▲スタンドパイプは初期消火や災害時の給水に威力を発揮
小平消防署の皆様に取材のご協力を頂きました
本日25日、小平市議会平成26年6月定例会が終了しました。
あぶかわ浩の一般質問の内容を順次報告致します。
インターネット中継録画はコチラ
※6月5日(木)の2番目です。9月中旬まで視聴できます! 火災予防のため、市ができることは何か!
小平市内には南北に短冊状の土地が形成され、消防車が
入れない狭あい道路や木密地域が数多く存在します。
この5年の市内の火災発生件数は、48件から68件で推移
しており、火災予防のため市ができることは何か、いくつかの
観点から質問しました。
まず震災時の火災対策として、家庭用の電源自動遮断装置
の助成ができないかです。震度5程度の地震が起きると糸で
つながったおもり玉が落下しブレーカーを切る仕組みです。
価格も安く、停電が復旧した時の電気コンロやドライヤーなど
による通電火災の予防に効果があります。答弁では国の中央防災会議により自動遮断装置の必要性
が提言されていることから、今後検討していくとのことです
更に、消防団支援法が成立したことから、消防団員の待遇
改善について取り上げ、小平市の消防団員の退職報奨金が
5万円引き上げられたことが確認できました。
続いて、消防車両の進入困難地域や木造密集地域などへの
対策としてスタンドパイプの設置を進めようとの提案です。
スタンドパイプは、給水に必要な器材一式が台車にセットされ
軽量で、女性や高齢者でも搬送が可能、消火栓にワンタッチで
接続でき、初期消火に極めて有効です。
また災害時、防災拠点での緊急給水にも役立つことから市内
各自治会や災害時避難所となる学校などへの設置の推進と
防災訓練での活用を訴えました。▼スタンドパイプセット
東京都では希望する自治体に無償貸与をスタートしており、
練馬区、日野市などでは積極的な活用が進んでいます。
答弁では、市内ではまだ自主防災組織が1カ所しか設置して
おらず、今後は補助事業の活用を研究していくとのことなので
今後の推移を注視したいと思います
小平消防署ではスタンドパイプを使用しての防火訓練も
積極的に行っているとのことです。(要予約です。)
署員の皆様、ご協力ありがとうございました
あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩(虻川浩)小平市議会議員のホームページ
ワカモノのミカタ