宇都宮なら、どうだろう。
 地下の様子は……?

 下水道管はきちんと整備されているのだろうか。

 不安が尽きない。

 思わぬ事態に巻き込まれた七十四歳の運転手の、な
るだけ早い救助が、待たれるところだ。

 一寸先は闇。
 肝に免じて運転したい。 

 

 
コメント (1)
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