工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

書展見て衝撃!手本無しで書いてみてわかる書道の難しさや奥の深さ!

2013年05月21日 | Weblog
書道仲間の方から、京都文化博物館で京都書家作家協会展が開催されていることを

伺い、行ってみました。

今お手本が無く、習っている先生も教えること難しいという条幅(掛け軸の大きさの書)

に悩み、試行錯誤の毎日ですので、書展に行ってそのすごさに衝撃を受けました。

この書展のすごさは、ただお手本を見て書いている状態では解らなかったと思います。

手本無しで、自分の書を書くのは、昔ならあたりまえの事でしょう!

今のように字をパソコンで書くという時代では、墨で字を書くというのは趣味の範囲に

なっています。

今、習っている書道の会から1年間優秀だった生徒にいただくギャラクシイー賞を

今月に5月に選ばれて、教えていただいている先生は、過去20年間教えている間の

生徒の中で2番目に授与されて、こんな嬉しいことはない!と喜ばれていました。

1番目に授与された方は、過去に書道をされて、6段くらいの腕前で、先生の教室に

入られたので、上手なのはあたり前でしたが、私の場合は初心者から上がり、

3年で、漢字が6段になっていて、何回も作品は水明会に写真で掲載されていました。

優秀な生徒として賞を授与されるのは、今の教室の生徒ではまれなことだそう?

でも私の気持は、まだ書道の奥深い世界の階段を一歩上がったに過ぎない!と思って

いますし、書道は未熟と感じていますので、賞をいただいたのは、

なんで私が選ばれたのか?と思っています。

賞に恥じないような本当の実力を身につかなくては! と、今、書道は週に3~4回は

自宅で練習しています。

書をするごとに書の楽しさがわかり、書を通じての友人ができたので、

書道を始めて良かった!と思いました。


ポスター


こういう書を書くという、難しさ面白さは、お手本を見て書いている時には
解らなかったでしょう! お手本無しに、自分の個性だした書を書いてみて
解るようになりました。


今回の書展は京都で有名な書の先生たちの書展がそうです。すごい作品ばかり!
、趣味で書をやっていて、書家になるという野心はないのですが、書の奥深い世界
がわかり、生涯を通じて書をやりましょう!という気になっています。