そういえば、何年か前に道後温泉に行きました。
坊っちゃんで有名なところだということを聞いて、ワクワクしていました。
でも、坊っちゃんがどんな話なのかは、全く知らなかったんですけどね・・・。
道後温泉も、良いところでした・・・。
お土産には、坊っちゃんの絵が描かれたお箸を買って、今も使っています。
本に書いてあることによると、夏目漱石は1867年生まれで、明治になる直前ということになります。
1904年(明治37年)、37歳の時に初めて書いたとされる作品「吾輩は猫である」を発表したということです。
1906年(明治39年)39歳の時にこの「坊っちゃん」を発表したということは、明治の後半になってからのことですね。
明治時代のことは、あまりよく知らないのですが、坊っちゃんを読んでいると、明治のことが少しはわかるような気がします。
明治の初めころは、江戸時代の名残が多かったと思いますが、後半になると少しずつ近代化が進んできたのではないでしょうか。
話の設定では、物理の学校を卒業した時に、校長が呼びに来て、四国の学校に行ってはどうだという話を持ってきたということです。
月給は四十円ということでした。
職員室での校長や同僚教師とのやり取りのかずかず・・・。
きっと、のんびりとした時代だったのでしょうね。
たしか、徳川慶喜は大正時代まで生きていたので、明治のころには、かつての将軍が現実に生きていたということですね。
そう思うと、面白い時代だったのかもしれません。
坊っちゃんを読みながら、遠い明治の時代に思いを巡らせています。
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