
朝日新聞 2010年9月4日 b11面より引用
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小物の配置を工夫する
身の周りにある、お気に入りの小物
を上手に撮影できると、ブログなどで
活用でき、楽しいですよ。いい雰囲気
で表現するには、カメラの操作だけで
なく、「演出」が欠かせません。
フードスタイリストの神谷美保さんか
ら、アドバイスをいただきます。神谷
さんは、ブログ「日々を紡ぐ」
(http://esprit.petit.cc/banana/)で柔らかな感性をいかした様々な写真を
載せています。
今回の題材は、フランス製のアンチ
ークの器やトレ―、そのまま撮っても
あまり面白くありません。「イメージ
をふくらませて演出してみて」と神谷
さん。カップにカフェオレを注いでみ
ました。「まだ、ちょっとさびしいね」
少し思案し、白と茶の角砂糖を銀の小
皿に乗せて並べてみました。もう少し
凝ってみようと、ドライフラワーも置
いてみました。神谷さんは「家にある
物は、何でも小道具になりますよ。
そう考えるとアイデアが膨らみます。
テーブルの上に白い紙を敷くと、周り
がすっきりしました。どうでしょうか?
作例(ISO100、シャッター速度80分の
1、絞りはF5.6)は昼下がりのカフェ
のような雰囲気になりましたよね。小
さな工夫で主役を引き立てましょう。
(伊藤恵里奈)
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▼色々な工夫をして撮影するものです
ね。身近にある小物で演出する、一手
間かけることによって、写真がぐんと
よくなる。私など主題そのものだけを
撮ればそれで良しとか思っていました。
反省します。テーブルの上に白い紙を
置くとと画面がすっきりします。など
参考になります。ちょっとした工夫で
見違えるようになります。あれこれ考
えるのも楽しいことですね。↑神谷さ
んのブログの方も是非見てくださいね。
