稚内へ（１）

９月21日からは１泊で稚内の日本最北端「宗谷岬」を目指す旅に出ました。

旭岳に行った前日よりさらに早い朝７時に出発
だって稚内は遠いんだも～ん

まずは内陸の旭川から、日本海側の苫前に向かいます。
途中で通った江丹別峠では、それはそれは素晴らしい雲海を見下ろすことができ
早くもテンションＵＰ　大感激でした

　早起きした甲斐があったというものです。

しばらくしてようやく海側に出たら、あとはひたすら北上するのみ。
カントリーサインを撮ったり、道の駅ごとにスタンプラリーのスタンプを押したり
ご当地グルメを買い食いしたり…

実は宗谷岬は２日目のメイン。
１日目のこの日のメインは名峰利尻富士を眺めることでした
いつか、海に浮かぶ（ように見える）利尻山を見てみたかったんです。

天気にも恵まれ、車は順調に北上します。
な～～～んにも無い、サロベツ原野という、まさに『大地』を駆け抜ける爽快感といったら

　ひたすら北へと延びる道

遠くに見えていた利尻山がだんだん近づいてきます。
サロベツ原野はすごい！とにかく広くてものすごい開放感！
昼間なのに夜行性のはずのキタキツネも普通に歩いていました。
写真を撮ろうと思ったら逃げられてしまって残念…

　　

そんなこんなで、どんどん近く見えてくる利尻を横目にさらに北上。
１日目の終着点「ノシャップ岬」に到着しました。
やはり観光名所とあって人がいっぱい。

みんな順番にならんで岬から眺める利尻を写真に撮っていました。

　

ノシャップ岬では、お土産屋さんで買い物したり、ノシャップ海流水族館で
アザラシに餌をやったりして遊んだり。

そうそう、天気がよかったので、礼文島はもちろん樺太の島影も見えました。

利尻・礼文行きのフェリーの向こうに見えるのが樺太。
あれが外国だなんて…私はずいぶん北まで来たもんだ…と感無量です。



この日の宿はノシャップ岬まで徒歩１～２分の宿
近所の民家の庭先にはフツ－に鹿がいるほどの自然環境の中の宿。
早めにチェックインして少し休憩した後、最北の温泉「稚内童夢温泉」に行きました。

童夢（ドーム）温泉は利尻富士を眺めながら入れる最北の温泉
地元の人に加えて、この時期ですから観光客と思われる人も多かったかな。
ヌルッとするほどトロ～ンな濃いお湯で、入ってすぐにお肌がツルツルになりました。

宿での食事で一番おいしかったのは猿払（さるふつ）産のホタテ
でっかくて食べ応えがあって、思わず笑っちゃうくらい美味しいバター焼きでした

さ～、翌日はいよいよ宗谷岬に向かいます