たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

SK法(グループ・アプローチ)

2009-09-19 16:54:14 | 勉強会
めずらしく体調をくずしまして・・・

2,3ヶ月前から、玄関、キッチン、リビングと大掛かりな模様替えをしていて、最後リビングの壁面収納家具を組み立て、先週ほぼ終了となったら、今週より調子が悪くなり・・・
昨日友達がきて「これひとりで全部やったのぉ!?そりゃ具合悪くなるわよ!」と・・・そりゃそうなんです。
まあ、かたずいていくのが楽しかったんですもん。


掲題の「SK法」とは、グループアプローチのひとつです。
今月の勉強会で体験してきました。

多く知られているアプローチには、下の2つがあります。

■「グループエンカウンター」ロジャースによるもので課題等なくフリートークの中で交流を深めるというものです。
「構成的グループエンカウンター」は國分康孝先生が開発したもので、ファシリテーターが課題を与え、感じた事考えた事をシェアリングしながら心のふれあいを目指します。

SK法の具体的な方法とは。

1、目を閉じて歩く。
2、偶然のペアを作ってお互いの事を話し合う。
3、6人くらいのグループになり、ひとりの人に他の5人からそのひとりを理解するための質問をする。
4、自分の事を知ってもらうためにグループの仲間に自分の話をする。
5、お互いの印象を交換する。

日本での対面カウンセリングについて、今ひとつ難しいところを感じている中、グループアプローチは、日本人に合うかもしれないと感じています。
教育研究からSK法は生まれたので、今でも教育場面でよく使われるようですが、産業の場面でも新人研修等で有効であるようです。

人は自分の事を話したい。理解してもらいたい。という気持ちが必ずあるものです。
それを難なく出せる人にとっては、特に必要ではないかもしれませんが、奥ゆかしく(日本人の気質でしょうか)自分を出せないままにいる人にとっては、有効なアプローチであるとは思いました。

ですが・・・いつも思うのは、このようなアプローチを体験する時というのは、みんな心理学を勉強されている方ばかりだし、自己開示を積極的にしておこうとしている方ばかりしかいません。
ただ、どうでしょう、一般的な感覚として、素直な気持ちで、すんなり受け入れられるんでしょうか。違和感ってないでしょうか。
ほんとうに消極的な人にとっては、どうかな?かえって心の負担になってしまわないかなとも思いました。
でも、それを受け入れてもらえるような「ファシリテーター」にならねばいけないんですよね。

私は、どうだろう?シェアリングの時に歯の浮いたような事を言っている自分に違和感を感じてしまいました。まだまだです・・・

先日、表参道で目隠しをした人を道で誘導している姿を見かけ、あれ?あれ?と思っていると、他にも沢山そんなペアがいました。
エンカウンターの中の「トラストウォーク」というアプローチです。
大人ばかりだったので、どこかの企業で研修かなと思って、キョロキョロ見てしまいました。やはり産業の場面でも活用されているんだな~~

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (じゃあああまん)
2009-09-24 07:56:13
SK法…もう随分やっていませんね。

トランスウォーク…表参道で?単なる罰ゲームだったのかも(笑)。
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ほんと (komo)
2009-09-25 11:55:14
罰ゲームのようですよね。
一般的には、そんな風に感じてしまうかもって思いました。

でも、フロラシオンホテルの前の広場で、20組以上、もっとかな、あちこちでやっていたので、あ~ワークなんだろうと思いました。
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Unknown (じゃあああまん)
2009-09-25 12:35:01
あ、うっかりしていました。

体調…いかがでしょうか?
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