かんりにんのひとりごと

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坊っちゃんを読んだことがない…

2021-05-12 | 読み物

 

「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて・・・」

 

有名な坊っちゃんの書き出しです。

 

先日ブックオフで、買ってきて、読み始めたところです。

 

夏目漱石の小説で、広く知られた有名な小説。

 

しかし、・・・。

 

還暦を過ぎる今まで、一切読んだことがありませんでした。

 

自慢するようなことではありませんね。

    

むしろ、この歳になって、夏目漱石の小説を読んだことがないのは、恥ずかしいんではないかなと思い始めました。

  

夏目漱石の小説でいうと、高校のときに教科書に載っていた「こころ」という作品を夏休みの課題か何かで読んで、何か暗い話だなあと思った記憶があります。

  

大学時代や就職してからも、小説というものは、一切読まず、歴史や科学、専門書などばかり読んでいました。

 

それが、50歳を過ぎたころに、何かのきっかけで、小説も読んでみようかなと思うようになりました。

  

食わず嫌いだったのかもしれません。

 

それ以来、小説をよく読むようになりました。

 

毎日、職場への行きかえりの電車の中で読んでいますが、すぐについてしまうので、一日に数ページしか進みません。

 

けれども、坊っちゃんは、短い話ですし、展開もわかりやすいので、毎日ちょっとずつ読んでも苦にはなりません。

 

文章もわかりやすくて、テンポが良くて、面白いですね。

 

今まで、読んでいなかったのが、惜しまれます。



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