投売りされていたサビ身を購入しました。
初めて出会った時、完全なサビ身状態だったものの、体配だけを見て南北朝を感じたため、若干の冒険心で購入に踏み切りました。
そして、本日研ぎあがりました!
研ぎあがって一言、「わ~お」!
ご覧いただけますでしょうか?
目が回るほどの牡丹映りと、左近将監を見るような小積んだ丁子、長船派を代表するような典型的な備前伝です。
ナカゴも典型的な古名刀のサビ色です。
定寸より若干長めですが、ウブの状態で2尺5~6寸といったところでしょうか?
刷り上げ底銘にて、何やら大銘がありますが、真贋の程はいかに・・・?
最高に贅沢な居合刀の出来上がり!って、勿体無い(笑)。