クッキングこめぞうの井戸端日記

こめぞう長屋の井戸端で縁台に腰掛けながら、暫し四方山話に花を咲かせましょう!
美味しいコーヒー入りましたよ

「莫山詩想」 榊莫山著

2010-10-08 20:19:19 | 読書(書評)(新)読書会


莫山詩想  榊 莫山著
世界文化社 P67~69より引用
ISBN4-418-01515-9 2000円+税

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漢詩から、現代の詩へとテーマを変えた
わたしの書のイメージは、野ゆき山ゆき
しているうちに、いつとはなく「土」と

いう字にひきずりこまれてゆくではない
か。「土」という、たったの三画の文字
の中に、壮大な宇宙の神秘が宿っている

こともわかった。漢字の誕生は、殷王朝
の目もくらむほどの大きな出来ごとであ
る。殷人の想像力ときたら、われら現代

人ですら、シャッポをぬがなければなら
ん、と思う。「土」にみる二本の横棒は、
大地の表面と地中をあらわしているらし

い。そして一本のたて棒は、地中にころ
がりこんだ植物のタネが、光や雨や風の
恩恵をうけて、ゆっくりと地上に芽をだ

してくる姿なんだそうである。「土」は、
地中から地表へと芽をだす植物をイメー
ジして作られたーーなんて、もう驚いて

腰がぬけるほど、すてきな話であろう。(中略)
 いつか、展覧会の図録に「わたしの土
は、地の豊饒。五風十雨に野も山も、青

く染まれ、と祈りつつ」とかいたのを想
いだす。

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▽昨日の天声人語に榊莫山さんに関する
記事が載せられていた。エピソードとし
て次のようなことが掲載されていました。

▼書とは逆に、築300年という家での
生活はこだわりと無縁。「莫山日記」(毎日新聞)
にある。「朝起きて、食事して、

新聞読んで、昼めし食って、昼寝して…
かくこともないのである」


筆にはこだわりがあって、ある本では業
者にお金だけ持っていかれて(前金)筆
はついに手に入れることが出来なかった

(確かコリンスキーの筆であったような
気がします)ことを読んだ記憶がありま
す。実におおらかなお人柄ですね。ご冥

福をお祈り申し上げます。

    こめぞう
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白花いんげん豆

2010-10-08 20:01:55 | 料理・お菓子・食べる・飲む


白花いんげん豆の煮物です。かなり
時間がかかりました。

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<材料>
 白花いんげん豆ーーーー200g
 砂糖ーーーーーーーーー大さじ3
 しょうゆーーーーーーー大さじ2

<作り方>
 1、白花いんげん豆を水洗いして、夏期は約12時間、
   冬期は約24時間くらい水につけてください。
   (約60℃くらいの湯につけると早く戻ります)

 2、水を捨てる

 3、はじめ強火で炊き、沸騰したらさし水をして、15分
   くらい炊きつづけ一度煮汁を捨ててください。
   新しい水を入れ指先でつぶれるくらいまで炊き、
   火を切り、ふたをしたまま2時間くらい蒸らして
   下さい。

 4、むらした後にお湯を一度捨て、新しい水で炊き沸騰
   したら砂糖、しょうゆの順で味付けします。


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▼3回も水を捨てるようです。気長に炊
き続ければ美味しく出来上がります。2
時間くらい蒸らすのがポイントですね。

     こめぞう
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