たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

自分を知るところから~交流分析~

2011-07-27 11:27:05 | 交流分析
交流分析を本格的に勉強してみようと講座に通いはじめました。

本当は分析は苦手?に感じていたのですが、ある経緯があって深く考えず受けることに決めたのです。きっと何か意味があるのでしょう。

第1回目はまずは、自分を知ることからという意味もあって、エゴグラム(質問紙法による心理テスト)と、ジョハリの窓を使って、自分から見た自分、他者からみた自分を分析しました。

エゴグラムの後に、機能分析のワークをしていて面白いことがわかりました。

機能分析の5つのの機能すべてにおいて「過剰に働く特徴」を自分の言葉で書いていくというものだったのですが、自分のエゴグラムの低い部分についてはなかなか言葉がでてこない・・・受講生みなそうでした。
ちなみに私はCPとACが苦戦しました。
そして、それを一生懸命考えているうちに、エゴグラムでは低かったけれど、あれ、自分の中にもこの部分持っているかも・・・ということにも気づきました。

エゴグラムとジョハリの窓の詳しい分析結果は次回です。
これから何がでてくるかとても楽しみです。

復習がてら以下、交流分析の概要について。

交流分析は(TA(Transactional Analysis)と略することが多い)
4つの分析と3つの理論からなりたっています。

<4つの分析>
1、自我状態の分析
2、対話分析
3、ゲーム分析
4、脚本分析

<3つの理論>
1、ストローク理論
2、人生態度理論
3、時間の構造化理論

まずは「1、自我状態の分析」から。

【構造分析】心の成長の過程がどのように形成され発展したかを分析する
P・・・親の自我状態(子供の頃、親や周囲の大人から取り込まれた心の状態)
A・・・成人の自我状態
C・・・子どもの自我状態(子どもの頃の感じ方や行動)

【機能分析】「今・ここ」での心の働きが、以下のどの自我状態かを分析する
CP・・・支配的な親
NP・・・養育的な親
A・・・成人
FC・・・自由な子ども
AC・・・順応した子ども