郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

クチナシの花

2020年06月15日 | 日記

 クチナシの花は初めの頃は匂ってこなかったのにそこを通ると甘い匂いを漂わせ、足を止めさせ人を惑わせる。そして花に顔を寄せ、香りを強く嗅ぐように仕向ける。いつものクチナシの香りに安心し身を退ける。西洋ではクチナシは良い意味合いを持っているようですが日本では嫁入り口がないと女性のいる家は嫌われ植えないようです。私も何か引っかかって家に植えたいと思わない。この花の香りに嫉妬しているのかも知れません。


 今日の夕食は、


 ◆鮭と野菜の味噌炒め ◆スパゲティサラダ ◆赤貝のみぞれ和え ◆蕗の煮浸し ◆冷や奴 ◆ご飯
   ~  ~

  追記: 図書館からメールが入り、予約していた孫が見たいと言った数学の本が借りれると言うので私が買い物の帰りに借りてきた。予約してから2ヶ月以上経つ。貸してあげる態度は如何なものかなと思う。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手鞠あじさい

2020年06月14日 | 日記

 手鞠〔てまり〕のような あじさい である。手鞠にしては少し大きいような気がする。西条八十作詞童謡「鞠と殿さま」の”テンテンてんまり テンてまり”から幼児の遊ぶボール・テンテンてんまりを販売しているボール用品メーカーMIKASAで調べるとそのボールは円周58~60cmである。これでいけばあじさいの方が随分小さいので私の感覚が間違っていた。私のイメージでは郷土土産店等に販売されている芯に美しい糸を巻いたソフトボール(円周30.48±0.32cm)程度の大きさを考えていた。手鞠のサイズを調べてみるとソフトボールよりやや大きく、ハンドボール(円周58~60cm)よりやや小振りのものが多いと書かれていた。ハンドボールでも小学生低学年用は円周約47cmで空気なし、小学生用は円周50~52cm、中学生&女性用は円周54~56cm、男性用は円周58~60cmとサイズは異なる。この定義からすれば手鞠サイズにこの あじさい は該当する。それにしてもボールは円周で測定するらしいと初めて知った(野球ボールは直径も)。話が要らぬ無粋な方向に飛んで行ってしまった。手鞠と言えばやはりいろいろな色糸で幾何学的模様に美しく巻かれたものを想像するが、これは白一色である。自分の頭はカチカチに固いように思えてきた。童謡のような楽しい想像をするには西条八十のように老いらくの恋心が必要かも??。

 今日の夕食は、


 ◆もち米シュウマイ ◆鰺の南蛮漬け ◆花クレソンのサラダ ◆春雨スープ ◆ご飯
   ~  ~


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紫陽花の花

2020年06月13日 | 日記

 雨には紫陽花〔あじさい〕の四葩〔よひら〕がよく似合う。雨に打たれてもしっかりと花の球形を守っているけれど、だんだんと花の色を淡く紫色や薄紅色に変えられてしまうところに趣を感じる。藍色を集めた「あづさい(集真藍)」がなまった花は日本古来からの花だからであろうか。しかし、唐の詩人・白居易が別の花(ライラック?)に付けた名・紫陽花を平安時代の知識人が誤ってこの花の漢字に当て、それが広まって今にきているらしい。そして昔ならそこに蝸牛〔かたつむり〕が配置されたイメージが浮かんでくる。それにしても雨がよく降り続いている。

 今日の夕食は、


 ◆ビフカツ ◆甘エビの刺身 ◆ズッキーニと玉葱のマヨチーズ焼き ◆キャロットラペ ◆味噌汁 ◆ご飯
   ~  ~


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨、上がり

2020年06月12日 | 日記

 金曜日はテニスの日です。午前中は雨が降っていましたが昼前から止んだので家人は急いでテニスコートへ行きました。曇っていたのですが段々と晴れてきて良い天気になった。帰るときは開いていた2コートも人が来てテニスをやり始めたと言う。私は部屋干しにしていた洗濯物をベランダに移した。取り入れたときはいつも通りに乾いていた。
 家人がテニスコートの行く道に住宅地に残された田んぼがあり最近、田植えをされたように見えたと言う。梅雨時に田植えをすると田に水を張る手間が省けるからなのかと思う。それにしても田んぼがなくなり、水を上手〔かみて〕と下手〔しもて〕で取り合う必要もない状況は喜ぶべきことなのか、悲しむべきことなのか、私には分からない。田植えも機械化され、便利になった。家人が手伝っていた頃は線を張り、皆が一列に並んで稲苗を植えていくが裸足でぬかるんだ泥の中を足を運ぶと泥に足を取られてこけそうになるのを踏み留まるのに苦労したと思いだし、そんな体験も昔は嫌だったけれど、今では懐かしいと言う。

 今日の夕食は、


 ◆干しカレイ ◆鶏つくねの照り焼き ◆小松菜の白酢和え ◆冷やし茶碗蒸し ◆ご飯
   ~  ~

  追記: 19時過ぎからまた雨が激しく降ってきました。   今の子は身体を使って田植えなどしたことがないから、どんな作業にも耐えることが出来ずに面倒がるし、一粒のお米も大切に扱わない。私も家人から八十八もの作業でお米は出来るんだよとよく言われてしまう。時代が違うと言ってしまえばそれまでですが…。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨らしく

2020年06月11日 | 日記

 梅雨らしく一日雨が降っていました。今日は私がゴミを出す以外、3人とも外に出ませんでした。それぞれが自分のやるべきことを黙々としていました。最近の機器はスイッチを押すと確認のために話しかけてきます。前のガス給湯器も話しかけてきていましたが、今回の給湯器は多弁で音楽付きです。キッチンのIHも多弁でどうしたいか聞いてきます。その分、こちらの方が黙ってしまう。キッチンの他機器も話しかけられると五月蠅〔うるさ〕いのでオーブン電子レンジは多分、話しかけをオフにしたと思う。でも、私一人になったら機器との会話が楽しみの一つになるのかなと思ったりする。また、雨の音や風の音、そして風鈴も話相手になっているかも知れない。
 ムラサキツユクサの花が毎朝、元気よく2輪ほど新しく咲きますが夕方には萎〔しぼ〕んでいます。これらの花は音声を出しませんがやはり話相手です。

 今日の夕食は、


 ◆鶏もも肉のトマト煮 ◆野菜のチーズ焼き ◆アイスプラントのサラダ ◆ごぼうポタージュ ◆ご飯
   ~  ~


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする