わたしたちも老いてきた。
夫が急性硬膜下血腫で入院手術してから帰宅して
「そろそろ老人ホームのこと考えとかなあ」と宣うた。
さすがに気弱になったか…
しかし、「先生がいいと言った」と酒も煙草も従来通り。
翌週にはゴルフのコースも回ったから元気なの?
でもまあ、足腰の衰えを自覚し始めているから週末の過ごし方を考えはじめたのだろう。
そして、ゴルフが出来なくなる迄時間をくれと宣う。
老人ホームにもいろいろな種類がある。
人生の大半を富士山の見えるところで過ごしてきた。
そのせいか終末期は富士山の見えるところで過ごしたいと思っている。
申し込んだらすぐにパンプレットが送られてきた。
今、有料老人ホームはあまっているのだろうか。
老人ホームの種軽度(自立・軽度介護向け)
● 有料老人ホーム
● サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
● グループホーム
● ケアハウス
まだ今は自立しているけれど、いずれできなくなるだろう。
マンションの一室で普通に暮らせて食事の提供や必要に応じての介護も頼めるサ高住がいいのではないか。
しかし! 間取り図を見てぞっとした。
二人で24時間遺一緒にいることの息苦しさが迫ってくる。
何も顔命令形で時間が過ぎていくのだろう…
おまけに入ってもいいと思えるあたりは入居金も月々の費用もかなりお高い。
月に一人20万くらいで当然年金だけでは追いつかない。
つまりは小さなマンションに移るだけである。
なら、引越するのだから、富士山の見える街のマンションに越せばいい。
引越の手間は同じである。
この線がいい。これでいこう。戦う!
神奈川県の公団(UR)神奈川県住宅供給公社にはかなりの空室がある。
販売されている物件も少なくない。
我が家も公団の分譲住宅を売却した経験がある。
温かくなったら空家探訪を始める予定だった。
障害は夫の強固な反対意見。
もう一つ、私の急激な体力の低下。
原因の第一位は加齢。次いで肺気腫と股関節の置換手術だろう。
無数の引越をしてきた人生ではあるけれど、なんかもう疲れている。
気がついた。
引越がどんなにしんどいか。(今更ばかみたい)
引越がどんなにお金を使うか(ばかばか)
富士山ではなくてビルしか見えないけれど
生活する上で誠に便利な暮らしが出来ている。
地下鉄の駅に近く病院もスーパーもコンビニもいっぱいある。
生ゴミだっていつでも捨てられる環境。
葛藤
そして最後の引越は無理だという結論を出した。
いや、最後は、いえいえ、やはり最後までここにいましょう…。
それまで、旅行三昧のみちを行く。富士山の見えるところへ。
それはそれで呆け防止になるかも。
そういう結論までのプロセスを夫は知らないだろう。
なぜか、なにごとも意見が合わなくなってきている。
争いは好まないから黙るけれど胸の中に何かがたまっていく。
どうもサ高住に入るつもりになっているようだ。
「お金かかるし、自由はないし評判悪いみたい」
調べたことを言うと反対だから良くないことばかり言うと相手にされない。
そんなこんなであと何年か分からないけど
動けなくなるまでここに介護保険などを使いながら居座ろうと決心した。
目下、大規模修理とやらでマンション全体に足場が組まれネットで包まれている。
阪神淡路大震災の年に建ったマンションだからかなり草臥れているのだろうけれどこの大修理で安心だ。
今更だけど和歌山から大阪に戻る時、大阪ではなく湘南に越すべきだった。
(しかし、物心ついた時は大阪にいたのだから、強いて言えば大阪はふるさとなのだと言い聞かせている。)
そして、大阪に戻る時、断捨離を行った。たくさんたくさん捨ててきた。
そんなわけで、引越費用を旅費にあててこれからは旅三昧で生きていければいいな。歩ける内は。
夫が急性硬膜下血腫で入院手術してから帰宅して
「そろそろ老人ホームのこと考えとかなあ」と宣うた。
さすがに気弱になったか…
しかし、「先生がいいと言った」と酒も煙草も従来通り。
翌週にはゴルフのコースも回ったから元気なの?
でもまあ、足腰の衰えを自覚し始めているから週末の過ごし方を考えはじめたのだろう。
そして、ゴルフが出来なくなる迄時間をくれと宣う。
老人ホームにもいろいろな種類がある。
人生の大半を富士山の見えるところで過ごしてきた。
そのせいか終末期は富士山の見えるところで過ごしたいと思っている。
申し込んだらすぐにパンプレットが送られてきた。
今、有料老人ホームはあまっているのだろうか。
老人ホームの種軽度(自立・軽度介護向け)
● 有料老人ホーム
● サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
● グループホーム
● ケアハウス
まだ今は自立しているけれど、いずれできなくなるだろう。
マンションの一室で普通に暮らせて食事の提供や必要に応じての介護も頼めるサ高住がいいのではないか。
しかし! 間取り図を見てぞっとした。
二人で24時間遺一緒にいることの息苦しさが迫ってくる。
何も顔命令形で時間が過ぎていくのだろう…
おまけに入ってもいいと思えるあたりは入居金も月々の費用もかなりお高い。
月に一人20万くらいで当然年金だけでは追いつかない。
つまりは小さなマンションに移るだけである。
なら、引越するのだから、富士山の見える街のマンションに越せばいい。
引越の手間は同じである。
この線がいい。これでいこう。戦う!
神奈川県の公団(UR)神奈川県住宅供給公社にはかなりの空室がある。
販売されている物件も少なくない。
我が家も公団の分譲住宅を売却した経験がある。
温かくなったら空家探訪を始める予定だった。
障害は夫の強固な反対意見。
もう一つ、私の急激な体力の低下。
原因の第一位は加齢。次いで肺気腫と股関節の置換手術だろう。
無数の引越をしてきた人生ではあるけれど、なんかもう疲れている。
気がついた。
引越がどんなにしんどいか。(今更ばかみたい)
引越がどんなにお金を使うか(ばかばか)
富士山ではなくてビルしか見えないけれど
生活する上で誠に便利な暮らしが出来ている。
地下鉄の駅に近く病院もスーパーもコンビニもいっぱいある。
生ゴミだっていつでも捨てられる環境。
葛藤
そして最後の引越は無理だという結論を出した。
いや、最後は、いえいえ、やはり最後までここにいましょう…。
それまで、旅行三昧のみちを行く。富士山の見えるところへ。
それはそれで呆け防止になるかも。
そういう結論までのプロセスを夫は知らないだろう。
なぜか、なにごとも意見が合わなくなってきている。
争いは好まないから黙るけれど胸の中に何かがたまっていく。
どうもサ高住に入るつもりになっているようだ。
「お金かかるし、自由はないし評判悪いみたい」
調べたことを言うと反対だから良くないことばかり言うと相手にされない。
そんなこんなであと何年か分からないけど
動けなくなるまでここに介護保険などを使いながら居座ろうと決心した。
目下、大規模修理とやらでマンション全体に足場が組まれネットで包まれている。
阪神淡路大震災の年に建ったマンションだからかなり草臥れているのだろうけれどこの大修理で安心だ。
今更だけど和歌山から大阪に戻る時、大阪ではなく湘南に越すべきだった。
(しかし、物心ついた時は大阪にいたのだから、強いて言えば大阪はふるさとなのだと言い聞かせている。)
そして、大阪に戻る時、断捨離を行った。たくさんたくさん捨ててきた。
そんなわけで、引越費用を旅費にあててこれからは旅三昧で生きていければいいな。歩ける内は。