朝から曇りでした。午後から雨です。雨が降るなんて思ってもいなかったけれど家人が早く洗濯とそれが終わって直ぐに干してくれたので助かりました。雨が降り出してから洗濯物を取り込みました。ほぼ乾いていましたがそれでも念のため家の中で少し干して置きました。こうやって一雨毎に暖かくなってくれれば良いのですが、期待は裏切られます。期待は裏切られるために出てくるようなもので、どんよりとした空を眺めて早く暖かくなってくれないかと溜息をついています。雨は本降りになり雨音が聞こえて来ます。
今日は民話集取をされてきた小野和子さんの話をTVで聞きました。民話の中には生きていくための先祖の知恵というか教訓というか、そういうものが含まれている。「鬼打木」の話し(鬼と人との間に生まれた子が鬼の世界では人の子だと言われ、人の世界では鬼の子だと言われ、どちらにも仲間に入れて貰えず、途方にくれて頭を門松を支える木にぶつけて亡くなった)が私にはためになった。人は生きて行くためにいろんなものを隠して生きていくけれど、鬼と人の間に生まれた子はそれが出来なかった。人は不十分であるけれど着飾ったり、隠している。また、それを隠すのは今までの固定観念で価値を評価しているだけのことなんじゃないかと小野さんは言う。大学を出たから偉いのか、金持ちだから偉いのか、そうではないでしょう。民話はそのような権威主義の価値観を打ち破ってくれた。だから、私は何も怖くはないようになったとおっしゃっていた。
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◆鶏もも肉とキノコの粒マスタードクリーム煮 ◆新玉ねぎとサーモンのマリネ ◆ホット・サラダ ◆キャベツスープ ◆ご飯
~ クリームを残すこと無く。マリネは風味と口当たりを良くするためオリーブオイルを。サラダにはオーロラドレッシング で。スープに赤いトマトで酸っぱさを。 ~
追記: 口なし嫁
「鬼打木」の話しは元々は『口なし嫁』の話しの一部です。欲深い男が食べなくてもよい嫁を探してめとる。その嫁は本当に食事を摂らなくてもよく働くので不審に思った男が出掛けた振りをして覗くと鬼であった。嫁は身ごもっていてその子が鬼と人との間に生まれた子です。私は小野さんが当然のこととして言わなかったけれど、欲深いと罰が当たり子どもが早く亡くなったと言うことも教訓としてあります。昔話はいろいろな教訓を含んでいます。