日米両国だけではなく世界は一体、どうなってしまうのでしょうか??
筆者がはっきり申し上げたい事は、今までの防衛政策や防衛議論、政治議論では全く対応出来なくなった、という事です!!
日本では7月28日に稲田防衛大臣が安倍首相に辞表を提出して辞職、岸田外務大臣が防衛大臣を兼任することになった矢先に、北朝鮮がその日の深夜には見計らった如く発射した弾道ミサイルは明らかに大陸間弾道ミサイル、いわゆるICBMであったことが判明しました。
米国では7月28日未明にオバマケアの代替案や撤廃案も連邦議会で否決された挙げ句の果てに北朝鮮のICBM発射の報告が入り、トランプ大統領をはじめとして、米国政権に北朝鮮への強硬策がこれまで以上に高まっています。
今回の北朝鮮による弾道ミサイル発射について、7月29日朝に防衛省・自衛隊は「北朝鮮による弾道ミサイルの発射について(第2報)」の題で以下のように発表しています。
『1.北朝鮮は、7月28日23時42分頃、北朝鮮内陸部の舞坪里(ムピョン二)付近から、弾道ミサイルを北東方向に発射した模様です。
詳細については現在分析中ですが、現時点で発射が確認された弾道ミサイルは1発で、3,500kmを大きく超える高度に達し、約45分間、約1,000km飛翔し、北海道積丹半島の西約200km、同奥尻島の北西約150kmの我が国の排他的経済水域
(EEZ)内の日本海上に落下したものと推定されます。
我が国の安全保障に対する深刻な脅威であり、断じて容認できません。
2.これを受け、防衛大臣は「引き続き、情報収集・警戒監視に万全を期せ」との指示を出しました。また、防衛大臣が国家安全保障会議(四大臣会合)に出席し、情報の集約及び対応について協議したほか、防衛省内において関係幹部会議を開催するなど、対応に万全
を期しているところです。
3.防衛省・自衛隊としては、引き続き、大臣指示に基づき情報の収 集・分析及び警戒監視に全力をあげるとともに、今後追加して公表すべき情報を入手した場合には、速やかに発表することとします。』
「3,500kmを大きく超える高度に達し、約45分間、約1,000km飛翔」した弾道ミサイルとなれば、通常の射撃弾道で射程10,000kmレベルのICBMであることは明白であり、アジア全域や米国本土すら射程に収めることが出来ることになります。
今回の弾道ミサイルの発射方向から考えれば、アラスカ経由で米国西海岸方面を狙った弾道を想定したものであることも明白でしょう。
一方、同日06時56分にロイターが「北朝鮮ミサイルはICBM、米国防総省・韓国軍が分析」の題で次のように伝えました。
『[ワシントン/ソウル/東京 28日 ロイター] - 北朝鮮が発射したミサイルについて米国防総省は28日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)だったとの見方を示した。
国防総省の報道官によると、ミサイルは北朝鮮北部から発射されて約1000キロ飛行、北海道沖約167キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したという。
同報道官は今回の発射について、予想していたと指摘。北米に脅威を及ぼすものでなく、さらに分析を進めていると明かした。いかなる攻撃や挑発行為からも、自国や同盟諸国を守る用意を引き続き整えていると説明した。
今回発射されたミサイルについて、韓国軍もICBM級だったとの見方を表明。飛行距離は1000キロ(620マイル)を超え、高度は3700キロ(2300マイル)に達したとしている。
欧州連合(EU)は今回のミサイル発射について、国際的な平和と安全に対する深刻な脅威となると非難。北朝鮮に対し朝鮮半島の非核化に向けた対話に参加するよう呼びかけた。EUのモゲリーニ外交安全保障上級代表は8月6─7日にマニラで開かれる 東南アジア諸国連合(ASEN)閣僚会議でこの問題を取り上げる。
一方、ロシアのタス通信は国防省当局者の話として、ロシアが収集したデータによると今回のミサイルは中距離弾道ミサイルだったとみられると報道。外交筋によると、ロシアと中国は追加的な国連制裁措置の発動は北朝鮮が長距離ミサイルの発射、もしくは核兵器の実験を行った場合のみに限られるとの立場を示している。
北朝鮮のミサイルについて、米カリフォルニア州のミドルベリー・インスティチュート・オブ・インターナショナル・スタディーズのジェフェリー・ルイス氏は、ロサンゼルスはすでに射程圏に入っていると指摘。シカゴ、ニューヨーク、ワシントンも射程圏内に近いとしている。
この他、米国に本部を置くユニオン・オブ・コンサーンド・サイエンティスツは、シカゴとデンバーも射程圏に入っている可能性があるとの見方を示した。
*写真と内容を追加して再送します。』
首相官邸HPが29日朝に公表したところでは、安倍首相は同日朝、首相官邸での記者会見で、次のように北朝鮮を非難する発言をしました。
『「国際社会の強い抗議と警告を無視して、北朝鮮がまたも弾道ミサイルの発射を強行し、我が国のEEZ(排他的経済水域)内に着弾させました。先般のICBM級ミサイルの発射に続いて、我が国の安全に対する脅威が重大かつ現実のものとなったことを明確に示すものであります。
北朝鮮に対し厳重に抗議し、最も強い言葉で非難します。
北朝鮮がこのような挑発行動を続ける限り、米国、韓国を始め中国、ロシアなど国際社会と緊密に連携し、更に圧力を強化していくほかありません。
更なる北朝鮮による挑発行為も、十分にその可能性は考えられます。強固な日米同盟の下、高度の警戒態勢を維持し国民の安全確保に万全を期してまいります。」』
筆者より、特に日米韓の3ヶ国の「自称進歩的文化人」「韓国のTHAADミミサイル配備などの防衛強化反対勢力」「辺野古基地移設反対などの基地反対派」などの勢力に対してご忠告します。
あなた方、防衛強化反対勢力は、この厳しい国際情勢、危機的な状況を全く理解していない!!
北朝鮮が28日深夜に発射した弾道ミサイルは明らかにICBMであり、米国本土を攻撃出来る段階に達したのです!!
防衛強化反対勢力は単なる感情論で動いている人を含めて、それらの言動は全て反日売国奴であり、亡国国賊そのものなのです!!
日米両国はこの現状を決して座視はしない!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/ab/8c81a9b89c204a443f8cca7343bdcffd.jpg)
7月29日、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて首相官邸にて記者会見をする安倍首相
出典:首相官邸HP
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