お餅を搗〔つ〕いて草餅を作るための「よもぎ」を取りに淀川土手(堤)付近へ家人と行きました。昨年は田んぼの畦〔あぜ〕にたくさん生えていたのに今年はありません。それで土手を登るとありましたが、「よもぎ」の周りに引っ付き虫があって家人は布製の軍手をしていたので直ぐに軍手にくっついて「よもぎ」を取るより引っ付き虫を取り払うのに悪戦苦闘していました。私はビニール手袋だったので引っ付き虫は付きません。でも、「よもぎ」を取り終えて足を見るとズボンにたくさんの引っ付き虫です。振り払うと上部の痩果(〔そうか〕果皮が薄く、種皮と密着、合着している1種子の果実。要するに種部)だけ取れて下部の逆刺(〔さかとげ〕or〔かえり〕上向きにささったとげで小さな鏃〔やじり〕は刺さると抜けません)は服に付いたままになりますから丁寧に一つ一つ痩果を持って取らねばなりません。こういう根気の要ることは家人が得意ですから手伝って貰いました。家に帰ってからズボンを履き替えて家人に渡すと刺抜きで逆刺を取ってくれました。引っ付き虫を調べると『たうこぎ』の草のようでした。別の引っ付き虫も服に付いていましたがそれは『やぶはぎ』のようでした。美味しいお餅が出来れば引っ付き虫も何のその(気にしない)です。





◆鰆の柚子胡椒焼き ◆肉じゃが ◆キャベツと生姜の酢の物 ◆すまし汁 ◆ご飯
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