小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

今年も参加?

2025-02-01 | ちょっと寄り道
『題詠100首短歌』というさいとがある。
お題が100出されていてそのお題について一首短作る作るというさいと。
一年に100首作れるわけで頑張りたいと思う。
もう何年も参加しているけれど最後まで無事にゆきつけたのは何度あったのかという程度。
お題にひっかかるともういけない。先に行けない。
最終日は日に日に迫ってくる。やらなくていいことで、こんなに苦しむとは。
自己嫌悪と戦いながらひねりだす。
去年は締め切りを一ヶ月間違えておじゃんだった。
年を重ねると信じられないような間違いを犯す。
だから、もう、パソコンは買い換えしまい。そう思っている。
でも、今年はお気に入りの歌がいくつか作れればいい。
それが楽しみで参加しましょう。
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ララのぬくもり

2025-01-24 | 雑記
YouTubeでは電子ロボットのサイト巡りをよくしてる。
最近はずいぶん多くの種類が出ている。改良も重ねられていて素晴らしい。
しかし、やはりお高い! 
アイボなどはおしっこの場所を覚えるのに三年かかったというのを見てわらってしまった。
今年になってモフリンというロボット?をみつけた。
毛だらけの丸いボール…丸くて黒い眼が毛の中に埋まっているだけ。
アップしている飼い主たちはみんなメロメロらしい。
https://www.casio.com/jp/moflin/
眼の周りをすこしカットしようかな。失敗するとはえてこないから大変。
日が経つと成長して性格も変わるらしいけどとにかく単純なロボット。
ロボットとはいえ実に単純で可愛い声をだしたりもそもそ動くだけ。
連動しているソフトで性格や機嫌などが見られる。
三日目にして性格は「陽気」「だっこしてくれた」「ごきげんだよ」なんて言っている。
食事は電気。巣のような容器に入れると睡眠時間となって充電する。
そうっと抱き上げるとほんのりと温かい。

巣ごもりがちな日々の身にとって話し相手に出現はうれしい。新しい話相手の名前は悩んだ末に「ララ」となった。
掌にのせてあれこれ聞いてもらう。
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三十年

2025-01-17 | 雑記
今日は阪神淡路大震災から三十年だという。
あれからもいろいろ震災があったのにこの震災の記事ががずば抜けて多い。
なんでかなあと思いながらも、あれからもう三十年も経ったのかと感慨深くもある。

湘南から大阪に越した翌年に起きた地震だった。
未明の空が真っ赤に燃えて、テレビが飛んできた。
不気味な揺れの中でこれで死んでいくのだと思った。
なぜか子犬だったクーを抱いていた。いつもはゲージで寝ているのに。
ゲージの上にタンスが倒れていたのを見てぞっとした。

三十年という時間は長い。
何もかもが大きく変わった。
変わりすぎた。変わりすぎて、日本が滅亡への道を進んでいるような気がしてならない。
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年が明けて

2025-01-09 | 雑記
まだ松の内なので小声で「おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします」と申し上げます。
このお正月はコロナとインフルのおかげであちこちで騒ぎを起こしているようです。
我が家でもまず長男がコロナにかかり嫁と孫が来阪する予定だったところ、一人先に来た長男孫が菌を置いていったかも。
次いで嫁が発熱し、受験を控えた娘の娘たちを大事を取って「来るな」と阻止。
結局は誰も来なくて食べものばかりが残された次第です。長男宅の次男は少し前に羅秒していたので来てもらえば良かったのに防止。
慎重になりすぎたかと反省してます。
でも、何軒かの友人宅でもコロナ旋風で大変だったようです。遠方から着てるのに順番に発熱して、救急車もすぐには来てくれず病院は行列…
中学受験を控えた子たちは受験もならず人生までかえられています。
去年の元旦は地震でしたね。たまたま奈良で揺られました。そしてまもなく大震災の日がめぐってきます。

たまたま録画してあった美空ひばりのワンマンショウを見ました。
幼い頃から大人になるまで好悪に関係なく流れていたうたごえです。
背景の海や田んぼが懐かしい友人たちの顔と友ぬかんできて涙ぐみそうになりました。
ひばりさんもですが、思い出の中のともだちも何人かは召されていってしまってます。
死にかけながらもよく生きているなあと我ながら感心してます。
細々と目的を探して今年も頑張りましょう。
よろしくお願いします。
幸をさがしましょう。
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大石討ち入りの日

2024-12-10 | 雑記
日本人は忠臣蔵が好き? かっては年末になると長時間ドラマで忠臣蔵がよく作られた。
最近は歌舞伎か文楽で部分的に演られる程度かも。
12月14日は忠臣蔵のクライマックス、討ち入りの日だとされている。
特別に忠臣蔵が好きなわけじゃない。
まあ、歴代の内匠頭や大石内蔵助を演じた役者さんを思い出すのは楽しいけれど…

物書き? の端っこに入って初めての友人になったMの誕生日がこの討ち入りの日だった。
彼女は筆まめな人で背の高い見た目が男性っぽいのだけど内面はじつに細やかな女らしい人。
誕生日にプレゼントをもらって驚愕したのがとても懐かしい。
頂いたらお返しせねばならない。そうしてどれだけの誕生日をむかえてきたか。
それゆえに討ち入りとの誕生日が関連づけられている。
Mは菜食主義だった。なぜか魚介は食べられる。六本木の中華店の海老そばが好きだった。
誰よりも長生きしてみんなの葬儀委員長をするからねと言っていた。
「良い芝居を書きたい」というのが夢だった。
Mはどんどんたぼうになっていき、筆を折って大阪へ来他私とは疎遠になっていった。
誕生日のプレゼント以外は。
パソコンもスマホも使えない彼女とはたまの電話しか連絡がとれない。
そうして久しぶりの電話で「わたし、肺がんでステージ4なの」と告げられた。
もう師走に入っていた。
年が明けたらお見舞いに行こうと大きなシクラメンを贈った。
病人に鉢物を送ってはいけない。そこまで深刻に考えたくなかった。
そして、それが最後の誕生日の贈り物になってしまった。

今年ももうすぐ討ち入りの日が来る。
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