医学博士・理学博士 佐藤富雄著
KKベストセラーズ ISBN4-584-18805-X P67より引用
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異性にモテる人は年をとらない
ハリウッドの名映画プロデューサー、デ
ビィット・ブラウン(1916~)の名を知る
人は多いでしょう。誰もが知っている「ジ
ョーズ」や、「コクーン」という熟年者た
ちを主人公にした幻想的で抒情的なSF映画、
また近年では、「ディープ・インパクト」
「ショコラ」など、多くのヒット作を手掛
けた人物です。(中略)「私の若いころは
「人生は四十から」(ウォルター・B・ピ
トキン)という本がベストセラーだった。
四十だって?。今日では、四十歳でやっと
思春期が始まる。人生の始まりは、あなた
次第で、六十歳、七十歳、八十歳にまで引
き伸ばすことができる。あなたがいくつで
あろうと、そこで立ち止まってはいけない。
さあ、始めよう!」(中略)
彼は「若々しくいるための十一の掟」とし
て次のようなことを揚げています。
一 汝、引退するなかれ(死ぬまで働くことが、唯一の生きる術)
二 汝、異性と戯れるべし(もしくは、それを創造するすること)
三 ただし、結婚はするべし(よりよい結婚であって、悪くなってはいけない)
四 汝、己の身体を労わるべし
五 汝、順番が来るまで死ぬなかれ
六 汝、金銭は注意をもって扱うべし
七 汝、もの忘れをするなかれ
八 汝、楽天的に考えるべし
九 汝、成功するべし(求めることをやるのではなく、やるべきことをもとめるのが成功)
十 汝、旅にでるべし
十一 汝、あれもこれも求めすぎるなかれ(厄介な人々との交流はないほうがまし)
シンプルにして内容の濃い十一か条です。
すべてを完璧にやりこなすのは難しいかも
しれません。そう意識しているだけで効果
があると思います。みなさんもぜひ試して
みてください。
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▼人生は四十ではなくて、六十、七十、八
十からなんですね。四十でやっと思春期で
そうだ。わたしなんかこれからなんだ。な
んだかわくわくしてきた。異性と戯れるべ
し。最近年賀状の枚数が増えました。身体
も労わる。これは切実です。やはり無理に
無理を重ねて悲鳴を上げています。ものを
忘れるべからず。これはちと難しいことで
す。すぐに忘れてしまいます。もの忘れの
神に取りつかれているようです。楽天的に
考えるのはできます。それにしてもまだま
だこれからですね。

こめぞう