おばんです。
秋田県横手市十文字町の宅配弁当、オードブル「紅玉」の『たかはしもとい』です。
店舗は 毎週木曜・金曜 お休み。
宅配は 毎日行っております。
詳細は下の方にあるチラシをご覧下さい。
今日はお休みを頂戴し、店内では仕込みに取り組み、私と紅店長は山形まで出張して参りました。
今回出向いたのは、山形県村山市にある「株式会社鋳物屋」さま。
当店でのお食事やお弁当で大変好評を頂いているもちもちの玄米ですが、この炊飯に欠かせない玄米専用圧力鍋「ヘイワ圧力鍋」はこの会社で作られています。
最近、この鍋で白米も炊飯出来ないかとご相談させて頂きましたところ、是非本社で実際に実験したいとのお話を頂き、今回伺った次第です。
実はこの夏ほんの思いつきで白米をヘイワ圧力鍋で炊いてみたところ大変美味しく炊け、且つまた大変短時間で炊くことが出来ました。
美味しくというのも粒立ち良く、しかも噛み応えがモチモチしており、更に甘みがぐっと増したように感じました。
今まで玄米専用として使っていたこの圧力鍋を白米炊飯にも使い、新たなご飯の味わいをお客様に提供出来るのではないかと思い、鋳物屋さんにご相談したところ、是非一緒に考えてみたいとのこと。
天にも昇るような嬉しさを感じながら、先ずは手始めにご訪問させて頂き、話し合いと実験の時間を設けさせて頂いた次第です。
現在、秋田から村山まで断続的に自動車専用道路が開通しており、1時間半ほどで鋳物屋さんに到着。
▲会社の正門にて
金子社長と暫し面談をさせて頂きましたが、圧力鍋を作って60年ということで、その間の様々なエピソードには圧倒されました。
と同時に今なおより一層の技術の研鑽と商品の改善を怠らないことには、鋳物屋さんに対する信頼感が深まりました。
お話の中で、白米炊飯は玄米炊飯に比べてよりセンシティブな部分があり、なお難しい改善点があるが、会社として取り組む考えであるとの回答を頂きました。
お話の後、調理実験の前に工場見学をさせて頂きました。
▲炉で原料のアルミ地金を融解
▲型から取り外す
▲研磨する前の圧力鍋
▲研磨して美しさを磨き出す
この工場では家庭向けの圧力鍋だけでなく、様々な用途の業務用圧力鍋を作っておられました。
大変興味深い工場見学でした。
この後テストキッチンで実験をしましたが、事前に予備実験をしていたおかげもあってかなり良い結果が出ました。
この白米の炊飯技術をもとにして当店ならではのご飯を提供出来るよう、頑張っていきたいです。
なお、圧力鍋は当店の店頭やオンラインストアでも販売しております。
関心のある方は是非お声がけ下さいませ。
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