たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

肯定的ストローク

2007-03-30 19:08:16 | 交流分析
先日の勉強会で、私の養成講座の先生に、交流分析ももう少し深く知ってみたい事を話したら、「交流分析の中で、ストロークはわりと重要視されないけど、私は(先生)重要だと思うのよ」というお話しがありました。
ストロークとは「なでる、さする」という意味だそうですが、おおまかに言うと人とのかかわり方です。

良いかかわりが肯定的ストローク、あいさつや笑顔などです。
人は肯定的なストロークが得られないと、否定的なストロークでも得ようとします。
たとえば、親に無視されていると感じる子供が、わざと反抗的になり、怒られるという否定的ストロークを得ようとします。
人はストロークが不足すると耐えられないのです。

マザーテレサの言葉に、「愛」の反対は憎しみではなく「無関心」であるとあります。
まさにこのストロークの意味そのままだと思いました。

こどもにとってのストロークはもっとも重要なものだと思います。もちろん大人だって…
でも、問題なのは、ストロークを受けたいという気持ちだけが先立って、否定的ストロークをうけるような事をしたり、ストロークがない事に落ち込んだりしてしまう事です。

自分は、人に肯定的ストロークをしましょう。でも、相手が同じストロークをしてくれる事を期待しないほうがいいです。もし同じように肯定的ストロークをうけたら素直に感謝です。