端居かな(老いの繰り言)

2024-08-12 14:50:07 | 日記
 8月12日です。立秋過ぎても相変わらず猛暑が続いていますね。東北は台風上陸。皆様、お気を付けてください。

 爺さんは、居間にこもってオリンピックのマラソン観戦、赤崎鈴木のいずれも自己新の力走に釘付けになっておりました。
 爺さんもRUN再スタートと思っていましたが、暑さと、整形外科で半月板の消えたMRI画像を見せられて散々おどされたせいか、なにやら膝に痛みを感じまして、インソールができるまで慎重に、と怖気づいております。

 というわけで、特段のブログネタもありませんので、しばらく、老いの繰り言を書きます(予めお断り致します。)

        『ある日、あるとき、、、

         一生を悔いてせんなき端居かな         久保田万太郎

「端居」 はしい。夏、へやの中の暑苦しさをのがれて、日陰の縁先に出て、なんとなく涼気を求めながらくつろぐことをいう。(「俳句大歳時記」解説)
 昔は、いや、つい先年迄は、縁側で夕涼みとか、公園の木陰に避暑みたいなこともありましたが、この猛暑ではこういう気分は味わえないですね。


 故郷の幼馴染たちから「喜寿旅行」の案内状が届きました。

 同級生は、60数人です。小学校を出てすぐに一家を挙げて故郷を離れましたが、もともと父母とも島に生家があり、爺さんも同級生に従兄姉が3人もいて、さらに親戚筋もいますので、誘ってくれます。33歳、42歳、還暦祝い、古希祝と招集がかかります。
 これらは数え年でするのが慣例なので、3月31日生まれの爺さんにとってはいささか早すぎる感じです。4月生まれだともう満76歳なので、違和感なしでしょうか。
 島で漁師を継いだ友たちが中心になってやってくれますが、ありがたいことです。今年は、何人に再会できることでしょう。





 悔いて詮無きつれづれに入る前に終わりましたが、次回以降に。では。

 

膝のぐあい

2024-08-07 17:40:05 | 日記

 8月7日です。ウルトラマラソン界の長老さんたちは、昨日朝に広島市平和公園をスタートして長崎市へ向かって走ってあります。その熱意と体力に頭が下がります。猛暑の中、無事にゴールされるように祈っております。

 8月に咲く我が家の百日紅です。

 

 爺さんは、先月3日の福大病院整形外科での診察いらい、ノルディックウオークもまったく歩かず走らずのグータラなひと月でありました。本日、再受診、MRIでした。

 

 M医師がプリントアウトしてくれましたが、内側の半月板は摩耗して消えていますし、その下の白い影が”炎症”箇所で、ひと月でわずかに縮小していますが『ああ、残ってますね~、もう消えないかなぁ、、、』と。

 拡大です。

 M医師の所見は、

『マラソンをやるなら骨切術どバランスを回復する必要があるが、骨切術の適応年齢は70歳まで。半月板は、もう無くなっているので手術の意味がない。白い影のところがグシャッとなると手術で人工関節に置き換える。となると、マラソンはできなくなる。ただしテニスは出来る。

 とりあえず走ってみますか。グシャッとなる可能性は低いような気がする。シューズの中敷を入れた方がいい。保険が使えます。一月後にまた診せてください。ただし痛くなったら電話で予約を入れてください。』

 そのまま装具室へ。石膏で足型を取る。2週間後に受け取り予定。『中学生から大学生も作りますよ。野球とかサッカーとか砂の上を走り回る競技の子で1~2年、卓球とか室内競技で3~4年、普段履きのみなら5~6年。足の外側を少し高くしてO脚による関節内側への負担を軽くします。』と装具士さん。年寄り専用かと思っていた。

 嬉しいぃ~!  このひと月、悶々としてブログを書く気分にもなりませんでした。

 超スロージョグを、再開しよう! 当面、11月初旬のフルマラソンを目標に、後のことはおいおい考えます。

では、猛暑にお気を付けください。


六月か、七月か。

2024-07-10 19:58:27 | 日記
 本日は、7月10日ですよね、、、。365日、あっ、今年は366日か、毎日が休日だと今日は何日か、何曜日か、自信が無くなりますね。しかし、ご同輩に申し上げます。「只今、何年何月何日何時何分ですか?」というのは、運転免許の更新にあたって「認知機能検査」に必ず出ますよ!

 先日から、老妻が実家の片づけに帰ってまして仏間に残っていた辞典辞書がいるかというので、「俳句大歳時記」だけ引き取ることにしました。ほんとは文庫版の方がいいのですが、タダですので。(昨年、義母も亡くなりまして、義妹家族が古家屋を取壊し、新築するそうで)


 そんなこともあり、手元の古い本をめくっておりましたら、、、この本は、幾度と読み返したものですが。

 拙ブログ4月28日付投稿に、

    七月の青嶺まぢかく熔鉱炉    山口誓子

北九州市八幡東区皿倉山です。右手の市街地を挟んで日本製鉄(旧八幡製鉄所)があります。

、の句を引用したのですが、およそ50年ほど前に購入した中村草田男『俳句入門』(みすず書房)


なんと、『六月の、、、』となっておりました。


ええっ!っと仰天。まさか! 爺さんは膝だけじゃなく、脳内もとうとうダメになったのか、、、。背中にぞ~っと走ったものがあるのですよ。
おまけに、草田男さんの解説には、「六月」が季題であると。


 爺さんは、慌ててNETで検索しますが、「七月」しかでてまいりません。そして、これで確認。現代の俳人の総力を結集して出版された『昭和俳句作品年表(戦前・戦中編)』(2014刊)

 昭和2年に、


 やっぱり「七月」が山口誓子のオリジナルのようです。

 草田男さんの解釈には悪いですが、12歳中学1年生の時から、今は廃校となった戸畑中学校の校庭から毎日見上げていた皿倉山は、(校歌には『仰ぐ皿倉、さわやかに~』とありました。)やっぱり七月がふさわしいですよ。梅雨明けのさわやかな青空こそに皿倉山は映えます。

 では、なぜ、大俳人である草田男さんが「六月」としたのでしょうか。その経緯は、わかりません。単なる誤植ならばともかくも、草田男さんにとっては「六月」でなければならない理由があったのでしょうか。どなたかご存知でしたらご教示ください。


カフカの日。

2024-07-03 22:48:13 | 日記
 7月3日です。今日、パソコンを開いた方は、「今日は、カフカの日です。」を見られたでしょう。カフカの誕生日だそうです。高校生の頃、背伸びしてカフカの短編を読みましたが、さっぱり分からず、読み終えることもなく、今に至っても何も読んでおりません。ああ、恥ずかし、、、ということもないか。(爺さんの開き直り)

 早くも、今年の半分が過ぎてゆきました。むむ。爺さんのカレンダーは、この先、どこまであるんでしょうかね?

梅雨空が、いったん晴れて、植木が元気そうです。


 昨日7月2日、3週間ぶりの右ひざのMRI検査。画像を見て武田ドクターが、『むむ、、、』 前回とほとんど変わらず、治癒回復していないのであります。全治3ケ月の見立てだったのですが、、、。『福大病院のひざの専門家に紹介状を書くので、見てもらいませんか。フルマラソン、ウルトラマラソンに復帰目指して、どう判断するか、も書いておきます。』
で、早速、予約をとってくれたので、まぁセカンドオピニオンを貰ってくるか、と気軽に出かけました。

 まず、X線撮影を、右足の形から、右ひざをいくつかの角度で。撮影時間を含めて3時間待ちで、M医師の診察。ゲゲゲと驚愕の診断。爺さんには筋道立てて説明する知識もないし、いささかショックなので、自分の備忘録的に書いてゆくと、、、

 まずはあいさつ代わりに、『ウルトラって何キロ走るんですか?』 「エントリーしてるのは11月の276キロで、、、」『ええっ! 何処で? 何時間走る?』などなど。

 診察台で触診、『ほんとに痛くないですか?』ゴム製のハンマーでこつんこつん、イタ。

『もともと少しO脚で、こんなふうに膝のこの辺に、負担がかかってて、、、マラソンするならまず骨切術でバランス整えて、、、(先生、年齢が年齢ですから手術はいやですよ)
MRI画像の影の残ってるとこは、ほとんど骨折状態ですよ。回復が遅いのはウオーキングを始めたのも影響あるかも。転倒打撲するそれ以前から悪化していたんじゃないか。
ここは半月板も切れてますね。良く歩けるなぁ、という状態ですよ。あなた痛みに強いのかな。
ランニングしてこの部分がぐしゃっと行くと、手術で人工関節に置き換えなきゃいかんですよ。(先生、手術はいやですよ)痛いですよ。「手術してください。」って言いますよ。
(重しを入れたシューズでウオーキングしてますけど?)ああ、ひざより下は構いません。上はダメ、重いもの背負うとか。(げっ、このまえ5kgのウエイトベストして歩いたなぁ、、過負荷であった!)

 武田先生と同意見です。引き続き向こう1ケ月はRUN禁止、それから福大病院でMRI検査。(タケダスポーツ整形のと違うのですか?)スクーリニングには武田先生ので十分ですが、手術時にピンポイントで診るには大学ので。(手術前提なの、、、)』

 というわけで、今日は、爺さんにはランニング再開が、可不可の判定の日となりました。不可でございました。ダジャレ飛ばしてますが、内心、寂しいものです。いつかは走れなくなる日がくるとはわかっていても、まさか今日とは。

 ついに行く道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思はざりしを   伊勢物語

おっとっと、これはいけません。まだ終わりにしたくないのです。

 

夏至。 亀よ泳げ!爺さんは歩く。

2024-06-23 10:53:31 | 日記
6月23日(日曜日)です。

 先週、21日は夏至でした。人生を、青春、朱夏、白秋、玄冬と見ると、さしずめ働き盛りのまんまん中というところでしょうか。玄冬も早や終わりかな、の爺さんにとっては目もくらむような頃ですが、「熱中症に気を付けて」と声を掛けられるリアル夏でございます。暑熱順化のトレーニングなんですけど。

 膝下の骨挫傷も、まだまだ回復に時間がかかりそうで、覚悟はしていたものの2ケ月もRUN無しでは、かなり気分も沈みます。めげずに歩こう!とノルディックウオークの練習を続けております。シューズには、重量ゴムの中敷を入れて片足680g(普段履きにしてます)。

これで練習ウオークを100km到達。1回に10kmほどのマイコース、ペースが11,53/㎞から、やっと10,23/㎞へ、いろいろポールのさばきや、フォームを試行錯誤中。気休め程度のトレーニングかなぁ。

 マイコースにも夏への移ろいがあります。

紫陽花は、さかりをすぎて、アマランサス。

芭蕉カンナ

木槿も咲き始めて、

 これは、、、? ユリではないですね。


 なんと、ジャカランダが咲いておりました。橘湾岸の小浜温泉街の並木も花いっぱいでしょう。


 川には、

 サギ

 カメは、泳いでおります。


 そうだ、そうだ! 歩いてもウサギに勝てるのだ。泳げば無敵だぞ!

 ランナーズハーフマラソンランキングを検索してみました。
伊万里ハーフマラソンの2;27;39は、74歳、253位/360人。フルマラソンは、67位/421人だから、スピードは無いがカメのように頑張れ、ということでしょう。歩きます。
明日は、千早公民館ノルディックウオーク教室です。では!