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放火事件から学ぶ その一~感情コントロール方法の重要性~

2015-08-24 21:00:00 | 人間としての修業
この記事がアップされる頃には、もうネット上では話題にもなっていないかもしれませんが、夫婦喧嘩を発端に父親が自宅を放火し、子供四人の命が失われた事件は、「妻にかまって欲しかった。」と言う理由が放火のきっかけとなったようですが、非常に反面教師として学ぶべき所が多く有ると思います。

まあ、放火と言うのは噂によると殺人の次に重い罪なんだようで、多分情状酌量の余地ありとかで思ったよりも軽い罪になる可能性もあるとは思いますが、ここでは少し発展的な話に関して語りたいと思います。

まず、第三者視点から見ると本当に下らない理由からとんでもない事をしてしまった人々と言うのは多々いると思います。

ワタリも思念攻撃をされている時に攻撃する手段として取るのですが、この時に発されるエネルギーと言うのは基本攻撃エネルギーの筆頭である怒りのエネルギーです。

元々感情と言うのは操作が難しい物でして、例えて言うのならばブレーキがなく、アクセルしかない車に乗っているようなもんです。

アクセルしか無くても、アクセルを踏まなければ惰性で車のスピードは落ちて行きます。

だから、何かを発端に感情が高ぶっても、感情の高ぶりの原因となったものを解決するか遠ざかるかして、有る程度の時間がたつと感情の高ぶりと言うのは収まるのですが、リアルで車を運転した事が有る人なら解る通り、いくらアクセル踏まなければスピードが落ちると言っても、惰性でスピードを落とそうとしたら上りの坂道とかじゃない限り物凄い時間がかかりますよね?
で、ブレーキのない車を無理やり止めようとしたら、自分が危険なのを承知で何かに突っ込むしかないですよね?

ワタリ的に、精神鍛錬と言うのはこの感情と言うブレーキのない車を操作するための方法だと思っているのですが、八つ当たりと言うのは自分では操作し切れなくなったエネルギーを何かに無理やりぶつけて止まると言う事なんです。

ただ、八つ当たりするにしてもやり方と言うのが有り、この辺はリアルの運転と同じで、後々の支払いが少なくて済むから対人ではなく対物に向かうのが良し。
すなわち、どうしてもイライラしてどうしょものないのであれば枕でもサンドバック代わりにしておれ。と言う訳。

でも、現実を見据えると、大体怒りのエネルギーと言うのは対人に向かいます。

それは、感情を上下させる原因を作るのが人間だから。

そして、発生した怒りのエネルギーと言うのは大体発生させた人間の方に向けて放つ訳で、どうしても対人衝突のケースが多くなってしまうんですよね。

ワタリはそうした方が本人が理解し易い。と言う理由からあえて対人衝突をする事が有りますが、本当に下らない理由でとんでもない事を引き起こしてしまった人の場合、それこそ一気にアクセル踏み込んで、車間距離一キロとかの間に時速200キロ位出している状態で突っ込んでくるので、被害の物凄さは必然なんですよね。

もちろん、ごく一般的な人は生きていく中で怒りの操作方法を得ていますから、リアルの車と同じで一瞬で時速200キロまで到達する訳有りません。

でも、急いでいるとつい知らない間にスピード出しているのと同じで、感情のアクセルも踏み込むのはいつだって無意識なんです。

要するに、何が言いたいのか?

本当に道徳の教科書並みだなと思うんですけど、怒りと言うのはいつだって両刃の剣。

ありとあらゆる革命の原動力となる半面、精神鍛錬を日常としている人ですら取り扱いに難しい物なんですから、スピラーを名乗る以上はしっかり乗りこなせるようになりましょうね。って事。

選民意識むき出しで発言をするのならば、ごく初心者向けとは言えども、スピリチュアリズムと言う精神世界への興味関心を持った人間は、興味関心のない人と比較するとそれだけ精神鍛錬をする機会に恵まれているのですから。

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