
医学博士 篠原佳年著 青春出版社 P104より引用
ISBN4-413-03532-1 1300円+税
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28 話し方を変えると性格も変わる
耳の感度を上げるもっとも簡単なト
レーニング方法は、自分でいい音、い
い声を出してみることです。
つまり歌うこと。流行歌、童謡、ポ
ップス、ジャンルは問いません。とに
かく声を出して、歌ってみましょう。
音楽が好きで感度がいい人は、一度
聞いた音をすぐ再現できるし、演奏す
ることもできるでしょう。(略)
こんな実験があります。機械を使っ
て、特定のイントネーションのあるリ
ズムを流し続けると、もともとの自分
の声がどんな声であっても、体のリズ
ムがいつのまにかそのリズムに同調し
ていってしまうのです。そして最後に
は、その人の話し方まで変わっていっ
てしまうのです。(略)
たとえば、方言もその一つ。それま
で方言を一言も離せなかった人も、引
っ越しをした先で周囲の人たちが方言
を話していると、いつのまにか自分も
しゃべれるようになってしまう。
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▼よくカラオケで伴奏と歌がまるっき
り合わずに歌い終わってからしばらく
して伴奏が終わる。という人もいます
ね。全然伴奏が耳に入らなくて帰って
伴奏がない方がいいとか言って見えま
す。
昔名古屋に勤めていたときはやはり私
も名古屋弁を話すようになりました。
また話さないと仕事になりませんでし
たね。「でかす」というのがなんなの
かよく理解できずに困ったこともあり
ました。「まわし」「おそぎゃ」など
もわかりませんでした。今では三重弁
に戻っています。
