「京大など物質発見、新薬に道」
2009、8、27 中日新聞
ーーー細胞内で脂肪がつくられる
のを抑え、肥満や脂肪肝を防ぐ効果
がある物質を京都大の上杉志成教授
らのチームがマウス実験で発見し27
日付けの米科学誌に発表した。(中略)
チームは今回、脂肪合成にかかわる
遺伝子の働きを邪魔するのを発見。
「ファトスチン」と名付けた。食欲が
衰えず常に餌を食べ続ける遺伝子
操作マウスに投与すると投与しない
場合に比べて体重が12%軽くなり
血糖値も70%改善した。高脂血症
の治療薬としては酵素に働く「スタチン」
が有名。チームによると、ファトスタチン
は働きが異なり脂肪の合成を遺伝子
レベルで抑える。---
▼薬を飲むだけでメタボを防ぐとはそ
れも遺伝子レベルで阻止できるとする
と、これは何と夢のような発見だ。飲む
だけで脂肪がつかなくなり肥満にもな
らず脂肪肝を防ぐ効果がある。これで
わざわざジムに行って脂肪を燃やさな
くてもいいのだろうか?疑問だ。