2人目は友瀬瑠奈ちゃんでした(*'▽')
友瀬瑠奈 キャラクター紹介
律希の妹。実妹ではなく義妹である。自分に絶対の自信を持っており、自分の目的さえ達成できれば他の細かいことは気にしない性格。やや頼りないところがある兄に対してやや厳しい態度をとっているが嫌いというわけではない。ただのツンデレである。
母親が同じ演劇部のOGで天才と言われていた。瑠奈自身もテレビドラマに出演した実績があり、演劇部に入った新入生の中でも抜群の演技力を持っている。そして、演技力だけではなく演技指導も上手い。彼女もまた兄と同様に大会に参加する者は実力で決められるべきという考えを持っており、新入生が夏の大会に参加できないことに納得していない。
祈莉曰く“自信過剰で他者を罵ることで心の安寧を得る典型的なナルシスト”。そして、やっぱり、おっぱい。( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
友瀬瑠奈編 あらすじ
祈莉がどこからか見つけて持ってきた台本「ソノヒノケモノニハ、」により、再び一致団結した律希達。誰が何を演じるかはチームリーダーの律希に託され、律希は主役に瑠奈を選んだ。舞雪も祈莉も“瑠奈なら”と律希の意見に賛成した。当然、瑠奈自身も選考会を勝ちに行くと強気を見せて主役を引き受けた。しかし、瑠奈には不満もあった。舞雪と祈莉では実力不足だからこそ消去法で選ばれたこと。そして、「ソノヒノケモノニハ、」の主役である少女が自分のハマり役ではないことに。しかし、すぐに気持ちを切り替え、普段の自分とのギャップで部長たちを驚かせてみせると律希に抱負を語るのだった。
それから瑠奈は毎晩のように台本読みに没頭していた。そして、全員で集まって一通り読み上げる日、律希が来る前に瑠奈が立ち稽古に入ろうとして、舞雪と祈莉にそれを止められ、頭に血がのぼってしまっていた。瑠奈は2人が真剣ではないと主張するが、遅れて部室にやってきて、舞雪たちから事情を聞いた律希は、瑠奈だけを悪者にしないよう発言に気を付けながら、瑠奈を諭すことにした。瑠奈は経験者だから何をすべきか分かっているが、自分たちはそれを知らない。だから、練習に入る前までの課題について、どこまでをゴールにするか決めるべきだったと伝える。舞雪や祈莉も律希の意見に賛成すると、瑠奈は頭を冷やしてくると言って出て行ってしまった。
講堂で1人になった瑠奈は、バルコニーで外を眺めながらため息を吐いていた。舞雪や祈莉にそんなにきつく当たるつもりはなかった。問題は彼女自身の中で既に理解していた。ひとり突っ走っている自分とついていけないチームメイト。その気持ちのズレが埋められなくて彼女にはもどかしかった。それともう1つ、前日に律希と舞雪が2人で一緒に練習していたのを見ており、2人が楽しそうにしているのを見て嫉妬していたというのもあった。彼女にとって、演劇の練習は厳しいものだった。しかし、あの2人にはそれがなく、楽しく練習していた。そして、自分の奥底に封じてある、律希への想い。今はそれに気付いてはいけない。律と自分は兄妹で家族なのだから。自分にそう言い聞かせて、台本にある台詞を言うと、突然どこからか男性の声がして、瑠奈の前に姿を現した。
クロガネは言った。瑠奈の演技に決定的に足りないもの。それは瑠奈が演劇を始めるキッカケになった母親が台本を書いた舞台で輝いていた演者のような人を魅了する力。瑠奈自身もそれに気づいていた。クロガネはその力を授けるという。しかし、瑠奈は自分のプライドが許さず、それを否定したため、クロガネは今すぐ結論を急ぐ必要はないと言い残し、去ってしまうのだった。
それからも瑠奈は律希たちと意見が対立し、チームの雰囲気も以前のように悪くなっていった。瑠奈は律希と祈莉が自分の演技に対してどう思っているか、薄々感じとっていた。苛立ちを隠し切れない瑠奈はまた講堂のバルコニーで1人になり、どうすればいいか考えていた。そして、自分に足りない部分を補うことを決意した。それがどんな手段であろうとも。瑠奈は夜になると1人で寮を抜け出し、時計塔へと向かった。そして、時計台の中に入り、クロガネに呼び掛けると、彼はすぐに姿を現した。瑠奈はクロガネの姿を確認するなり、私と契約しなさいと告げる。クロガネはその要求に対し、兄と過ごした時間を差し出せと代償を求めた。“世界中の人を魅了する女優になりたい”という夢がある瑠奈にとって、大切なものは“今”と“その先にある未来”だった。だから、兄との過去なんてどうでもいいと考え、クロガネと契約を結ぶのだった。
翌日、自分の持つ大きな目標の前に小さな目標を立てるという方法で舞雪たちの指導を始めた瑠奈。そんな彼女の練習法に舞雪も祈莉も納得し、練習はようやく軌道に乗り始めていた。学園でも人気が出始め、皆を正しく指導する妹の姿に、兄の律希も誇らしく思うようになっていた。しかし、瑠奈は周囲の盛り上がりに対して自分の気持ちが冷めていっているのを感じ、心の中で何かが引っかかっていた。そう、1つ気付いたことがあった。それは、“過去の記憶を消されたのは律希”だったから。瑠奈はそのことについて、クロガネに問いかけた。すると、クロガネはこう答えた。“観ていて楽しいのは、その人自身の大切な人が損なわれていく姿”であると。瑠奈はクロガネのことを悪趣味だと思いつつも、それでも今の律希が自慢の妹だと認めてくれている。だから、非力だった昔の自分なんて覚えてなくてもいい。そう告げると、クロガネは“演劇は観客が最後の作り手だ。幕が下りるまで結果は分からない”とだけ言い残して姿を消したのだった。
日に日に増えていく瑠奈のファン。律希たちは、瑠奈のことを称え、瑠奈も機嫌良さそうにしていたが、律希の一言で雰囲気が一変してしまう。それは瑠奈の演技力について、律希が“生まれながらの天才”だと言ったことだった。それを聞いた途端、瑠奈は機嫌を悪くし、どこかへ行ってしまう。律希は自分の何がいけなかったのか、部長に相談してみると、“天才”と呼ばれると自分の努力を否定されたように聞こえてしまう人もいると言われて、納得した。瑠奈も相当な努力をしているのを見てきたはずの律希だったが、彼女のことを考えると頭がぼやけてしまうようになっていた。それから夕飯のときも姿を見せなかった瑠奈だったが、律希が夕飯を食べて部屋に戻ってくると、瑠奈が待っていた。瑠奈は苛立っており、律希は昼間の件を謝りつつも、部長の話を聞かせようとしたが上手くいかなかった。すると、瑠奈は律希の胸倉をつかんで、今の律希は悪くない、全部自分の身勝手な願いのせいだと伝える。それでも怒る瑠奈に対し、律希は戸惑っていた。瑠奈は自分の願いを叶えたはずなのに、律希は瑠奈との過去を失い、瑠奈の“人を魅了する力”で惹かれる一ファンと同じ態度しか取らなくなっていた。律希を想う彼女にとっては、それが面白くなかった。だから瑠奈は決意した。自分の実力で律希を“好き”にならせてみせると。そう宣言すると、瑠奈は律希を押し倒したのだった。
瑠奈が想いを打ち明け、恋人同士になった2人。寮母の詩乃に2人の関係がバレたこともあり、律希は舞雪と祈莉にも自分たちが交際を始めたことを伝えた。しかし、依然として律希は“瑠奈との過去”を忘れたままであり、瑠奈はそんな律希との会話が微妙に噛み合わず、時々寂しそうな表情を浮かべていた。クロガネから授かった“人を魅了する力”は絶大で、舞雪や祈莉も瑠奈に引っ張られてどんどん演技が上達していった。その甲斐もあってか、リハーサルでもその出来栄えの良さを部長に褒められたが、瑠奈は嬉しそうな顔をしていなかった。全ては瑠奈の思い通りに事は進んでいる。自分が望んだ通りの結果になっている。しかし、決定的なモノが欠けていた。昔、母親が台本を手掛けた劇を初めて見に行った記憶。彼女が演劇を始めるキッカケになったあの日の出来事。瑠奈はつい最近のように思い出せるが、律希が思い出すことはなかった。だから、瑠奈は言った。律はもう兄さんなんかじゃないと。すると、律希は“瑠奈の恋人だ”と返し、自分の気持ちを伝えた。それでも、彼女の表情が晴れることはなかった。律希は彼女の表情を見て、自分の発言が彼女の望む答えではなかったため、失望させてしまったことを感じ取っていた。瑠奈は〝自分との思い出を全て忘れた律希”を見て、初めて分かったことがあった。それは自分が本当に望んでいたもの。それは人を魅了する女優になるという夢なんかじゃない。もっと身近なものだった。それは、律希の真心。兄として見守ってくれていた、優しい眼差し。兄には自分だけを見てほしいという願望。それこそが彼女の本当の願いだった。
自分にとっては何が一番大切なことかに気が付いた瑠奈は、律希に全てを打ち明けることにした。自分の目的のために、クロガネとの契約の代償として、律希の記憶が失われたこと。律希は彼女を慰めるため瑠奈が望んだ通りになったのならいいのではないかというが、瑠奈はそれを否定した。本当に才能がある役者を前にしたとき、自分がどれだけ恥ずかしいことをしてまやかしの栄光に縋っているのか思い知らされる。そうなったらきっと自分はその人の横には立てないだろうと。彼女は自分のした行為について、激しく後悔していた。しかし、律希はそんな瑠奈に対し、もしも後悔しているのなら、クロガネとの契約を解除してしまえばいいと提案する。力を失う代わりに兄の記憶が取り戻せる。もしそうなったら、もう兄は自分のことを“恋人”として好きにはなってくれないかもしれない。それでも、悲喜交交の人生を自分と一緒に歩んできた兄が戻ってくるのなら、今の状態よりはずっといい。そう考えた。人を魅了するトップ女優になるという夢よりも、その夢を与えてくれたキッカケの方が大切だから。
その日の夜、2人は一緒に時計塔へと行き、クロガネを呼び出した。瑠奈はクロガネに契約解除を要求し、その理由を述べた。虚勢を張っていた自分が弱い人間だった。けど、その弱さを認めて、乗り越えることで、本当の強さを得ることが出来る。ひとりじゃない。認め合う仲間とならきっと出来る。そうすることで、私は本当の“友瀬瑠奈”になれる。律に褒められたとき、胸を張れる自分でありたい。ただそれだけのことだと。すると、失望したクロガネは、瑠奈との契約を解除し、彼女の事を“愚かなる者”と呼び、去って行った。クロガネが去った後、瑠奈は律希に“自分との思い出の記憶”が戻っていることを確認し、安堵した。そして、“今度はクロガネの力なんか借りなくても、誰かを感動させてみせる”と意気込みを見せるのだった。
絶大な力を失った代わりに、女優を目指したキッカケを取り戻した瑠奈。かつてのような強気な態度はみられなくなり、弱気を見せるようになっていた。それでも、律希に支えられ、舞雪や祈莉と一生懸命に練習を重ねてきた。以前の瑠奈なら自分の目的のためなら手段を選ばなかったが、今は違っていた。律希や舞雪、祈莉と一緒に練習してきた時間が何よりも大切だと、そう思えるようになっていた。そして、迎えた選考会当日。チーム・ハクビジンは不合格だった。律希も舞雪も祈莉も自分のミスを気にしてしまい、演技に身が入っていなかった。けど、3人とも共通して、瑠奈の最後の演技には感動したと口をそろえて言っていた。瑠奈はその感想を聞いて嬉しそうな表情を浮かべるが、彼女は褒められた自分のことよりも身勝手だった自分についてきてくれた舞雪たちに“ありがとう”と感謝の言葉を伝えた。舞雪たちはその言葉を聞いて照れるが、直後に瑠奈が反省会を始めると言い出したため、打ち上げも許さないその厳しさに“やっぱり瑠奈だなぁ”と苦笑いを浮かべた。その日の夜、瑠奈は詩乃に賄賂を渡して律希と一緒に大浴場に入った。その時、瑠奈は保留していた“律希の答え”について、今すぐ結論を出さなくていいと言ったが、律希はそんな瑠奈を抱きしめ、“記憶を取り戻したら、ますます瑠奈のことが好きになった”と告白し、2人は本当の恋人同士になったのだった。
翌日、部長に呼び出された2人は、昨晩のことを咎められるのかと不安になったが、用件はまったく別のことだった。それは、律希たちの努力を見た顧問たちが話し合い、来年度以降は制度を変え、学年・経験問わず、規定のレベルを超えていれば、どのチームにも選考会への参加を認めることにしたということだった。律希たちはそれを聞いて驚くと同時に、自分たちが起こした行動で部の古い慣習を破ることが出来たことを喜んだ。そして、用件はそれだけではなかった。1年生の中でもずば抜けた演技力を持つ瑠奈を選考会で優勝した部長のチームに入れるというのだ。瑠奈は驚き、未熟な自分が部長のチームに入っていいのかと躊躇するが、律希に背中を押され、部長のチームに入ることを決意した。こうして瑠奈は、1年生チームを結成した当初の目的を果たし、自分の夢を叶えるための大きな一歩を踏み出したのだった。
友瀬瑠奈編 感想
一言で言うならば“初心忘るべからず”ですかねw 自分にとって何が大切なのか、どうしてその夢を抱くようになったのか、それを忘れてはいけないという感じのお話でした。共通ルートの瑠奈ちゃんは祈莉ちゃんが言う通りのナルシストで、クロガネと契約して人気者になったところまでは正直言ってあまり好きになれなかったんですけど、自分にとって何が大切か気付き、人を魅了する力を失った瑠奈ちゃんの方が自分にはとても魅力的に見えました。まぁ要するに終盤の瑠奈ちゃんは可愛かったということです、はいw 強気な部分はそのまま残ってるけど、ナルシストな部分が無くなったって感じです。普通に可愛い妹になっていました。きっとそれが本来の瑠奈ちゃんで、“我が家のプリンセス”なんでしょう。ただ、肝心な2人の思い出が断片的にしか語られていないので、出来ればもう少し詳しく触れてほしかった気がしますね。少し置いてけぼりをくらってしまう印象がありました。
Hシーンは3回。本番Hは6回ありますが、内4回はおっぱいを見せてくれたので、まぁ一応及第点w 初体験の2回戦目、2回目の1回戦目の2つのCGが良かったかなぁ。あと3回目にはパ〇ズ〇フェ〇があるので良かったです。素直な妹プレイで演技とはいえ、可愛い瑠奈ちゃんも見られましたしw 何はともあれ、( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
ところで、瑠奈編を見てて、FD化で部長をヒロイン化してほしいなぁって思ったんですけど、ダメですかねぇw おっぱい大きいし、面倒見良いし、ママになる素質充分ですよ(爆) ぁ、舞雪ちゃんの姉は別にいいですw 詩乃さんは・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
「その日の獣には、」のあらすじ・感想はこちら↓
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瑠奈ちゃんは後半可愛かったけど、前半がちょっとワガママ過ぎたのが、最初から素直だった舞雪ちゃんと比較すると少し損してるなって感じですかね。