鈍くさい

　家人はテニスの練習の中で動作を分析していて昔々、学校で習ったサーブリッグ (Therblig：動作分析）を思い出したと言う。これは建設業のレンガ積み作業の動作研究などを通じて手作業の最小単位である基本要素として18種類の動作 (motion)に分解し、ムダな動作を省く手法です。この基本要素の動作をタイムスタディ（time study：時間研究）としてストップウオッチで測定するのです。家人はのろまで鈍くさい性質だったのでこれが嫌いだった。会社に入ってからも部品の原価算定や組立ラインの最適人員設定をするために作業時間を測定しなければならなかったので大変苦労をしたらしい。今ではビデオに撮ってスローモーションで見るのでしょうけれど…。テニスの場合、掴むでも強く握るのか、指先で軽く掴むのかが大きな差となる。運動神経の良い人は一見して取得してしまうけれど、家人には無理です。プロ野球の春季キャンプが始まっているがTVで阪神・鳥谷臨時コーチが送球指導を行っていたけれど0．1秒でも早く投げて打者や走者をアウトにするためのテクニックを教えていました。何となく見ていると分かりませんが、運動のメカニズムを適応して最適な方法があるのでしょう。やはり、細かいところは自分流に研究しなければなりませんし、その技を身に付けるのは難しいようです。そうして1流、2流、3流、等に分かれて行くのでしょうね。

　今日の夕食は、


　◆野菜の肉巻き　◆天ぷら　◆セロリーの梅肉サラダ　◆清し汁　◆ご飯　
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