たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

言葉のやりとり~対話分析~

2011-08-03 19:42:40 | 交流分析
ブログを復習に利用してしまっています。

交流分析の中の対話分析とは、日常生活においての対話について、何かうまくいかない場合、どこがどのようにまずいのか、どう改善すればいいかを分析するものです。
とはいえ、分析の苦手な私は、最初から無理だ~とびびっていました。

誰かに話しかけると、そこには、話しかけた側(刺激)とそれに答える(反応)が起こります。
おはよう(刺激)と言うと、おはよう(反応)と返すという具合です。

刺激「S」と反応「R」を(P)(A)(C)のどこから刺激し、どこから反応していくのかを分析します。
この刺激が、親のPなのか、大人のAなのか、子どものCなのかを判断するのが難しいのですが、ある程度の分類ができます。

対話分析では3つの交流に分類します。

1、相補交流
期待通りの反応が返ってくる。

2、交差交流
期待に反して予期せぬ反応が返ってくる。

3、裏面交流
言葉の裏で別の意味のことを発信している。

怖い?のが、この裏面交流ですね。
言っている事の裏で、気持ちを察してほしいというメッセージを発信しているということです。

たとえば、
お母さんが中学生の子どもに
「明日は中間試験だよね。」の言葉の裏に(ちゃんと勉強しているんでしょうね)というメッセージが隠れているなんてことありますよね。

この裏面交流で探り合って会話するのは、きっと疲れるなと思いました。でも勉強なので、事例を考えて頑張りますが…

この裏面交流は、こちらは相補交流のつもりでも、相手が勝手に裏を読んで裏面になっていることもあると思うのです。
裏を読むというとイヤな感じですが、よく言えば相手の気持ちを察するという日本人特有の美徳でもあるのですね。
う~ん、でも難しい…深い…
でも、この講座の受講生がみんな楽しい事例を考えてくれるので笑いの中で講座は楽しく進みました。

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