郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

京都紅葉狩り

2016年11月20日 | 日記

 朝9時過ぎに家を出て、京都に行きました。阪急・四条河原町バス停から①神楽岡/真如堂⇒②泉屋博古館⇒③鹿ケ谷/安楽寺⇒④鹿ケ谷/法然院⇒(⑤哲学の道)⇒⑥永観堂⇒⑦南禅寺⇒(平安神宮)⇒(京阪・祇園四条駅)⇒阪急・四条河原町駅 なお、⇒は迷いながらの徒歩ですからよく歩きました。が、紅葉、黄葉、に心も昂揚しました。4時半に家に戻ってきました。【写真を350枚も撮ったのでどれを選ぶか迷ってしまいました。】

①。神楽岡/真如堂
















 バスが京都大学廻りで白川通りの上から来たので家人は方向感覚が狂ったみたい。だから真如堂には裏手から入りました。正式には真正極楽寺で本堂名の真如堂と通称呼ばれ、京都でも紅葉の美しい寺として知られている。大きなお寺で私たちは本堂の周りだけを見たようです。が、充分に紅葉を楽しめました。

②。泉屋博古館(SEN-OKU HAKUKO KAN)









  住友コレクションとして主に青銅器が常時展示されています。食器、酒器に楽器などもあり、薄い板状の太鼓があるのには驚かされました。また今回、高麗王朝後期13Cの貴重な仏教絵画もまとめて見ることが出来ました。照明を極端に落とした薄暗い展示室で厳かな雰囲気です。阿弥陀三蔵像、水月観音像、阿弥陀如来像など同じパターンで少し違うものがあり、その違いと華麗な装飾を楽しむことが出来ました。 


③。鹿ケ谷/安楽寺









  「この世の中に廃〔すた〕り身と 知りつつ」も、まだ仏にすがる心境にはなれない。それだけ幸せで、そういうことを気づく為に寺を訪ね、紅葉を愛で生きる活力を得ているのかも知れません。茅葺の山門は明治25年に建立されたもので百年以上経ても廃れていない。山門も美しい四季を堪能しているからでしょうか。何年か前春にも来た記憶があり、その時も講話がされていました。


④。鹿ケ谷/法然院









  山門を入ると、両側に白い盛り砂の白砂壇〔びゃくさだん〕があり、一方にモミジ、他方にイチョウの葉の絵が描かれていた。この間を通ることで心身を清め浄域に入る。 が、まだまだその域に達していない。「往生は一定と思えば一定なり、不定と思えば不定なり」を受け容れても業(自我意識)が強く仏には成りきれない。美しき紅葉を求めることが無か、我か、分からない。多分、我の方が多いのでは…??。4枚目の写真は池の水面に映った紅葉です。

⑤。哲学の道

  南禅寺に向って歩く。道に沿って流れる疏水にオシドリが5羽いた。2組と雌だけの1羽であるが仲良く、時折頭を水に突っ込み何かを取っている仕草をしていた。桜の紅葉はほとんど落ちており、木は寒々としていたが、道を行き交う人は春ほどではないが多い。

⑥。永観堂

















  さすがに紅葉の永観堂の参道は人、人で埋まっており、境内に入山する人も列をなし待っているので外からだけにしました。それでも庭園の紅葉が部分的に見え、満足しました。少欲知足で、ほどよい喜びほど心地よいものはない。 欲張らないことは次にまた来る機会を用意してくれるでしょう。大満足は次に不安や不満をもたらすので欲よりも「願い」を求めたい。「願い」が叶う、叶わないに拘〔かかわ〕らず、出来たらいいなと「願い」をたてる方が尊いと思うからです。

⑦。南禅寺









 これから四条河原町に向って歩くために今までの足の疲れを取るために山門の石段に腰掛け、お茶を飲みました。境内の散策はしませんでしたが、ここも紅葉狩りの人が多かった。観光バスが数珠つなぎで駐車場に入れるのを待っていました。これからだと天授庵・庭園のライトアップを見るためなのでしょうか。私は昼間の自然の方がよいと思いますが…。そんなことを考えていたら遠回りしてしまいました。

 今日の夕食は、
















 ◆鮭の塩焼き ◆餃子 ◆コロッケ ◆もやしのナムル ◆素麺汁 ◆ご飯
   ~ 歩き疲れたので手の込んだものは作れませんでした。いつもそうですが、今日は特に。 ~


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