こめぞう長屋の井戸端で縁台に腰掛けながら、暫し四方山話に花を咲かせましょう!
美味しいコーヒー入りましたよ
当市博物館での公開講座に出かけて
きました。
講師 平賀大蔵氏(海の博物館学芸員)
演題 赤須賀船の話
~熊野灘沿岸の浦村と北勢地方を繋い
だ船~
赤須賀船とは、桑名の赤須賀からやっ
てくる船のことで、志摩半島から熊野
灘沿岸の浦村で呼ばれた名称です。
ナマブネとは熊野沿岸でとれた魚類を
買い集め桑名、四日市、熱田などの市
場へ運び、売りさばいていた。
コメブネは注文を受け桑名で仕入れて
熊野へ運びました。その主なものは、
雑穀、米(伊勢米、桑名米など)麦、
豆、野菜、酒、調味料、日用品、瀬戸物
重油、軽油、灯油、揮発油、マシン油
などを漁師に販売していました。
熊野からは炭、薪、鰹節、夏ミカン、
石材なども運んできた。
やがて軍の徴用が始まりさらに戦後は
紀勢線の開通や陸の便が発達して昭和
40年(1965)にはその姿を消してしまい
ました。
三番目の写真は生きたまま魚を運ぶた
めに考え出された浮きと重りです。
魚の上部に浮きをつけ下に重りをつけ
て生きたまま市場まで運んだ。
雪の降るあいにくの天気でしたが、ほ
とんど男性の受講者でした。
2010年2月3日 朝日新聞 16面より引用
家庭料理研究家、土井信子さん
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<材料>
大豆ーーーーーーー160g(1カップ)
ニンジンーーーーーーーーーー40g
ごぼうーーーーーーーーーーー30g
レンコンーーーーーーーーーー40g
コンニャクーーーーーーーー1/4丁
昆布ーーーーーーーーーー10cm角
砂糖ーーーーーーーーーーーー70g
醤油ーーーーーーーーーーー大さじ3
塩ーーーーーーーーーーーひとつまみ
<作り方>
①大豆はきれいに洗って水気を切る。
鍋に水700ccと砂糖、醤油、塩
を入れ、一晩漬ける。
②ニンジンは1㎝角に切る。ごぼうは
皮をこそげ、レンコンは皮を厚めに
むき、それぞれ1㎝に切る。
③昆布は、水でぬらして固く絞ったふ
きんで拭き、1㎝角に切る。
コンニャクは塩もみしてすりこぎで
たたき、ほかの材料と同じように1
㎝角に切る。
④一晩つけた大豆の鍋に火をかける。
煮立ったらアクをとり、切りそろえ
たほかの材料をすべて入れ、落とし
ぶたをし、さらに鍋のふたをして弱
火で1時間余り煮る。この間ときどき
ふたをとって全体を混ぜる。
⑤煮汁が1/3ぐらいになるまで煮る。
火を止め、鍋のまま1時間ほどおき、
味を含ませる。
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▼豆に具材の味がしっかりしみてとても美
味しい仕上がりになりました。↑はレンコ
ンとコンニャクは入っていませんが、それ
でもとても食べ応えがありました。家人曰
く「売ってるものと変わらない味だね。」
と褒めてもらいました。