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あなたも知ろう!!ウクライナから学ぶ我が日本の外交防衛の方向性9 正しい戦略

2022-12-28 00:00:00 | 防衛
あなたも年末の多忙さも、あと一息ですよ、とお感じになられているでしょう。

筆者もあなたと同じです!!
仕事にせよ、家事や雑務にせよ、たとえアルバイト等であれ、仕事のやり方だけではなく日々の戦略等を考えながらやれば、もっと先に進めます。

個人でもそうなのですから、国家や世界レベルでは当然の事です!!
ロシアのウクライナ侵攻に日々抵抗し反撃しているウクライナなら尚更です!!


12月23日14時34分にロイターが「焦点:消耗するウクライナ防空システム、西側支援でも充足できず」の題で次のように伝えました。

『[キーウ 22日 ロイター] - コードネーム「ジュース」と名乗るウクライナ空軍戦闘機パイロット(29)は5日、旧ソ連が開発したミグ29で出撃し、飛来したロシアの巡航ミサイルのうち2発をロックオンした。しかし、大都市に近かったため撃墜できず、任務を委ねられた地上の防空部隊が見事に撃ち落とした。


12月22日、コードネーム「ジュース」と名乗るウクライナ空軍戦闘機パイロットは、旧ソ連が開発したミグ29で出撃し、飛来したロシアの巡航ミサイルのうち2発をロックオンした。写真は23日、ロシアのミサイル攻撃で破壊されたザポロジエ州の病院を捜索する救助隊員ら(2022年 ロイター)
ウクライナ軍は10月以降、地上防空部隊がロシアのミサイル数百発を撃墜、電力網の破壊を狙うロシア軍の作戦に大きな痛手を与えている。

一方、ウクライナではこうした小規模な戦闘が日常化しており、そのすう勢はウクライナ国民数百万人の生活に直結する。防衛に失敗すれば、国民は暖房も電気も水もないまま凍える冬を過ごさなければならない。

ウクライナのゼレンスキー大統領は21日に訪米し、米軍の主力地対空ミサイルシステム「パトリオット」のバッテリーなど兵器の供与を強く求めた。

エネルギー関連施設を標的とした攻撃により、ウクライナでは日常生活に支障が生じている。影響は病院や学校に及び、経済のまひがさらに進みかねない。商店や重工業は事業継続が困難になり、既に今年は経済が少なくとも3割縮小するとみられている。

ロシアは10月10日以降、9回にわたり大規模な空爆を実施。電力、水道、携帯電話の電波送信、暖房に深刻な打撃を与えた。ロシアは通常、大規模空爆の際に1回当たり70発余りのミサイルを発射する。

ウクライナのデータを基にしたロイターの計算によると、ウクライナのミサイル撃墜率は約50ー85%で、最近ではこの高い方に近い。16日に行われた最新の空爆では、飛来したミサイル76発のうち60発を撃墜したという。

それでもミサイル攻撃は深刻な被害をもたらし、ウクライナは全土で緊急停電の実施を余儀なくされ、首都キーウ地区の大部分は数日間にわたり停電と断水が続いている。


<いたちごっこ>

ウクライナの防空部隊は、イタリアの2倍の面積を持つ国土に広く薄く展開、主に都市や主要インフラ近くに配備されており、「ジュース」氏のような戦闘機パイロットはその間の広大な区域をカバーするので負担は極めて重い。「ジュース」氏が乗るミグ29は1991年に製造された老朽機で、同氏はまだ、ドローンやミサイルを1つも撃ち落としていない。

旧式レーダーでは目標の捕捉が難しい。特にイラン製ドローン「シャヘド」は飛行速度が遅く、レーダーの画面には移動中のトラックのように映り、発見が困難だ。

ウクライナ空軍のYuriy Ihnat報道官によると、ミサイルとドローンの撃墜は大部分が地上部隊によるもの。「ミサイルもドローンもレーダーから消えるように、できるだけ低空で、川の流れに沿って飛行する。十分低空で飛行できれば画面からいったん全く消えてしまい、再び現れる。いたちごっこだ」と話す。

防空部隊は1カ所にとどまっておらず、「全土をカバーすることはできない」という。

<減少するミサイル備蓄>

ウクライナ軍情報部門のトップは、ロシアが保有する高精度な兵器の備蓄は、あと数回の大規模空爆の実行に耐えられる程度だと推測している。


だが、ウクライナ政府関係者も、ロシアの侵攻から10カ月が経過し、防衛兵器の備蓄が減っていることを認めている。

Ihnat氏によると、ウクライナは西側諸国から米国の「NASAMS」やドイツの「IRIS―T」など防空システムの提供を受けているが、国内防空システムの中核を成しているのは、依然として旧ソ連時代のシステムだ。

「われわれが保有する旧ソ連の防空システムは地対空ミサイルのS―300とBUKを基盤としており、枯渇しつつある。これらのシステムは交換部品が全てロシア製であるため、いつまでも維持することはできない」という。

Ihnat氏と、ウクライナ軍の防空訓練部門の幹部Denys Smazhnyi氏によると、ウクライナに供給された西側の防空システムは順調に機能しているが、供給量は必要な水準に遠く及ばない。

Smazhnyi氏は「ロシア製の兵器は老朽化し、迎撃ミサイルも減っている。数日や数週間で使い果たすとは言わないが、ロシアの攻撃の激しさ次第だ」と話した。

米政府は21日、ウクライナに対し、広域防空用地対空ミサイルシステム「パトリオット」を含む18億5000万ドル(約2400億円)の追加軍事支援を行うと発表した。

Smazhnyi氏は、パトリオットがあれば、現在ウクライナがさらされているようなミサイル攻撃を防御できると話す。

Ihnat氏は、ドイツの「IRIS―T」の生産は最大のペースで進められており、ウクライナは米国の「NASAMS」を最大限入手するよう努めるべきだと話す。

「冬に入り1カ月たった。あと1カ月ある。そして2月は短い。われわれは生き残れるだろう。発電機よりもミサイルを供給すべきだ」と、Ihnat氏は指摘した。

流ちょうな英語を話す前出のパイロットの「ジュース」氏によると、ウクライナ空軍の同僚の多くが自由時間に英語の授業を受けている。ウクライナ軍がいつか、米軍のF16戦闘機のような西側マルチロール機の供給を受けることになると考えてのことだという。

これまでのところ、F16戦闘機の供給について合意が近づいている兆候はなく、Ihnat氏はパイロットたちは自分たちの考えで行動していると説明した。

「遅かれ早かれ、F16やその他の戦闘機に乗り換えることになると皆思っている。英語が必要になる」

(Tom Balmforth記者)』


あれだけ西側諸国から武器等の支援を受けているウクライナですらも対空ミサイル等の不足が生じているという事実から目を背けてはなりません!!

ウクライナと日本の動向について、在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏は自身のツイッターで次のように述べています。

12月月22日:
『日本政府を全面支持いたします!!素晴らしい!日本もやっと目覚めた!防衛政策もエネルギー政策もちゃんとしている!!日本在住者として感謝!

びっくり!

【速報】原発政策を正式決定 運転期間60年超に延長 新増設へ方針を大転換(テレビ朝日系(ANN))』

『防衛費増額、敵基地攻撃能力容認、原発維持+増設、岸田氏が色々な方針転換を実現させたので、私も方針転換します。

岸田政権支持を表明します。

増税を諦めたら積極的支持。

改憲まで成し遂げたら熱狂的支持(できたら部屋に岸田氏の写真飾って毎日健康を祈るわ)。

やっと日本も正常化に動いた!』

12月25日:

『外国人生活保護の件はまたバズっているので、入国管理局が提示している永住許可の条件を引用しますね。

1. 素行が善良であること
2. 独立の生計を営むに足りる資産又は技能を有すること
3. その者の永住が日本国の利益に合すると認められること

無免許運転に破産は3つ共に反しているじゃね?』

『今、日本は「米軍が守ってくれているおかげで平和である国」から「他の国並みに自分で自国民を守れる国」に変わりつつある。しかし、これはあくまでも「普通の国の在り方」です。当たり前なのです。

今はマイナスからゼロに近づいており、「普通」から「国防がちゃんとしている」までまだ道があります』

『①現在の弾薬の在庫で、米国からの補給が困難となった場合(海上封鎖等)、何週間大規模抗戦できるか

②戦闘が長期化し、自衛隊に5万人の人的損失が出た場合、現役自衛官の代わりに戦列に立てる人はどれくらいいるか。

左翼は「軍事費が既に世界トップ」云々言うけど、継戦能力に全く触れない』

正に、正に、ナザレンコ・アンドリー氏のご指摘通りなのです!!

我が国日本も、ウクライナの現状と現実からもっと教訓を得て政治や政策に反映させねばなりません!!



あなたも知ろう!!ウクライナから学ぶ我が日本の外交防衛の方向性9 正しい戦略



12月22日に米国ワシントンを訪問し連邦議会で演説した、ウクライナのゼレンスキー大統領(左壇上)を米国連邦議会の議員が全員起立して拍手した場面
出典:ナザレンコ・アンドリー氏 ツイッター

『米議会の中で支援額について厳しいことを言う人もいるが、ゼレンスキー大統領のスピーチを聞いてスタンディング•オベーションしなかった議員一人もいなかった。

日本のレイワ新選組は侵略国家を利する発言を繰り返しているだけではなく、出席すらしない議員までいた。侵略に加担する唯一の国政政党。』


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