大きな課題を抱えておりますよね。
「クハ401-51の車体を延長すべきか」
そら見ている立場になると「やれやれ~^^」
となるんですが、凄まじくリスクが高い。
0.5mmの板を敷いてみます。
このようにすると
延長すべき差がこのように具現化できます。
さて・・・。
このためのリスクはかなりのモノです。
まず歪まないように車体内部に補強を組みまくる必要があります。
で、裁断、1mmのプラ板をハサんで再接合。
断面を完全に一致させる微調整・・・。
接合後、補強の取り去りと仮接着面の復元・・・・。
考えるだけでもぞっとします。
運転台を別のキットから持って来ると、断面調整はしなくても良くなり、普通の全断面切継ぎになるのでたいしたことありませんが、これを延長するのは至難の業です。
今のところ「省略の美学」の論が勝ってますねぇ。
とりあえず、屋根を作ります。
クハ401-101は元サハ115なので全て押し込み式ベンチレーターですのでグロベン穴は全て不要です。
グロベン穴は2.0mmだったので、2.5mmプラ棒があればやりやすかったですが、2.0しかなかったので
軽く引き伸ばして
カットして
差し入れていきます。
さらさらタイプ接着剤を少量差し入れて溶着した後、裏をカットして
軽くザクって
補強の瞬間接着を。
完全乾燥まで丸一日起きます。
テールライト挿しちゃいます。
前の記事の通り、もともとの素晴らしく精巧なプラテールライトは、吹っ飛ばしてなくしていますので在来工法のパーツ利用です。
千枚通しかポンチに挿して
入れ、その後ジャンパ栓準備へこみを埋めます。
屋根ですが素晴らしい精度ながらも加工で多少歪むこともあり、また方向幕穴あけでボスが死んでしまったのでそのままでは浮いてしまいます。
そこで一計。
2.0mm角棒を2本接着し
4.0mm×2.0mmのブロックを作成。
割って
この場所に接着。
屋根を独立させるとこの位置。
0.5mmプラ板を適当にカットし
この場所に接着。
こんな雰囲気。
屋根密着するとぴったりフィットの予定。
こうして、穴を後で開けて、ネジ止めすることにするのです。
さぁ、前面もあとはタイフォンのみ。
タイフォンは部品にするか自作するか・・・。
飛び出し寸法は、こんな感じかと。
微妙な顔つきの変化が感じられるかな?
ああ。トミックスの前面を切り接げばもっと簡単だった気もする反面、
キットの前面をきちんと活かせたということで今回はよしとします。
なんてったって、
左のクハ401-51はKATO153系前面を
右のクハ401-101は113系前面を奢ったほうが「より」スペック上で正確だったのですから。
ただ、そうするとアルファモデル処女制作の意味が半分以上削がれますので、これで良かったのでしょう。
↑ここまでくると低運転台も作りたくなりますね。