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◆世界一幸せな国は最貧国ブータン?〓国民の97%が幸せと感じる源は「希望」だった!

2012年07月17日 | つれづれ随想

世界一幸せな国として注目されるのがインドの東北に位置す
るブータンだ。経済的な見方では最貧国とされるこの国の
9割以上の国民が自分は幸せだと感じている。

ブータンはヒマラヤの麓に位置し、面積は九州と同じ位の小
さな国だが、もう40年以上も前から国民総幸福量〓GNHを
政策の指標として来たのだという。

先進国を始めとして諸国が、国民総生産〓GNPという経済
指標を基本とする中で、1976年にジグミ・シンゲ国王が提
唱した。

長い間鎖国が続いていたが、1999年にはテレビ放送が始
まり、情報の公開により若者の犯罪の増加がみられるよう
になったとはいえ、国民の97%が今も幸せと感じている。

ブータンのGNH委員会長官は、必要以上のものは望まない
こと、多くを望むと不幸になるという充足の哲学を強調する。

暮らしは貧しくとも、子どもたちの瞳は輝いている。それは何
故か?そこには、今年は電気が通った、今度は水道が来る
かもしれないというささやかでも希望があるからだ。

日本の学校におけるいじめによる自殺、亡くなった同級生を
その死の事実を知っても更に踏みにじる言動、知ってか知ら
ずか防ぐことができない学校と大人たち。

ブータンに比べ圧倒的に物も情報も豊かな日本。しかしささ
やかでもそこに希望はあるのか?

日本が置き去りにしてきてしまった精神と哲学の復権が
いま、何よりも大切なのかもしれない。
           
 
     あぶかわひろしは今日も行く
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