「努力は、結果ではなく、過程にせよ」
2009年8月1日朝日新聞より
何時の間にか結果ばかりを重視する
社会になってしまいました。いわゆる
競争社会ですね。
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何か新しいことの成果を生むためには
時間と労力とお金をかけるような努力
が必要です。しかし、そういった努力を
おこなうとき、うまくいっていない企業は
ついつい「結果」ばかり重視し、その過程
がある意味適当で、たまたま運よくうまく
いってしまった場合にも、それを評価して
しまうのです(中略)
実際過程を重視していますと軌道修正
がしやすく、また結果がたまたま出なくて
も担当者のモチベーション(動機づけ)を
保てるのです。無理に一発ホームランを
狙わなくするため、コツコツとヒットが生まれ
業績が安定します。
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ついつい結果ばかりに目が行きがちになるが
地道な努力の積み重ねこそが大事だと思い
ます。オリンピックスポーツでもよくある筋肉
増強剤などを悪いと分かっていても金メタルを
取るためについやってしまう。しかも何度も繰り
返されるのが現状だ。
日本社会も成果主義にひた走り、JR西日本
のように安全を無視した業務になり、事故に
至る。一番大切な人の安全を忘れてしまった
ようだ。