はまなすが走り去ったあとはデザートタイムです。
苫小牧区のキハ40を眺めてみようと言うことに。
徹底的に撮影したのは既に8年かそこら経過しています。
その末期1700番台改造が始まり、今は全て改造済みです。
微妙にメンバーが交換されたようですが把握しておりません。
が、
「概ね全く大きな変化無し」
苫小牧の伝統芸能か。
キハ22のときも、本当に殆ど変化がなく忘れた頃にキハ22最終配置区になっていました。(実際は後半半年あまり、函館に出向してそのまま廃車でしたが)
エンジンを見ていました。
するってーと
お!
希車。キハ40-789が居ましたよ。
何が希車って、これ、凄い昔の話ですがキハ40が急行用キハ400に改造されたとき、改造されたのは141~149でしたが、何故か150も床下装置を同じく改造したものの車体は一般仕様のままという「実質キハ400-150」と言うものを作っていたんですよね。
それがワンマン改造された今も、キハ400の動力装置そのまま、今に至る希車です。
ですから、廃車さえ実行されなければ1789という番号にならないまま終わるでしょう?(実際の走り装置は1700番台に相当しているように思うのですが・・・)
そのエンジンがこちらです。
DMF13HZ。
明らかに原型のDMF15HSAとは異なるものを吊っています。
この車、鉄道ファン誌のデータにいつも「保留車」とありますが、キハ160のときもそうですが「止まっていたことなんて無い」という動く保留車です。
現に、エンジンから音が響いており、この日のイチバン列車として北方に回送されて行きました。
こちらが1700番台
これも載せ変えエンジンですがN-DMF13HZIです。
サフィックスに「I」があるので、なんらか違うのかもしれませんが
見た限り789は吸気口が残っていたことと
サイレンサーの大きさが違う様子ですね。
(ほかの元キハ400も吸気口を殆ど埋めているのであるほうが珍しくなってくるのかな)
運転所の裏手の道からはこのように撮ることが出来ます。
ジェットストリームアタック
苫小牧区・正調キハ40の姿。
考えてみれば上回りの番号はほぼ変わらないけど8年前から比べると下回りは50%も出力アップされているんだなと。
真正面も見られます。
道が斜めに接しているので。
無線アンテナの場所確認
同じく確認。
排煙管は昔、延長されていたっけな・・・?
当時の写真っと・・・
いや、2003年頃の苫小牧区車両はやっぱり延長されていませんね。
あと、乗務員扉下に手すりが。
全部に取り付けられていました。
これ、キロ182に取り付けられたものと似ているなぁ。
このあたりは変わりないかな?
変わりはなさそう。
変化はしているんだなぁ。
昔の写真をほじくればわかるんでしょうけど、1788はKE90のジャンパ凹みがありません。
書体が国鉄書体から離れてきましたね。
これはランダムだったようです。
で、勢いはなれて
苫小牧残り少ない某廃車体も確認。
同場所にあったキハ27ともう一台のキハ22は消えています。
ここは苫小牧港南端。
なんでここに連れてこられたかと言うと
ここが苫小牧埠頭(臨海鉄道)の終点だったんですって。
振り返ると
前にお世話になった商船三井フェリーのさんふらわぁしれとこが係留されていました。
大洗港は再開いつなんだろう・・・。
その前に航行できるのかなぁ・・・・。
なんともいえない「苫東」の文字。
正直、この巨大原野に工業地帯を本格誘致するというのは
首都圏の工場全て飲み込んでも足りないくらい広大すぎる計画でしたね。
無茶だ・・・。
で。
ここに連行されてきました。
あなあああああああああんもない原野。
すぐ来た列車。
おわりwww
MKとキハ40
で、札幌に帰ったら朝の10時で、嫁が呆れていましたとさ。
↑明日からは平常運用
一度はめ込んだものの、寸法が変わってしまい失敗に終わった部分です。
左ふちに見える隣の窓組みと比較すると0.3mm程度窓の天地が大きくなっていました。
毎度毎度の作業。
これでラストかと思うと感慨深いです?
取り去りも手馴れてきました。
ざっくり
整える前にあてがいます。
ここで、左右の罫書きをしてしまいます。
写真撮り損ねましたが
その段階でぼぼ穴は仕上げきります。
更に微調整。
このように下辺と左右がしっぽりと嵌るまで整えます。
こんな感じ。
上辺はまだまだ残しています。
今回は上辺が飛び出ていなければ、良いのです。
完全ツライチになるまで表側の下辺を整えてしまいます。
この写真では左側がまだ0.1mm程度出っ張っていますから、再調整しています。
そうして完全に左右下3辺が穴として綺麗に仕上がったら
そのまま裏からカッターで罫書居て・・・
そのカッター筋に鉛筆粉を刷り込んで罫書き線を明らかにし、
0.2mm程度大きめにカットします。
そこからヤスリで慎重に整えていきます。
何度も整えると、スッとしっぽり収まるような瞬間がやってきます。
あてがっただけでも落ちず、歪まず、そっと収まる感覚です。
ヤスリの1ストロークでも変わってしまうこともあります。
まだ面出しをしていませんが収まっています。
周囲に溶剤系接着剤を流し、粘りが有る時間にクリップで押さえたり、ノミの刃で撫でて面になったかを確かめていきます。
ノミ撫では大変効果があります。
少しの段差でも解りますので。
ほぼ収まりました。
これから瞬間接着剤で固定して、傷を埋めていきます。
見えにくいですが、この3連窓は全て窓間を繋ぎ合わせています。
ですから、基本的に微細な歪みがあちこちに本来あると思うのですね。
旨く仕上がるでしょうか?
まずは窓に付いて全てはめ込みました。
3箇所はまだ傷埋めをしていませんのでその作業が残っています。
この加工方法は結構大変ですが、冶具を作ると加工が楽になりますし、
なにせこのモデルは屋根を接着するとヘッドライトが取り付けにくいどころか分解不能になります。
また、単純切り継ぎは私に歪まないでやれと言っても無理です。
車体強度は側面の周囲で残しておけば、かなり維持できます。
無理に押し込まなければ、全体の歪みも最小限のおさえられます。
但し、私も自身が無いのですが、面だしの大きなヤスリがけが出来ない(Hゴムのため)ので、全体の面だしは大変厳しいなと思っております。
(単純な窓埋めや表にディテールの無い窓枠をはめ込むにはとっても楽)
キハ182-100 のときや
キハ40-330(RMモデルス掲載記事車両)のときは結構簡単だったんですが、今回はかなり難しいですね。
↑今日、昼、全て寝ていたらいろいろ仕事の電話を取れなくて・・・やらかしたかも。
昨日の深夜。
模型仲間との会合。
友人MYの新作
「室蘭機関区3両編成 札幌室蘭普通列車」
おお。
北海道には結構ソコソコの数のキハ17が配備されていたらしく、苗穂区と室蘭区に配備されていたそうです。
で
なんだこの側灯・・・・・?
でかすぎじゃん?
実はこれでいいとのこと。
室蘭区のキハ17は漏れなく、みっともないくらい飛び出した側灯が特徴だったそうです。
キハ56などの幅広い車と連結していることに改善を施したのではないかと言うMYの予想です。
かっちょええですね。
タイフォンはトミックスの485系に入っている部品だとか。
まぁ、毎度毎度よう作りますわ。
意地の悪い角度でも破綻は見られません。
内部塗装がかっちり行われており、これ、点灯させると全く違ってとっても良い効果があるそうです。
天井に白、窓側面に白緑色、室内灯側面に白緑色、座席も塗装。。。。
悪乗りして夜の街を南下します。
MKの車で更に南へ
凄い霧の中
とまこまーい!
これwww
さぁ来た!
来た来た!
てかコンデジでは画像が苦しい。
今日はスハフ-スハフ-オハ(ドリーム)-オハ(ドリーム)-オハ(カーペット)-スハフ-オハネフ-オハネ-スハネフの9連でした。
繁忙期用のノーマルオハは残念ながら入っておらず。
スタンダードなノーマルオハはもう残り4両であり、その稼動は9連~11連のときでないと拝めない隠れキャラなのです。
504,511,531,535の4台は貴重になったノーマルオハ14です。
(あんまり乗りたくは無い装備ですけど)
ひとつ発見。
ドリームカーのオハ14-503のクーラーが、新冷媒対応に交換されていました。
今までは、長らくカーペットカーのオハ14-515と512にのみ一部装備されていたものです。
従来と比較すると、防雪カバー部分がありませんで、普通のAU13のそれに逆に良く似ているものです。
今度クーラーだけでも撮影しなくっちゃ。
ついで言うと、505もドリームカーですが、このようにドリームカーステッカーが消えています。
また2両とも客ドア手すりが別付けの変形スタイルになっていました。
おまけ。
今日のハズレ車・スハフ14-556
指定席なのにエンジン付きなおかつ簡易リクライニングの地雷車両。
3号車の指定席が告げられたときは、しんどい思いをさせられます。
本当に不気味な側面のカーペットカー
この反対側を綺麗に撮るとなると、それはもう大変です。
基本的に朝の青森駅しかだめじゃないのかな?
さて、
すぐ発車してしまいます。
その先に
電車3従士が
しかも希編成のF-5001+F1009の「分割Uシート編成」が居ました。
舐め撮り開始。
希車「クハ721-1009」
先頭車で唯一Uシートとして残った兼用予備車ですね。
しかも最後の1000番台
他全てが3000番台4000(4100・4200)番台5000(5100・5200)番台に改造された中の唯一残った1000番台符番です。
とはいっても
中間のモハは床下機器を731系準備でインバータ制御に先行改造されていますので、改番こそ無いのですが、原型ではないという希車も希車です。
結果的にこちらのクハ721-2001が最も原型に近いと言う。
(床下は防雪改造されていますから、すなわち原型ではないのですが)
721系の0番台は近年インバータへの積み替えが始まりましたが、1000番台は早々に全て何らかの改造に合い、原型車両はほぼ全滅と言うのが実態です。
車体と言うより走り装置に加工が集中しているために、地元以外ではいまいちピンと来ない部分ではあります。
F1009は上記のように1000番台のままインバータ改造されたものですが、その半固定相方はF5001.
これも1本しかない編成で、1000番台先頭車に新製中間車を挟んだ3連と言うものでは唯一のものです。
(ほかの中間差込編成は6連貫通ですから)
これが、新製最終721系となっているモハ721-5001
5000番台モハはこれ一台です。
(6連では5100番台に符番)
最終増備車の特徴として、窓割が見直され戸袋窓が省略されていたり、内装が全く異なっています。
事実上731系の床下に721系改の車体が乗せてあるものですから、なんともややこしいものです。
では1009と5001では床下が似ているのかと言うと
似ているようで違うようで、カバーだけが違うのか、中身も違うのか良く解らないのですが、明らかに見た目が違います。
良く見れば見るほど、車体も床下も全く異なります。
似ているように見えた制御機本体のカバーも長さそのものが違います。
731系の床下も比較したいところです。
モハ721-5001
モハ721-1009
こんな部分まで異なります。
モハ721-1009の屋根上
サイリスタ連続位相制御からインバータに変わったときに発電ブレーキ用抵抗器も撤去された姿が特徴です。
この編成がUシートなのに苫小牧に居るのも面白いことで、指定券無しでUシートに載れるボーナス運用ということになります。
通常は6連貫通編成で事足りる空港輸送編成に検査がきたり、ローカル運用の0番台と3000番台3連口に不足が生じたらそれぞれ全てに対応するような編成と言うことです。
機械は継子状態、編成内容もソコソコ奇異ということで、F5001+F1009の編成は721系のヨゴレを全て受け持っている感じですね。
続く
↑眠い