ひねくれ亭日常

散歩と徘徊が日常の独り言

このデジカメは買うな!その1

2020-11-18 11:26:59 | デジカメ

以前書いた様にデジカメの進化は止まらず価格は逆に高止まり。

手振れ補正が5段だ6段だと驚きじゃないか!

フィルムの頃なら感度を上げるには限度があった。モノクロでも1600程度までが無難で6400、12800なんて理論上は可能でも画質の劣化は甚だしい。

それがデジカメでは出来る。フィルムが無くなったお蔭だ。

簡単に説明するとフィルムカメラの場合は物理と化学の組み合わせだった。

主に物理はカメラ本体(レンズも含む)でありフィルム(乳剤)は化学の分野。

この組み合わせで写真は写ったのだがフィルムの現像処理には制約が多かった。(温度、濃度、大量の水等)

その面倒な部分が完全に無くなったのは奇跡的な進歩。

さらにデジタル技術が光学つまりレンズの様々な弱点を補正するというこれまた奇跡を導いた。

フィルムで絶対にあり得ない絵を表現してしまう。

フィルムに慣れた爺には当初違和感がある絵だった。

勿論直ぐに慣れてしまうが…

 

 

 


ボロ車の逆襲!

2020-11-17 11:13:22 | 自動車、車

昔の車はシンプルなので壊れる部分は今より少ないのではないだろうか。

特に電気系統の故障は明らかに今の車の方が多かろう。

もう30年以上前かなあ、スズキの初代エスクードに乗っている人が居てその話が凄く楽しかった。

「高速を走っていたんだよ、そうしたら”ガンッ”って音がして何かあたったのかとびっくりしたんだ」

何が起こったのか皆目分らないが急に風音が強くなった。見ると窓ガラスが無い!!

「えっ!ガラスが割れた音か??」

目に付いたPAに車を入れて確認するがガラスが割れた感じではない。これは一体どうした事か??

このままでは困るので急遽引き返してディーラーに車を持ち込むと…

「ガラスがね、落ちてたんだよドアの中に」

窓ガラスはすとんとドアの中へ落ちていたらしい。

この車、まだある。

休日、近場のドライブへと出かけた。

お気に入りのサンルーフを全開にして風を感じるのが好みである。

雲行きが怪しくなってきたのでサンルーフを閉めようとしたが…

もうお判りだろう、閉まらないのだこれが。幾らスイッチをいじっても。

そしてぽつりぽつりと雨が降り出すがサンルーフ全開のまま走るしかなかった。

当人は怒る気もしない、そうね笑うしかないわこりゃあ。


カメムシの味噌汁

2020-11-16 12:20:19 | グルメ

そろそろカメムシの季節だ。

雪国ではカメムシが寒い寒いと家の中へどんどん入って来るから厄介。

朝起きてカーテンを見ると黒い影が点々と…

雨戸の裏側には黒い塊がびっしりと…

布団の中が臭いと思ったら…

全てカメムシだ。

秋田では”あねっこ”とも呼ぶ。

ただ臭いだけならまだしも刺すんだよねえ、人の事。

いやいや、コメの汁も吸う農家の敵でもある。

昔の様な隙間だらけの家はもうカメムシの天下で本当に大変だったらしい。

夕飯を食べていると電灯の周りにぶんぶんとカメムシが飛びそのうちそれがぽたんと落ちて来る。

運が悪いと味噌汁の中へ墜落して泳ぐから悲惨だなあ。

そりゃあ東南アジアではカメムシを香り付けにする料理があるけど味噌汁はかなわんなあ。

しかし不思議なのは高気密のホテルでもいるんだよねえ、カメムシ。

僅かな隙間を見つけるのが得意らしい。

雪国の人は手製のカメムシ捕獲機を常備している。

ペットボトルを使用するんだけど一週間もするとぎっしり捕れるんだねこれが。

カメムシからコロナの特効薬が出来たらいいのに…


ボロ車の逆襲

2020-11-15 13:41:21 | 自動車、車

日本でボロ車って見なくなったなあ。

真っ黒な排気ガスでガタプス、ガタプス走る車。

車自体が壊れにくくなったせいもあろうが法律が厳しくなってボロ車が走れないのが大きいだろうねえ。

海外は違うからね、酷いボロ車が普通に走っているよ。

もうしょっちゅうエンストして立ち往生、それでも簡単な修理で乗ってまた故障。

一番驚いたのはオーストラリアの田舎町でのボロ車。

後部ドアの代わりに黒のゴミ袋が張ってあった。

アボリジニが確か5、6人乗っていたと思う。

そういう私も借りたのはクソレンタカー。

街の修理工場が片手間でやっている貸し車で超マイナーレンタカーだ。

エアコン勿論無し、真夏の40度越えには厳しい。

窓開閉勿論手動、そして左のドアミラー無し(これは最初から設定が無い、日本じゃ不可だが海外仕様は可なのだ。ちなみに車種はカローラ)

勿論マニュアル車でパワステも無い。

おまけにハンドルが少しねじれているようで徐々に左へ寄る…

10キロ四方に人家の無い所を走っていると前方に不穏な霧が。

ボンネットから立ち上がる水蒸気は勢いを増し水温系はレッドゾーンへ!!

”激突”のワンシーンかよ!!!

 

 


クラフトビールが美味しいとは限らないぞ!

2020-11-13 11:44:17 | グルメ

法律が改正されて小規模のビール醸造が認められたのは随分と前の話。

地域振興策としてあちこちに醸造所とレストランを併設した施設が乱立した。

当時この様なビールを何と呼んだか?

そう、‟地ビール”である。

勿論、地酒の地、つまりご当地のビールという意味だ。

結構飲んでみたが出来は余りよくなかった。

美味しいくないのだ。

これなら酒屋で缶ビールを買った方がマシだという代物が多かった。

一番の問題は値段が高い、この品質でこの値段とは

「責任者出て来い!!」

と言いたくもなる、そんなレベル。

何でこの山の中でバカ高い旨くもないビールと生ハム喰いながら一人5千円もするのか!

当然の如く消えたブリュワリーは多い。

これも一億円ばらまきやその他地域振興策の成れの果てだ。

大体ビールが好きでもない人が何故"よし、地ビールで町興しだ”となるのかがさっぱり解らん。

そんな情熱のかけらも無いビールが美味いはずないのであるが当人たちは気が付かないのだ。

地域振興あるあるな話だねえ。