宇宙法則とは残酷で情け容赦なく、そして常に機械的

今日はここでしか話ができない残酷な話になります。
子どもだからしょうがないだろうという人は読まない方が良いです。

なにせ、宇宙法則とは常に残虐で冷徹で、そして常に機械的であるということの実体験の説明になるのですから。

ワタリは元々霊能力者ですから、ひどいことをすれば罪１０倍の呪縛がかかっています。
こちらがひどいことをしても罪１０倍。ひどいことをされても罪１０倍。

自信に呪縛がかかっていることはすでに知っているので、できるだけ罪は犯さないでおこうと思っています。
ただ、ワタリだって人間ですから１００％罪がない生活なんてできない訳です。
この呪縛を知る前に犯していた罪がなおぬぐえず、誰も助けてもらえない中で孤軍奮闘しなければなりません。

それが猛禽類であるワタリの宿命。
見た目が強いだけなのに、誰も助けが得られないというのは本当につらいものがあります。

しかしワタリがいかに罪を犯さないようにしても、相手からひどいことはされる訳です。

ひどいことをした人間は罪が１０倍になりますから、数年後に返りが訪れます。
この返りが来た時というのはまさしくブーメラン。

見事に自分に返ってきて、どんな内容でも受け取ることしかできないのです。

今、ワタリの身近では上の子がこのブーメランを受け取っています。

内訳は、ワタリをうつ病にしたこと。
元々人生初の苦行期になっていますが、そこにブーメランが訪れてより一層苦行になっているのです。

ワタリは上の子に呪いなどかけてはいません。
ただ、彼女がやってきたことがそっくりそのまま戻って来ただけ。

いつも大げさにわあわあと泣いていますが、ワタリは「昔の自分を呪え！」としかいうことはできないのです。
だって、助けてやらないのが正しい答えなんだもの。

逆に上の子を反面教師にし、自主的に家事手伝いをやっていた下の子は返りがありません。

それは、返りが来る前にワタリを助け、１０倍返しの難を逃れることができたから。

逆を言えば下の子だって１０倍返しの返りを受けてしまうかもしれない立場なのです。

それは、常に宇宙法則というのは冷徹で残酷で、そして常に機械的だからが故。

相手が子供であろうがなんだろうが関係はありません。
罪は罪としてとらえ、相手が苦行期に入ったタイミングで思いっきりぶつけてきます。

泣こうがわめこうが、そんなの関係ありません。
ぶつけられる前に相手に善行を行い、チャラにすることができねば同じ濃度でぶつけてくるだけです。

ただ、霊能力者でない人の場合は１０倍の呪縛がないから走馬灯まで持ち越しになるんでしょう。
そしてあの世でのやり方に習い、追体験をして相手に贖罪をするのです。

こんなのごく稀です。
ごく稀ですが、霊能力者なんてどこにでもいますから、気が付かない間に１０倍の呪縛を受けているんだと思います。

だから他人は大事にしておけ。大変そうな人は助けろと言っている。

脅されていて嫌だと思いますが、ワタリは現実しか話をしたくありません。

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