昨日、わが子と二人で晩ご飯を食べているとき、
「お母さん、私、給付型の奨学金通らなかったら、
就職する。
奨学金受けてまで大学に行かない」
と言い出し、びっくり仰天!!
「どうして?」
ちなみにわが子は、私立中高一貫校に進学するとき、
「借金」として、教育費を貸しています。
その金額、驚くなかれ、1000万円の大台になります。
恐らくこの1000万円と
ホームページで私立大学薬学部の学費を見たのでしょう。
「とても働いて返せる金額じゃない。
そこまで私は無謀じゃない」
と、割と冷静に話していました。
まあ、確かに学費平均1200万円は、
一般的なサラリーマンが、右から左へと返済できる金額ではありません。
高校までの学費も入れ、
授業料以外の学費も入れれば、
私の地元なら、土付き新築一軒家の価格です。
この時は何も言いませんでしたが、
実はすでにわが家は、
6年間分の学費も仕送りも用意しています。
でも、わが子が一生懸命勉強している今、
「心配しなくてもお金はあるから」
と言うのは、ちょっと違っているような気がして
言えませんでした。
今、奨学金300万円でさえ、返済できなくて困っている
社会人がかなりいます。
わが子なら2200万円以上になります。
返済もですが、まずこれだけの借金持ちと
結婚したい奇特なひとは、
まずいないでしょう。
好きな人が出来ても、諦めざるを得ない。
一生独身で、ひたすら学費の借金返済のために働く。
確かにそんな人生は、過酷としか言いようがありません。
「働くにしても、近くは顔がさすから、
ちょっと遠くに引っ越して働きたい」
と話していました。
寮のある勤め先を探すつもりなのかもしれません。
共通テストに失敗すると、
こうも余裕がなくなり、
運命が変わってしまう…
マークがうまく塗れていれば、自己最高点。
数学9割、苦手な英語でさえ7.5割、
苦手なところばかり出題された化学6割
共通テストで余裕で合格出来ていたのに…
中学から一生懸命勉強していても、
本番で取れなければ、意味がない。
わが子は、比較的明るく話していますが、
親としては、胸が痛みます。
わが子の決意は固いとまでは言いませんが、
崖っぷちです。
このまま黙っていた方がいいのか?
親として悩んでいます。
そうですね、話をしてみます。
お礼を書き漏らしていました…