鉄道模型工作記録帳

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琴電1080型を気長に作る覚悟をする2

2008-06-03 23:40:20 | 途中挫折の墓場
琴電1080型もとい、京急1080型を作成していきます。
東京で部品を購入したんで、他のキットともに塗装をしていきたいのでいくつか並行作業です。


15年ほど前に組んだときと、大きく変わっていた点があります。
屋根が掘りなおされていること。
それに伴い、屋根センターの鎮座するモニターの突起が減っている。

あと、前面がはめ込みガラス対応になって、各部寸法が少しいじられているようです。

残念なのは

側板が思い切りひん曲がって冷却されていました。

直すの大変そうです。

また、このキットのミステイクである

乗務員扉の天地不足は如何ともしがたいところです。

実物

天方向に完全に不足なんです。

屋根の取りにくいゲート跡


ノミで

無線配線を撤去します。


ノミで粗方削って仕上げました。
パンタ周りの配線モールドはかなり良くなっています。

1.2mmドリルで

モニターの穴を開けます。

以前の屋根は4個ぐらい開けた気がします。

今は二個です。

仮置き

塗装後に取り付けるつもりなので、ちょっとこのままでは浮くところがあるんで、

接着剤流しようの

大量穴あけ

このアナに

あとで接着剤を流して止めましょう

ヘッドライトの光学繊維逃げを打つのです。


ノミとリューターで

突き破らない程度にザクります。

M車にはリブ撤去作業をします。

ノミの切れ味が悪いものではやりにくいです。

こんな感じ


ここからちょっと試練が・・・。

ぶちゃけ・・・。

全くパーツ同士が合わないのです。

どういうことかというと・・・。

この車体、つくり直しかもしれません。
もっとこのキットを疑って掛るべきでした。

まぁ、私だけならすいません。

屋根の寸法がおかしいです。
屋根に合わせて接着すると、片側で0.3mm程度幅が狭まります。
しかも、屋根の接着ガイドが、全く駄目なんです。

更に

屋根短いし。

屋根Rにあわせて妻板つけようとすると

妻板が下がってしまいます。

いろいろ抵抗を試みます。

ガイド削って

側面短縮して


でも、スッキリ行きません。

妻板の天地縮めしようかしら・・・。

たぶん、屋根の新規掘り込みにより、各部パーツの合いがデタラメになってしまったんじゃないでしょうか?

この修正も良くないのは、雨樋がちょっと沈むんです。

でも、被せるとこのようになります。

このキット、かなり古い製品ですので、実は結構大きめに作られています。
それに比較して、屋根は最近の設計ですから、割と小さめに作られています。

結果合わないんです。

実は、正面側を接着しようとしたときに、正面部品にあわせて側面を仮接着すると屋根と側面の接着ラインに大きな隙間が出来ました。
屋根が狭いんです。
もともと幅が広いキットでしたから、ちじめて段差をあとで解消しようとしたんですが、ドミノ倒しで狂いが生じ、今の状態ではかっちり組上がりません。

いや・・・・まじめに困ったな。

間違っていたらごめんなさいですが、このキット、塗装済み簡単キットが出ているんですが、単にペタペタ接着していくキットではないと思いますよ。

昔、旧モールド時代は、甘い配管モールドでしたけど、基礎組みにこんな苦労しなかったと思います。
むしろ、気持ちがいいくらい屋根がスッポリ嵌ったと思います。

これはタイトル通りになりそうな予感です・・・。
もう一度接着した車体をバラバラにするかもしれません。


      ↑出来たら、私好みの某社で、この形式キットの決定版を出していただきたいのですけど。
       まぁ・・・・マイクロエースも出ているし無理かぁ・・・。