かんりにんのひとりごと

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伊藤若冲展と同窓会

2023-10-08 | 観光・旅行・京都検定

 

昨日は、大学時代の友人と同窓会があるため、出かけていて遅くなりました。

 

友人の一人は、某有名メーカーの社長をしているのですが、時々仲間内で集まっては、麻雀をして、飲み会をすることになっています。

 

もう40年以上前のメンバーですが、まだ麻雀のルールはよく覚えているものです。

 

若い頃は、自分の手作りしか考えていなかったのですが、歳をとってからは、人の観察と自分の役作りとの両方ができるようになりました。

 

おかげで、一度も相手に振り込まずに終了しました。

 

なかなか堅実だと自分でも思います。。。

 

さて、同窓会でせっかく市内へ出かけるのですから、早めに行って、お寺回りをしようと思っていました。

 

 

昨日、寄せていただいたのは、京都五山の二番目に数えられる『相国寺』でした。

 

この相国寺は、「伊藤若冲」とゆかりのあるお寺で、若冲作の絵をたくさん所蔵されています。

 

「承天閣美術館」という美術館があって、作品をたくさん展示されています。

 

 

 

この立派な建物です。。。

 

 

ちょうど、企画展で「円山応挙」と「伊藤若冲」という二人を取り上げるということでしたので、行ってみました。

 

伊藤若冲さんは、京都の錦市場の青物問屋の息子として、産まれたらしいですが、動物や植物など、数多くの作品を残しておられます。

 

教科書などで、鶏の絵を描いてあるのを見たくらいですが、ここに展示されている絵は、色鮮やかで、細かな描写が素晴らしく、目を引くものばかりでした。

 

 

さすがに、展示室の絵は撮影出来ないのですが、ポスターにあった写真を撮影しました。

 

真ん中にいるのが、お釈迦様らしいです。

 

両脇は、文殊菩薩と、何菩薩だったかは、忘れてしまいました。

 

 

 

 

お釈迦様の絵は、大きくて立派でしたが、やはり私が気に入ったのは、鶏やクジャク、オウムなどの鳥たちや、アジサイ、南天、芙蓉、松、牡丹などの植物の絵でした。

 

一回りをして、まだ見たりなくて、またもう一周して、まだ見たりない・・・。

 

何週も回って、絵を眺めていました。

 

 

当時は、動物や植物などあらゆるものに仏が宿るとされていて、尊いものと考えられていたらしいです。

 

一つ一つの絵から、そういった考えが伝わってくるようでした。

 

良い絵を見させていただいて、ありがたい時間でした。

 

こういう時間も大切な気がします・・・。

 

後から調べてわかったのですが、伊藤若冲のこの絵は「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と呼ばれるもので、本物は皇室に寄贈されていて、複製画だそうです。

 

それでも、すごかったです。。。

 

相国寺承天閣美術館 | 臨済宗相国寺派

相国寺承天閣美術館 | 臨済宗相国寺派

相国寺承天閣美術館は、相国寺・金閣寺・銀閣寺・他塔頭寺院に伝わる美術品を受託し、保存及び展示公開、修理、研究調査、禅文化の普及を目的として建設されました。

臨済宗相国寺派

 

 

 

 

  

 

 

 

 



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